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運営者情報

はじめまして。当サイトの管理をしています、安藤さきこと申します。

このサイトでは、幼少期からの英語教育の大切さをお伝えするとともに、どのようにしたら「いかに安く」「いかに効率よく」子どもに英語を身につけさせられるか…ということをみなさんと一緒に考えていきたいと思い立ち上げました。

また、わたしの知りうる情報をシェアさせていただき、少しでもお子さんの英語力をつけるお手伝いができればと思っています。

我が家は4人の子どもがいるので、それぞれの成長や年齢にあった英語教育を模索し、まとめてあります。また我が家の体験談もお伝えしています。

私自身、小学生のころに手にした英語教材のカセットテープから、海外のいろいろな国に住む人々や国に興味を持つところから、「英語」にはまってきました。正直なところ、わたしは「英語が好きで好きでたまらない!」というわけではありませんが、だからこそ子どもを持った今、英語習得について客観的な考え方ができ適切な物を適切な時期に子どもに与えることができているのだと思います。

なによりも、幼少期にしっかりと手間をかけて、親子で楽しくしかもお金をかけなくてもいい「英語子育て」を目指しています。

しかし、日本には幼少期から英語に触れられる環境が整っていません。私自身がいろいろな体験をし、調べたり探っていく中で見つけたことは、子どもに英語を話させるには、やはり親の協力が必要不可欠です。いかに、幼少期の子どもの英語環境を整えて、自然な英語を自然な形で身につけられるかということが大切になってきます。

将来、英語力をしっかり身につけさせるためには、幼少期の英語教育が最大のカギです。

いま、しっかりと手間をかけて、親も一緒に楽しみながら子どもの将来の可能性を広げてあげましょう!

管理人の略歴

小学生のころ:いとこからもらった数本の英語教材カセットテープを聞き、英語に興味を持つ

中学生のころ:海外に行きたいという意思が芽生える

高校生のころ:17歳で初めてアメリカへ約1ヵ月の短期留学へ行く

英語のみで勉強する英語塾に入塾

大学生のころ:海外で長期間生活を夢見ながらも、どのような形で海外生活をしたいのか発見        できず、アメリカno国立公園を世界から集まる10人ほどの仲間と3週間で回        るツアーに参加したり、英語圏だけでなくアジア圏やヨーロッパ圏の国々          を旅行して回る

高校のころに英語塾に入っていたものの自分の英語力のなさを痛感する

大学卒業と同時に「小学校教諭」「中学校社会科教諭」「特別支援学校教諭」の免許を取得

社会人のころ:学校で教職に就くも、「日本語教師アシスタント」というボランティア(ボランティアといえども高額の参加費用を払った)に魅力を感じ、退職し、1年間のボランティアプログラムに参加する

カナダで「児童英語教師」「大人向け英語教師」「翻訳・通訳」の任意資格を取る

帰国後:一般企業の海外事業部に応募するも、面接のときに「自分には教職が向いている」と自覚、失礼ながらも辞退する

その後、公立小学校に赴任

現在:出産を機に退職し、現在こども向け英語教室運営、そんな中子どもをつれて海外移住を計画中

運営者の想い

わたしはカナダの公立小学校で1年間ボランティア生活をしてきましたが、同時に現地で生活をするからこそ見えてくる日本人の留学・海外滞在事情をいろいろ感じたり知ったりすることが出来ました。

日本でも世間では「英語は早期教育が大切だ」という意見を多く耳にします。

わたしもカナダ生活を機に、「なぜ、早期教育が大切なのか?」とか「どのようにしたら日本でも早期教育が可能なのか?」ということをたくさん考えるようになりました。というよりも、そこに視点を置くようになりました。

何よりも、カナダで幼少期からの英語教育の大切さ痛感したことが理由でした。

そこで、いつしか未来に母親になったときに、自分の子どもにどのような「英語環境」を整えてあげたらいいのだろうか?ということを考えるようになりました。

カナダに行く前、学校の教員として小中高生に接する機会がありましたが、帰国後のことは教職に戻るかどうかの計画はしていませんでした。しかし、何らかの形で英語教育活動をしたいと思っていたため、日本の子どもたちのためと、未来に出会うであろう我が子のための教材も同時にたくさん購入していました。

現地で調達した英語教材は、現地の小学校の先生からいただいた「手作りアルファベットカード」「オックスフォード英語絵辞典」「スクラップブック(子どもの成長を記すもの)」「アジェンダ(現地の小中生全員が学校で使う大き目の手帳)」「ファンブック(日本では数百円かかる、ぬりえやクロスワードパズルのワークブックがカナダでは100均でも手に入れられます)」などなどです。

今では、子ども英語教室でこういった教材を活用したり、自分の子どもに与えたりしたりしています。子どもたちは、物珍しそうに教材を楽しんで、異文化を体験しています。

話しはずれてしまいましたが、わたしがカナダで「なぜ、英語の早期教育が大切と痛感」したかというと、カナダの公立小学校で、日本やスロバキア、ホンジュラスといった国から移民してきた子どもの年齢が低ければ低いほど、自然に早く英語を習得していた姿を見たからでした。

例えば、カナダで生まれ育った中国人の男の子は、両親が中国人なので、家では中国語を話し、学校では英語を使うというバイリンガルに自然と育っていました。

しかし、小学校3年生で移民してきたスロバキアの男の子や、小学校4年生で移民してきた日本の男の子は、自分のクラスで受ける授業のほかに、ESL(English as a second language:英語を母国語としない人のためのクラス)という移民の子どもむけの英語クラスを受ける必要がありました。もちろん、結果としては私たち大人が習得する何倍もの速さで、英語を習得していくのですが、年齢が上がれば上がった状態で移民してくる子ほど、苦労している姿が見られました。

わたしはそんなカナダでの経験を経て、日本に帰ってきてまずは教職に戻ることにしました。その合間に、近所の子を集めて、当時日本ではまた浸透していなかった「ハロウィン」で仮装パーティーをしたり、学校で担任をしていたクラスの子に私の体験談を聞かせたりしました。

子どもたちは、新鮮な体験や情報にキラキラした目で聞いてくれていたのが印象的でした。

ハロウィンを体験した近所の子は今や20歳を超えましたが、「楽しかったハロウィンパーティーは、今でも心に残っています。」と話してくれました。

出産後は自分の子どもたちに英語のCD・DVD、絵本や英語絵辞典、音声タッチペンなどで英語の体験を楽しんでもらうようにしています。

とはいえやはり、私たちの母国語は日本語で、日本語の環境にどっぷりつかっています。そんな中、無理強いをすると、英語に対して嫌悪感を持つ子どもも出てくると思います。実際に、長女が誕生すると、「子どもに早期英語教育を!」とはりきり、彼女が嫌がるのにCDやDVDを見せたり英語で話しかけ続けたりしていました。

そして、しばらくすると「聞きたくない!英語嫌い!」といったのです。そこで、ハッとしたわたしは「わたしも子どもも日本人。ここは日本。子どもにとって異色のものを無理強いをすると英語に興味をもつどころか、嫌いになって逆効果だ。」と長女から気づかされ、英語を学ぶときは「いかに楽しく英語に触れさせ、それを継続させられるか」ということが大切だと学びました。

そこから、「自然で楽しい英語環境」を整えることの重要性に気が付き、少しずつ英語環境を整えてきました。

つまり、子どもが感じる「五感」である、「聞く」「見る・読む」「話す」「触る」「食べる」といった英語のものや外国のものを、増やし子どもたちの手の届くところに置いたり、飾ったりしました。

子どもがおもちゃで遊んでいるときに「ナーサリーライム」といってネイティブが幼少期から自然と学ぶ言葉遊びのCDを流しっぱなしにしてみたり、英語の絵本の読み聞かせをしてみたり、英語で話しかけてみたり、アルファベットカードを手に取れるところに置いてみたり、音声タッチペンで英語の絵本を自分で読んだり…

子どもたちが自ら選択して、英語の世界に触れられるような工夫をしています。

今では無理強いをしていないので、「ママ、〇〇って英語で何というの?」とか「この英語の絵本読んで」とか、少しずつ浸透しています。

そのうち時がこれば、小学生のうちに、今後も重要視されてくるであろう「英検」などにもチャレンジさせてみたいと思います。(これも無理強いはしませんが…。)

わたし自身は、「英語」はコミュニケーションの「ツール」、つまりただの「道具」だと思っています。子どもたちにはこの道具を使って、世界のいろいろな人々と交流し、分かち合い、会話することを楽しんでほしいと思っています。またそういった経験から、世界の人々や文化を受け入れられる、広い心を持った人になってほしいと思っています。

インターネットで便利になったこの時代、頭の中で理解したり。完結したりすることが多くあります。

しかし、実際に体験しないと「ホントの意味での理解」ではないとわたしは思っています。また人は様々なことを体験することで、人生を心豊かに送れるとわたしは信じています。

そんな人生を豊かに謳歌するため、その手段の一つに「英語」はあるのだと思います。

一緒に、英語子育てを楽しみませんか?

子ども向けオンライン英会話の「教材」ってどんなものを使うの?

皆さんは通学型の英会話教室で、一体どれくらいの教材費やその他の諸費用を払っているか知っていますか?

某大手の子ども向け英会話教室では入学費、教材費、諸費用を合わせると、レッスン代以外にかかる費用をレッスン費用に加算すると…1万円を優に超えてしまいます。これが兄弟だと毎月30,000円近く英語教室にお金をつぎ込むことになるのです。しかも、大量に買った教材は使わないものもあるのではないでしょうか?

今回は子ども向けオンライン英会話の教材に着目して、どのようなテキストを使っているのか、とか、オンライン英会話を受けるとどのくらいの費用が必要なのか、といったことを探っていきたいと思います。

「DMM」オンライン英会話の教材

・「Let’s Go! 」というオックスフォード出版の、世界各国でロングセラーとなっているテキストを使用する。しかも、レッスンを予約すれば、その項目のテキストはナント無料で使えるので、あらかじめ買っておく必要はない。「Let’s Go! 」シリーズは全部で7つある。

・そのほか、DMM「オリジナル教材」があり、全47レッスンある。教材の例は、Lesson1では「アルファベット」、Lesson10では「こんちゅう」、Lesson30では「学校」、Lesson47では「くにとこくせき」という項目になっている。

教材は、日本語説明をつけるバージョンと付けないバージョンに、簡単に切り替えられるのが便利。

「リップルキッズパーク」の教材

・メインテキストはDMMと同じく「Let’s Go!」を使用している。

・オリジナルテキストは、「絵・写真」についての質問に返答していく、「文章」でリーディングとアウトプットの訓練をしていく、「トピック」で自分の意見を述べたり賛成・反論などをしたりしてアウトプットの訓練をしてく、「実際に発生しうる状況」を題材に先生とロールプレイをして英語力を伸ばしていくという4種類のものがある。

これらは、「LETS GO」で学んだことを生かして、考えたりアウトプットの練習をしたりするのに有効な教材である。

「レアジョブ」の教材

・レアジョブには特に子ども向けオリジナルの教材はないが、「kindersay」や「FisherPrice」という海外のサイトから使いやすくて見やすい教材を選び、レッスン教材として使用している。例としては「アルファベット」「数字」「色と形」「体の動き」「様々なモノの名前」「体の名前」「食べ物の名前」「乗り物の名前」「どうぶつの名前」がある。

・ステップアップとして、アルファベットなどを習得した子どもは、子ども用教材ではないがではないが、大人向け初級者用のオリジナル教材(「英会話入門初級」「文法初級」など)を使用でき、チャレンジ精神があればどんどんレベルアップできる。

 

 このようにして子ども向けオンライン英会話では、それぞれオリジナル教材があったり、またそのオンライン英会話の特質にあったりした教材を採用しているということがわかりました。

まずは無料レッスンを受け、「どの先生があっているか」という視点も比較できるのですが、「どの教材が合っていて、楽しくレッスンを受けられるのだろう…。」教材の観点からもオンライン英会話を選ぶことができます。

子ども向けオンライン英会話の講師ってどんな人?

オンライン英会話の講師について、いろいろな疑問や質問を持った方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?というか、謎な部分が多くあります。オンライン英会話の講師は、多くの場合海外にいて、海外から授業を行います。

まず初めに、通学型の講師の採用についてお話ししたいと思います。通学型の講師の採用は多くの場合、ヒヤリングから始まり、書類審査、試験・面接といった流れで採用され、研修をうけて講師としてデビューするのが多いです。

しかし一方オンライン英会話の講師は、世界各国にいろいろな人種の人がいます。講師の人たちはどのようにして、採用され、子ども向けオンライン英会話の講師として、日本の子どもたちがいる現場(オンライン)に立つのでしょうか?

また、オンライン英会話の講師には、フィリピン人の講師がたくさん採用されていますが、正直どうなのでしょうか?

そして、子ども向けオンライン英会話にはどのような講師がいるのかなど、各子ども向けオンライン英会話の「講師」比較をして選び方についてもお話ししてみたいと思います。

通学型VSオンライン「英会話講師」採用の流れ

まず、子ども向けオンライン英会話の講師が採用を見る前に、通学型英会話教室の採用についてみていきたいと思います。

通学型の場合の採用基準は、母国語並みの英語力、大学卒業者などとなっており、英語を教える資格保持者や経験者が優遇されています。

採用されてからは、各英会話教室によって違いがあると思いますが、わたしの子どもが通っていた小規模の英語教室は、講師に対する研修のようなものはありませんでした。そのため、子どもに対する指導力や、子どもと楽しんで英語レッスンをしているかなど、講師に差があり、当たり外れがありました。

通学型で講師を変えようとすると、通学する曜日も変更しなければならないということになります。

私の友人のイギリス人は自分で教室を開いているため、レッスンの質や内容を評価する人はいません。

一方、オンラインの子ども英会話の講師は、まず、必ず研修があります。しかも、どのオンライン英会話をみても、厳しい審査と研修があり、中には、講師になるのを途中であきらめてしまう人います。

また、オンライン英会話講師は、評価もされます。受講者によるフィードバックを受けて授業の内容をよりよくするため、改善を常に図っています。

子ども向けオンライン英会話の講師は、厳しい審査のもと採用され、さらに研修が続き、またフィードバックがありと、常に向上する環境にいるようです。

英会話レッスンを受ける側とすれば、これは性格や相性などがあるため仕方がないことですが、もし、子どもと合わない場合、曜日や時間を変えることなく、講師をじっくり選んだり、簡単に変えることができます。

子ども向けオンライン英会話のフィリピン人講師ってどうなの?

どの子ども向けオンライン英会話でも、フィリピン人の採用が圧倒的に多いです。わたしたち日本人にとってフィリピンって、知っているようで知らないことがあると思います。実際にフィリピン人の人柄や、フィリピン人講師ってどうなんでしょうか?

私の実体験を交えながら、子ども向け英会話のフィリピン人講師について見ていきたいと思います。

わたしは以前にカナダに住んでいました。カナダに住みはじめのころはホームステイをしていたのですが、家賃が食料込みで700ドル(当時1カナダドル85円)だったので、日本円にすると約60,000円かかりました。700ドルは貴重でしたので、もっと安いところをさがしたら、食料別で300ドルの貸し部屋を見つけました。

その家が、たまたまフィリピン系カナダ人、つまり、フィリピンから移住してきた人の家でした。

当時は、どこか容姿が近いアジア人にとても親近感を持ちました。そして、結局帰国までずっとその家の一部屋を間借りしました。

そこのホストファミリーであるフィリピン人とじっくり話をしたのは初めてだったのですが、思ったことは、フィリピン人はみんな明るく穏やかで、親切というイメージでした。カナダの名所に連れて行ってくれたり、帰国の準備を手伝ってくれたり、帰国の際には空港まで送ってくれたり、ガソリン代だけで、アメリカのシアトルまで運転してくれ、案内もしれくれたりと、日本人並みに親切でした。

余談はさておき、フィリピン人講師のどのようなところが魅力なのでしょうか?以下にまとめたいと思います。

フィリピン人講師のどんなところが魅力的?

フィリピン人の性格が穏やかで優しい

クリスチャンが多くまじめな人が多い

親日的で、日本の文化に興味がある人が多いため、話題性に富んでいる

人件費が安いから授業料が安い

アジア人なので日本人にとってなじみやすい

発音は、若者に関しては問題ない

どんなところが心配?

年配者の発音は聞き取りにくい場合もある(スペイン語の影響を受けてできたタガログ語のアクセントが強いため、英語の発音もスペイン語っぽい発音となる)

フィリピン人講師は、やさしくて、人懐っこいし、親日的!そして、人件費も安いため、オンライン英会話もお値打ちに受けられます。これまであまり知られていませんでしたが、フィリピン人講師は、子ども向けオンライン英会話にはピッタリなのです。ですので、フィリピン人講師でも、全く問題ないというより、私たちにとってはメリットが多いのです。

3社の比較!

〈英語講師の選考方法・研修〉

「DMM」子ども向けオンライン英会話の講師ってどういう人たち?

・アジア、北米、ヨーロッパ、中南米、中東、オセアニア、アフリカなど98カ国から集まった約6,500人もの講師の中から選択できる

・書類選考→面接(発音やティーチングスキル、人柄、仕事への熱意などを総合的に判断)→トレーニング(ティーチングのプロによる徹底したトレーニング、PC操作のトラブルなどオペレーティングトレーニングも行っている)→日本人スタッフによるデモレッスン(1対1のフィードバックを繰り返し行うことによってレッスンの進め方を習得している)→日本人スタッフによる評価・最終試験(全80項目に及ぶ最終審査をお子なり、厳しい判断基準をクリアすると採用となる)

・採用後のフォローアップシステムが充実していて、ネイティブスピーカーや英語教育のプロによる指導を受けている。

・抜き打ち試験を含めた復習会のデモティーチングも行っている。

・受講者コメントによる講師評価システムを採用しており、改善要望などを受け付け、レッスンの改善の参考にすることもある。

「レアジョブ」オンライン英会話の講師ってどういう人たち?

・フィリピン全土から4,000人の講師陣がいる。

・なんと、最高学府であるフィリピン大学(日本でいうところの東大)の卒業生・在校生を採用している。

・審査→採用(わずか1%の採用率)→トレーニング(レッスンの進め方、Skypeの使い方、日本語、日本文化など多岐にわたるトレーニング、専門家監修のトレーニング、60万人に提供した膨大なデータに基づくトレーニング)

・学習や目的に応じた講師選択が可能(職業や選考などの専門性、趣味や発音まで様々な軸で講師を選択することが可能です。例:趣味、将来の進路や職業などの子どもとの共通点や方向性から講師を検索することができる)

 

「リップルキッズパーク」オンライン英会話の講師ってどういう人たち?

・フィリピン講師のみを採用している。

・講師の研修にこだわりを持っている。実力があり、教えることが好きな講師が集まっている。

・筆記試験をパスしたら、最低3週間の内部研修期間を設けている。(指導時の表現方法、子供専用のレッスンの仕方、日本の文化について、リップルキッズパークのルールについて、個人情報などの適切な扱い方など)

・実地研修に受からなければ、講師としてデビューできない。研修は子どもなどからの十分な評価を得られてはじめて、正式に講師として活躍できる。そのため、講師になることを途中であきらめてしまう人もいる。

 

以上のように、子ども向けオンライン英会話講師の採用や研修などについてみてきました。

また、フィリピン人講師については、やさしくて、人懐っこいし、親日的!そして、人件費も安いため、オンライン英会話もお値打ちに受けられます。これまであまり知られていませんでしたが、フィリピン人講師は、子ども向けオンライン英会話にはピッタリなので、むしろ初めてオンライン英会話を受ける子どもにとっては、逆にレッスンを受けやすいです。

最後に、子ども向けオンライン英会話の選考方法は、オンライン英会話の会社により内容は異なりますが、厳しい選考のもと、人選していることはどこも共通しています。そして、小規模の英会話教室では行われていない、研修を受けさせたり、生徒からの評価をうけて常にレッスン内容の向上がされたりしていることがわかりました。また、マンツーマンやペアでじっくりと講師と向き合えるのも魅力を感じます。

子どものオンライン英会話~事前準備編~

「インターネットで無料体験を申し込んだから、これですぐにでも子どもにオンライン英会話をを受けさせられる!」

と意気込んでいる方はいませんか?

そういう方には、「ちょっとまった~!」といいたいです。

なぜなら、子どものオンライン英会話を受ける前に、事前に下準備が必要だからです。それをするかしないかで、「子どもが楽しんでオンライン英会話を受けられるかどうか」とか、「集中して受けられるかどうか」など、差が出てくるからです。

せっかく子どものためにオンライン英会話が有効なのではないかと、いろいろと試行錯誤して選択したのですから、もう一息踏ん張りましょう!事前に下準備をすることは、時間やお金を無駄にしないためでもあるのです。

今回は、物理的な準備やレッスン時の準備をお伝えします。さあ、それでは「子どものオンライン英会話」のための「事前準備編」、行ってみましょう!

物理的な準備

まず、申し込む前や申し込んだ直後に必要なものを紹介します。いざ、スカイプでレッスンを受けようとしたときに「あれ?レッスンが受けられない!」とならないようにするための準備です。実際に私自身、ノートパソコンにカメラが内蔵されていると思い込んでいて、いざ!と思った時に「あれ?カメラってどこだっけ?」という初歩的なミスをしてしまいました。タブレットには当たり前のようについているカメラ、ノートパソコンはついてない場合があります。事前の下準備をお忘れなく!

パソコン、ノートパソコン、タブレット、テレビ

では実際にレッスンを受けるにあたって、どの媒体を選んだらいいかといいますと、わたしは、一番にいい!と思うのは、スカイプ接続が可能なら、テレビです。子どもたちがテレビの前で自由に体を動かしたり、先生の表情や動作をつかんだりしやすいのはテレビだからです。しかし、カメラを後付けで買う必要があり、決してカメラそのものが安いものとは言えません。

そこで、わたしはノートパソコンかタブレットをお勧めします。一押しはノートパソコンです。なぜかというと、デスクトップのパソコンでは可動域が狭く、タブレットでは画面の大きさが物足りないと感じるからです。

いずれのものも解像度はそんなに差がなく気にならないと思いますが、遠く離れた海外からつなぐわけですし、隣にいて触れられるところでレッスンするわけではないので、なるべく相手の表情や動作が大きくとらえられ、臨場感を感じられるものがいいと思います。

カメラ(内蔵の場合は必要なし)

レッスンを受ける基本的な媒体の準備ができたら、次はカメラの確認です。タブレットにはカメラが内蔵されていますが、パソコンやノートパソコンには初めからカメラが内蔵されてないものもあります。もし内蔵されていない場合は、後付けのUSBカメラを購入する必要があります。こちらはネットショッピングで購入することができ、中には安いものもあるので安心してください。

先ほどもお話ししたように、我が家のノートパソコンはカメラが内蔵されていなかったので、オンラインショップで1,000円台で入手しました。安いものですが、故障もなく、品質に困っていません。今のところ、何の問題もなく使うことができています。

カメラは、まだ高価のものは使ったことがありませんが、調べてみるとやはり解像度に違いがあるようで、高価なものは子どもの素早い動きにもぶれずに映すことができるようです。

マイク

マイクは、後付けのスピーカーを使用しています。以前はiPhoneについていたマイク付きのイヤフォンや、Bluetoothでつながるワイヤレスのものを選びましたが、激しく動き回ったり、耳から直接音が聞こえるのが気になったりとなかなか落ち着きませんでした。

小学生中高学年以上になるとイヤフォンでも十分に英会話ができると思います。

だからと言って、スピーカーだけとか、イヤフォンだけというのではなく、その時のレッスンの内容や状況によって使い分けると良いと思います。例えば、動きがあるときはスピーカー、ちょっと座らせたいなとかテキストを使ったレッスンで集中させたいなという時はイヤフォンを使うといった使い分けが大切です。

スピーカー(十分な音量が確保できるのであれば必要なし)

スピーカーもオンラインで簡単に購入することができます。しかも中には、驚きの500円以下のものもあります。USB接続のものや、イヤフォンジャックに接続するものもあります。ノートパソコンは音量が足りないものもあり、音もよくないのでスピーカーを利用すると良いでしょう。

ネット接続やSkype(スカイプ)接続をする

これは皆さん大丈夫だと思いますが、念のためお伝えしておくことにします。

当たり前ですが、インターネットに接続していないと、Skypeにつないだりサイトを見たりすることができません。すでに無料体験の申し込みをされている方は大丈夫です。

そして、Skypeを利用する場合は、まずSkypeをダウンロードしてください。

インターネット接続

インターネットに接続するためには、プロバイダーと契約する必要があります。

今の時代格安Wi-Fiがあるので、家に電話(イエデン)を持たなければ、安くインターネットに接続できる時代になりました。我が家も見直してみようと思います。

Skype(ダウンロード、コンタクト承認)

https://www.skype.com/ja/new/

Skype(スカイプ)は、マイクロソフトが提供するインターネット電話サービスのことです。

また余談ですが、エストニアの首都タリンで開発されたもので、Skypeとは「Sky peer-to-peer」の略だそうです。はじめはSkyperという名前の予定だったようです。

このSkypeをダウンロードして、オンライン英会話の予約が完了したら、コンタクト承認をしてください。そうすれば相手とつながって、オンラインでテレビ電話レッスンを受けることができます。

レッスン時

いざレッスンが始まってからあわてないように、事前に以下のような準備が必要です。特に子どもがレッスンを受けるので、そのサポートをするのは親の役目です。子どもがよりスムーズにレッスンを受けられるように事前準備をしておきましょう。親子レッスンでなくても、やはりそばについていて子どもの様子や、子どもが困っているときはヘルプを出してあげられるようにしましょう。

メモ・ノート(メモ・ノートの使い方)

これは、1レッスンごとにどんなことを学んだか記憶することで、「あれ?今日何を学んだっけ?」とならないようにします。これは、子どもが自分でメモするのは時間がかかるので、親がそばにいて、メモをとっておいて、レッスン後や次回のレッスンの前の復習として使います。子どもに「今日どんな(レッスン内容)がおもしろかった?」「先生、なんて言ってたっけ?」「今日のレッスンで、一番印象に残ってる言葉はなに?」と復習します。またレッスン前の復習では、「この前、先生はこんなこと言ってたよね?」「この前のレッスンでは、先生がこんなお話読んでくれたよね?」といったように、直前にでも少し思い出させるようにして使うといいでしょう。

また、先生からのアドバイスをレッスンごとにもらうようにお願いすれば、それをメモしておいて、先生の代わりに伝えてあげるのもいいと思います。

辞書(辞書、電子辞書、携帯・タブレット、英語絵辞典・絵辞書など)

辞書は、昔からの紙製の辞書、音声も出るようになった電子辞書、携帯やタブレットの無料・有料アプリがあります。

しかし、子どものオンライン英会話の場合、レッスン中に辞書を使うことはほとんどないと思います。もしレッスンの後から、調べたいことが出てきた場合に断然お勧めなのが、英語絵辞典・絵辞書です。我が家はオックスフォードのものを使っています。オックスフォード「ピクチャーディクショナリー(絵辞典)」です。

絵を英単語で説明してあります。ペラペラと見て楽しむことができます。もちろん、子どものためですが、現地では移民してきた大人も使うことがあります。医療現場のページを開けば、医療器具から症状の単語まで、幅広く1ページに濃縮されているので、子どもと大人もペラペラと見るだけで一緒に楽しめます。

余談ですが、私が買ったこのオックスフォードピクチャーディクショナリーはカナダで買ったため、カナダエディションです。アメリカではアメリカエディション、イギリスではイングランドエディションがあるのでしょうか?また調べてみたいと思います。

すぐに使えるフレーズ集

それでは最後に、レッスン中に使えるフレーズ集をお伝えします。これは、ぜひ初めのうちは手元に置いておいて、レッスンのたびに参考にしていただけると、子どもにとってもスムーズにレッスンが受けられると思います。

子どものオンライン英会話に必要な簡単なフレーズを集めてありますので、事前に親子で練習してから、オンライン英会話に臨んで見ると良いと思います。

はじめまして(超初対面用)

Hi! Nice to see you. 「こんにちは!会えてうれしいです。」

Hello! It’s nice to meet you. 「こんにちは!お会いできてうれしいです。」

How do you do? 「はじめまして(丁寧な表現方法)」

Wonderful to meet you. 「会えてとてもうれしいです。」

I’m pleased to meet you. 「会えてとてもうれしいです。」

自己紹介

My name is ○○. 「私の名前は○○です。」

I’m ○○.←こちらの方がMy name is…よりも一般的なのです! 「私の名前は○○です。」

You can call me ○○, please. 「○○と呼んでください。」

I’m ○○ years old. 「私は〇〇歳です。」

I like to play ○○. 「私は〇〇することが好きです。」

もう一度聞きたいとき ※文の最初か最後にPleaseをつけると丁寧です。

Can you say that again, please? 「もう一度言ってもらってもいいですか?」

Pardon me? 「もう一度お願いします。」

Talk more slowly, please. 「もう少しゆっくり話してください。」

質問があるとき

How do you pronounce that? 「どうやって発音するのですか?」

How do you spell that? 「どうやって書くのですか?」

What does it mean? 「それはどういう意味ですか?」

ちょっと席をはずしたいとき(こどもにはありがちですので…)

I want to go to the washroom! 「トイレに行きたいです。」

レッスン終了の時

Thank you. 「ありがとう」

Thank you for the lesson. 「レッスンありがとうございます。」

See you soon. 「またお会いしましょう。」

See you next time. 「また次の機会にお会いしましょう。」

I like your lesson. 「あなたのレッスンが好きです。」

Can you give me a feedback, please? 「フィードバックをいただけますか?」

次のレッスンの冒頭で

It’s nice to meet you again. 「また会えてうれしいです」

I’m glad to see you again. 「また会えてうれしいです」

 

以上のように、子どもが簡単に使えそうなフレーズを挙げてみました。もちろんこれは大人も同様に使うことができます。もし子どものオンライン英会話で、親子レッスンを選択した場合、親子で利用できます。ぜひ手元に置いて、使ってみてください。

このようにして、子どものためのオンライン英会話を始める前には、物理的なものから、レッスンがスムーズに受けられるように準備することがいくつかあります。しかし、そうすることで、レッスンの効果が断然上がります。そして、安心して楽しくオンライン英会話を受けさせてあげることができるのです。

今回、子どもオンライン英会話のレッスンを有効に生かすのは、レッスンそのものだけにフォーカスするのではなく、事前の準備と、その振り返りができるようになるとより効果が上がることがわかりました。

そして、もしレッスン中にわからないことがあれば、先ほどの「フレーズ集」を使ってその場で質問できるようになるといいと思います。しかし、それが無理な時は、子どもと一緒にレッスンを振り返ってあげましょう。そして、わからなかったことを大人がメモしておいて、次回のレッスンの冒頭で質問させてみましょう。

講師は生徒がわからないことがわかるようになることが最大の喜びです。子どものオンライン英会話では、下準備をあらかじめしっかりしておいて、親子で講師を「使う」姿勢で取り組んでください。

子どもの「英語環境」を作るとは?

「英語環境」というものが子どもにとって大切だという話を聞いたことがある人がいると思います。

そうなんです、この「英語環境」は、子どもが英語を自然に習得するために不可欠なものなのです。英語習得のカギを握るのは、やはり幼少期からどれだけ英語に接することができたかということになります。そのために、この「英語環境」に幼少期から身を置くことが必要です。

つまり、親が子どもの英語習得のために、「英語環境」を家庭に作る必要があるのです。そして、「英語環境」のなかで、毎日英語に触れる機会を習慣化することが重要です。

しかし、そもそもこの「英語環境」とはどういうものなのでしょうか?またどのようにして作ったらよいのでしょうか?

今回は、子どものための「英語環境」とは何かということと、簡単なのに子どもの英語力を伸ばす環境の作り方についてお伝えしたいと思います。

子どもの「英語環境」とは?

まず、子どもにとっての英語環境は、簡単に表すと上記のように「聞く」「話す」「読む」「書く」「観る」になります。

しかし、そもそも「環境」を整えるのがなぜ重要かといいますと、一言で環境の重要性を表す言葉としてこのような言葉があります。

「子どもは環境と主体的にかかわり、環境を吸収し成長を遂げる」

つまり、環境が整うと「自分で選ぶものが整備されて、自分で選択できるようになり、その活動を集中して繰り返し行うようになり、その経験が子どもに満足感や達成感を与えてくれる」という一連の流れを得ることができるのです。そうなることで一個人の人間として、円満で温厚な人格に育つことができます。

環境を整えることで、子どもが主体的に物事にかかわるようになることができ、そして人間として満たされた人格に成長することができるのです。

これを英語活動に当てはめると、「整備された環境の中で、子ども自身が自ら英語と触れ合う機会を選び、英語活動を集中して行い、その経験が子どもに満足感や達成感を与えてくれる」という可能性が考えられるのです。

つまり、「聞く」「話す」「読む」「書く」という数ある英語活動の中から、初めは親がその子のレベルの活動を一緒に選び、親がそのやり方を伝えれば、子どもは自ら英語活動を楽しめるように徐々になっていくでしょう。そして、その英語活動の楽しさを知れば、集中して何度もその活動を楽しむでしょう。その英語活動の経験が子どもに満足感や達成感を与えるのです。英語を身につけるということだけにフォーカスしてしまうと子どもはその重圧感が嫌になってしまうでしょう。

しかし、このように子どもの自主性を育てる形で英語環境を整えて、子どもに寄り添った活動をしていけば、子どもは嫌がるどころか、むしろ、喜んで何度も活動を行います。

これぞ、自然に英語習得が可能な環境といえます。

ここではいわゆる英語の4技能「聞く」「話す」「読む」「書く」にプラス「見る」の技能を子どもが選択できるようにするためには、どのようにしたらいいのかということをお伝えしたいと思います。実際に、その環境づくりの例もご提案します。

補足ですが、「見る」というのはDVDやビデオ、ピクチャーカードやiPadなどの端末機、ポスターといった視覚に訴える教材のことです。もちろん「見る」というもののうちDVDやビデオ、iPadなどの端末機は、「聞く」とか「読む」といった作業も含まれますが、ここでは視覚的に鑑賞するといった「見る」教材ととらえることとします。

ではこの5つの環境の具体例はどのようなものかといいますと…

という感じになります。

しっかりこの環境を整えて、子どもに寄り添った声掛けをすることで、子どもの自発性を引き上げ、気が付けば「人格的にも豊かになりながら、英語も習得することができる」という超理想的な力を身につけることができるかもしれません!

「聞く」環境づくり

まず「聞く」についてです。幼少期に「聞く」ことは、とても大切です。4技能のうち、一番重要といえます。なぜかというと、「聞く」ことで「英語耳」を育てることができるからです。

「聴く」一言で「きく」といっても2種類あります。それは「聞く」と「聴く」です。

どういう違いがあるかというと、「聞く」は無意識に近い形で自然に音が耳に入ってくる状態を言います。例えば「話し声が聞こえる」とか「物音が聞こえる」といったことが「聞く」です。

一方、「聴く」は意識的に集中して聞くという状態をいいます。これは「講義を聴く」「相手の話を聴く」「音楽を聴く」といった時に使われます。

でも一般的に「聞く」が両方を兼ねることが多いので今回は「聞く」と表現しています。

では「聞く」と「聴く」は子どもの英語環境を整えるうえでどちらが大切なのでしょうか?

答えは、両方大切です。

なぜかというと、英語を「聞く」という無意識の状態で、自然な音として耳に入ってくる方法、つまり聞き流すことで作られる「英語耳」と、聴きたいから意欲的に意識をして「聴く」という方法で作られる「英語耳」の両方があるからです。

では、「聞く」英語環境を整えるためには、どのような例があるでしょうか?

それは以下のような例があります。

①CD、DVD、タブレット、パソコンで英語の音源を聞く

②人の話し声を聞く

③音声タッチペンで繰り返し英語の音源を聞く

ひとつひとつ解説していくと

①CD、DVD、タブレット、パソコンで英語の音源を聞く

こちらは、大きな目標は、このようないろいろな媒体を使って、ネイティブだけでなく、ノンネイティブの英語の音にも慣れる「英語耳」を作ることが目的です。ノンネイティブの英語については、また「英語のなまり」の記事のところで詳しくお伝えしていますが、いろいろな国や文化の中で話されている英語に慣れることで、将来、ノンネイティブの英語を理解しよりスムーズなコミュニケーションが図れるようにするのが目的です。

我が家の基本は、まずなんといっても「CDのかけ流し」です。朝と、暇なときは「うるさい!」とならない限り、母である私が勝手に再生ボタンを押しています。

また、CDの内容はチャンツ、ライムといった英語のリズムをつかむことで、英単語のでき方や、発音のスムーズな仕方を理解することができます。我が家では、マザーグースをクラッシック調、語り調、リズム調といった、ひとつのものを様々な切り口から楽しませて聞かせてくれるCDを選んでいます。

また、CD付の絵本を積極的に取り入れて、見たいときにするに手に取れるような場所に置いています。

DVDは、暴力的な発言や内容でない、平和な内容のキャラクターの英語DVDを選んでいます。

特にセサミストリートは、もともと「みな平等」というコンセプトで作られているので、肌の色はもちろん、障がいのあるお子さんも登場して、先入観を打ち破ってくれるところがいいと思います。

タブレットやパソコンでは、CD付でない英語絵本の英語音源が欲しいときに活用しています。

例えば、エリックカールの「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」など絵本のみを買ったとします。しかし、その英語音源が欲しいときに検索すると、外国の方がアップした絵が付いた丁寧な動画を見つけることができます。その本の朗読動画の音源を聞きながら、いっしょに絵本を楽しみます。

もちろん一番いいのは、おうちの人が英語絵本の読み聞かせをすることですが…。

それは後で触れるとして、まずは、時間を見つけて親がかけ流しをしてあげる。そして、子どもが聞きたいものがあれば、一緒に選んでかけ、聞いてまねをしたり、歌ったりしてみてください。

子どもが一番うれしいのは身近な人と一緒に、楽しむことなのです。

②人の話し声を聞く

これは、やはり一番身近な人が話す言葉を聞くということが、子どもにとって、リラックス効果があり、一番うれしいことです。ですので、親が英語の歌を歌ったり、マザーグースに出てくる英文を口癖のように繰り返し聞かせたりすることがベストです。

また、もちろん英語で話しかけるということもとても効果があります。

言語習得の臨界期といわれる10歳前後までに、いろいろな国の人の英語に触れておくことが大切です。

赤ちゃんのうちは、親が歌を歌ったりマザーグースを歌ったり、またCDなどの英語の音源を聞かせるというのがいいと思いますが、だんだん年齢が上がるにつれ、親以外の特にいろいろな国の人との実際のやりとりを少しずつ入れていくといいと思います。

今はインターネットが使えてとても便利だと思いますが、オンライン英会話などを活用して、英語をググっとより身近にすることができます。オンライン英会話は、いろいろな国の人と会話ができるところもありますし、特にフィリピンの講師が多くを占めているので、日本人が話す英語とは違う体験をさせることができます。

我が家も、英語を身につけるという目的もありますが、いろいろな国の人や文化に触れる目的が大きいです。そして、英語環境もですが、いろいろな国の人が世界にはいるのだという環境に慣れさせ、また英語を使う度胸をつけさせるということが最大の目的です。

ちなみに、3歳の子は、簡単な英会話は理解できているようで、講師の指示に従って動いています。

③音声タッチペンで繰り返し英語を聞く

最近、英語教材にはタッチペンがセットになっているものも多く出回るようになってきました。

我が家では、CD付き絵本がたくさんあるので、そのCD音源と絵本とを付属のバーコードシールと連動させて、遊び感覚で英語を繰り返し聞かせています。

日本語とは違う言語が面白く聞こえるときもあるようで、兄弟で繰り返し聞いて(遊んで)、まねをして、笑い転げているときもあります。

おもちゃと音声タッチペンを連動させて、例えば車に直接バーコードシールを張って「car, car. This is a white car.」などと絵本だけでなく実際のものにも英語と関連付けさせて遊ばせています。

とにかく、子どもは面白いと思ったことは何度も飽きずに繰り替える習性があります。CDのように再生ボタンを押したり戻したりという手間がないところが子どもには使いやすいようです。

以上のように、「聞く」にはまだほかにも、ラジオ、テレビ、音源ボタン付き絵本、音源付きおもちゃなどたくさんの教材があると思います。子どもの興味が一番だと思うので、子どもの興味に合ったものを選んであげてください。そして手に取って繰り返し使えるようなところに置いておくということが大切だと思います。

「話す」環境づくり

「話す」ための環境づくりは

①周囲の人と話す(家族、友達など)

②英語の講師と話す(オンライン英会話講師、英会話教室講師など)

などに分けられます。周囲の人がどんな言語で話しているか、どんな言語の環境に身を置いているかが、子どもがはなる言語に影響を与えます。つまり赤ちゃんの頃からどんな言葉を聞いたかということで、その子の話す言語は決定されます。という意味で「話す」ことは、「聞く」ことととても深く関係しています。

①周囲の人と話す(家族、友達)

家族や周りの人たちが話している言語を、子どもは自然と身につけます。

わたしたちの環境は、日本に住んでいる場合、日本語に囲まれて生活しています。そこで、子どもが過ごす環境に英語を取り入れることで、日本語の環境で生活する中にも、英語をいれてしまおう!というわけです。

「英語で話しをするの?」「わたしは英語が得意ではないんだけど…」

と思う方もたくさんいると思います。しかし、「わたしは英語ができないから、子どもには同じつらい目に合わせたくない。だから子どもには英語を身につけて欲しい!」という話をよく聞きます。

わたしは、親が全然興味がないものを子どもが興味を持つとは思えません。せめて興味を持つまでのきっかけ作りをする必要があると思います。

そこで、簡単なフレーズの英語で話しかけてほしいのです。

例えば、朝起きたら、「Good mornig!」とか「How do you feel?」とかです。

以下は、子どもに少しでも英語に興味を持ってもらうための話しかけを、各場面別にまとめたものです。

これらを参考にして、「ママ(パパ)も英語に興味があるんだよ。英語って楽しいよ。」ということを伝えていただけたらと思います。また、繰り返し、繰り返し、脳が英語という言語を認識するまで話しかけてみてください。なお、フレーズ集は印刷できるようにしてありますのでご活用ください。

朝の場面 ※随時更新

公園での場面 ※随時更新

昼の場面 ※随時更新

夜の場面 ※随時更新

②英語の講師による話しかけ(子どもオンライン英会話講師、子ども英会話教室講師など)

どうしても、「英語を話すことに抵抗がある」とか、「なかなか習慣化できない」といった場合は、「子どもオンライン英会話」や「子ども英会話教室」などを利用すると良いでしょう。

特に、オンライン英会話は各家庭のスケジュールを優先させて受講することができます。

どういうことかというと、「受けたい日」「受けたい時間」「受けたい場所」「教えてもらいたい講師」を自分で選択し、設定できるということです。しかも、これだけ条件が整っているのに、教室に通うよりも超低価格なのです。

中には24時間対応しているオンライン英会話もあるので、旅先など日本と時差がある場所でも受けられるし、子どもだけでなく親が受けたい場合も、子育てのひと段落する夜などにも受けることができます。

「読む」環境づくりと「見る」環境づくり

英語で「読む」環境と「見る」環境を整えるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?これも、親の手助けがあると、子どもたちの「読む」ことに対する興味が膨らみ、自ら英語の本を手に取るようになるでしょう。

「読む」環境づくりに関しては、以下の3つについて、その生かし方や、環境の整え方についてお伝えします。プラス「見る」環境づくりに関しては、「読む」ことにプラスDVDやビデオ、タブレットなどを利用した動画が加わります。子どもたちが一番興味を示すのに手っ取り早いのはやはり、動画だと思います。

一日に何時間も見せ続けるのは問題がありますが、時間を決めたり、テーマを決めたりして見せることで有効に動画を活用できると思います。しかし、見せっぱなしは禁物です。これも親がかかわることで効果がぐんと上がります。例えば、一緒に鑑賞して、親が繰り返し単語やフレーズを言ってみたり、歌ったり踊ったりしてみるという子どで大丈夫です。

今回は、動画以外の「読む」「見る」についてその環境づくりの方法を考えてみたいと思います。

①本、絵本、パソコン、タブレットなど

②ピクチャーカード

③表、ポスターなど

①本、絵本、パソコン、タブレットなどで英語環境を整える

特に、幼いうちは、簡単なものでよいので、朝、昼、夕方、寝る前などどの時間でもいいので毎日読み聞かせをしてあげると良いでしょう。

しかし、この「読む」ということも、「聞く」ということと大きくかかわっています。なぜなら、最近よく日本でも聞くようになった「フォニックス」という物があります。これはアルファベット一つ一つにはエーとかビーとかいう「名前」のほかに「A:エァ」「B:ブッ」「C:クッ」といった「音」が存在するというものです。

そうなんです、実はアルファベットはエービーシーと習ってきましたが、ネイティブの国ではその「音」である「エァ」「ブッ」「クッ」とかを幼稚園や小学校1年生のあたりで習っているのです。

その「フォニックス」の理解もやはり音であり、英語を読むときに絶対に必要な技術なのです。「読む」ようになるためには、同時に「聞く」ことも大切にしていきたいものです。

今のは少し込み入った余談ですので、とにかく「読む」ということに近づけるためには、まずやはりここでも親や周りの人が子どもたちに読み聞かせをするというところから始まります。

簡単に読めて、繰り返し読みきかせができる絵本をお勧めします。例を挙げますと、オックスフォードの「リーディングツリー(ORT)」とか、「ソングバーズフォニックス(Songbirds Phonics)」がレベルごとに分けてあり、ページ数も少なく薄いので、親子で気兼ねなく手に取ることができます。

我が家では、この「ソングバーズフォニックス」の薄い本を一日3冊ぐらい繰り返し読んでいますが、英語の文字から、英文を言えるようになりました。子どもたちも、自分で英語の本が読めることがとてもうれしく思っているようで、自ら繰り返し手に取って読むようになりました。

②ピクチャーカード

ピクチャーカードとは、絵や写真、図などが一項目一枚の紙に表されているカードです。

そこには、文字が入っているものとそうでないものがあります。基本的に文字が入っている方が、「読む」ようになるためには必要だと思います。例えば「apple」のカードにリンゴの絵と単語が載っているとします。子どもたちは、まずは赤だったり青だったりのリンゴの絵や写真といったイメージを持つものに興味を持つと思われます。しかし、実は子どもにとっては「apple」という単語も、イメージの世界なのです。

英単語という概念をはじめは持っていないので、「apple」という文字をイメージで覚えてしまいます。

そのカードを子どもと一緒に読んでみましょう。できれば、カードを壁に差し入れて掛けられるものがあると良いでしょう。我が家では、カードは手作りにしていますが、簡単に済ませるためには、公文などのフラッシュカードを利用するといいと思います。うちもはじめは利用していて、カードの表のところもしくは裏に、リンゴなら直筆で「apple」と書き込みました。英単語の書いてあるカードもすでに売られていると思いますので、探してみてください。

③表、ポスターなど

これはいたってシンプルです。いつも子どもたちが目にする壁などに表やポスターを張るというものです。

表というのは、Sunday, Monday, Tuesday…といった曜日が表になったものや、数字が表になって見やすくなったものなどのことです。

ポスターは、アルファベットポスターや、絵が描いてあり、その一つ一つに英単語が書いてあるものです。市販のものでいいと思いますので、壁に貼って子どもたちと一緒に読み上げてください。我が家は、子ども部屋の壁と、トイレの壁に貼っています。慣れてくると、勝手に読み上げるようになるので、それまでは一緒に読んであげてください。

また、週替わりや月替わりで張り替えると、子どもたちが「ママーこれなんて読むの?」とか「これってどういう意味?」とか聞いてきます。そんなとき親としては、子どもが興味を持ってくれているということなのでうれしく思います。貼るだけなのでぜひやってみてください。

「書く」環境づくり

「書く」ことは、カナダの小学校では国語の授業で4年生になって本格的に学び始めるといった印象があります。物語を教師が音読し、配られたプリントに書いてある設問に文章で答えていくという感じです。設問は細かいものではなく、主にその本の感想を述べる設問にA4の用紙1枚が使われているというイメージです。

印象的なのは、カナダの子どもたちは、自分の感想や考えを、たくさん表現することができるということです。文章で表現したり、発表することに躊躇する子どもが少なかったです。みんな積極的に挙手をして、自分のまとめた意見や感想を発表していました。

日本では、書道や習字という授業もあり、文字の美しさや書き順などといった、見た目や文字そのものを重要視する風習があります。英語を主とする国々では、アルファベットを書く練習はしますが、あくまでも英語を遣ったり書いたりするためですので、すぐに文字を道具として活用する様子がうかがえるのではないでしょうか?だから、こだわるところは文字の見た目や書き順ではなく、文章の内容そのものであり、英語という言語は、自分の感想や意見をまとめるために使うことに重きを置くという授業が成り立つと思います。

それでは「読む」ことを中心にした環境を整える方法をお伝えします。

①テキストブック、ファンブック

②プリント、インターネットからの印刷物

③英語ノート、画用紙

①テキストブック、ファンブック

テキストブックとは、よく洋書を販売している本屋さんや、インターネットで検索すると出てくる、問題集のようなものです。おすすめとしては、SCHOLASTICというアメリカの会社のものや、schoolzonの発刊しているものが扱いやすいと思います。

SCHOLASTICという会社は、クレヨンやのりなどといった文房具も販売していて、みなさんもトイザらスなどで見たことがあるかもしれません。カナダの小学校でもこのメーカーのものが使われていました。

特に小さな就学前の子どもには、オールカラーのものを用意するといいと思います。

ファンブックは、字のごとくFUN BOOKで、お楽しみの本です。パズルのようなものや、数字をたどっていくと何らかの絵になるような、主に誰でも気軽に(ともすると英語が必要ないものもあるので、ぜひ一緒にone,two,threeなどと英語でレクチャーしながら子どもと一緒にやってみてください)楽しめる、お楽しみ本です。クリスマスやハロウィンにあわせた絵柄のものもあるので、シーズンごとに選んで楽しんでみてください。

とてもお手軽に取り組めるので、繰り返しの学習が期待できそうです。

②プリント、インターネットからの印刷物

今は、日本のサイトでも、外国のサイトでも自由に行き来して、いろいろな教材を引っ張ってくることができます。英文のサイトではありますが、基本的には、やりたい教材を写真やテキストから選択し、そのまま印刷できるものもあるので、外国でまさに現地の子どもたちが使っている教材が手に入れられます。

③英語ノート、画用紙

英語ノートと書きましたが、単純に4本の線が入った英語ノートのことを指します。ここに、簡単な英文で、絵日記や日記を書いてみるものいいです。

例えば、「I see a cat.」「The cat is brown.」とか、「I am a girl.」「My name is Hana.」などといった文章を少しずつ繰り返し練習していきます。

書くということは、小学校低中学年からになるかもしれませんが、例えば、英単語の学習をするのであれば、絵をかいてその下に英単語を書く練習を繰り返えししていくというつかいかたもあります。

少しずつでいいので、英語に触れていく機会を作っていきましょう。

まとめ

以上のようにお伝えしてきましたが、英語を得意にするためには幼少期の働きかけがとても重要になってきます。

以上のように、子どもたちの「英語環境」をいかに整えるかということについてお伝えしてきましたが、何度も言うように「繰り返し」とか「毎日続けて」ということがとても重要なキーワードです。

しかし、日本語環境に住む私たちにとって、親が英語環境を整えてあげることは容易なことではありません。ですので、子どもが自ら手に取れるような場所や、いつも目にする場所などに、英語に触れられるものを大人が意図的に用意してあげる必要があります。それは、何も難しいことではありません。

子どもの目につくところに、ポスターを張っておく、とか、遊んでいるときにBGMとして英語の音楽や絵本に付属しているCDをかけ流しておく、といったちょっとした努力で、子どもたちは英語環境を得ることができるのです。子どもたちが将来、英語を武器として世界に羽ばたいていけるようにするのは、まぎれもなく私たちのちょっとした努力から始まるのです。

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