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ついに2020年、小学校の英語教育が激変する!

2020年に学校英語教育の内容が変わります。特に小学校5・6年生の教科に英語が加わり、これまでの「外国語活動」から、「英語」として成績がつくようになります。時間数は、小学校5・6年生は週2回年間70時間行われる予定です。

これまでの小学校5・6年生の「外国語活動」の内容的は、「英語の音に慣れ親しむこと」「コミュニケーションに対する意欲・関心・態度を育てること」などを目標にしています。

しかし教科としての「英語」となると、教科書を使い、「英語によるコミュニケーション能力の基礎を養う」ということが目的になります。

英語を楽しむ」活動から、「英語のスキルを身につける」活動に代わっていきます。

ちなみに小学校3・4年生の場合は、一部の自治体や学校で外国語活動として独自に実施しているところもありますが、今後は週1回、年間35時間の「外国語活動」という必須授業になります。しかし成績はつきません。

内容としては、これまで小学校5・6年生が行ってきた「英語を楽しむ」活動を今度は小学校3・4年生がやっていくということです。

そして、この英語教育改革によって、小学校3年生から6年生までで600~700語程度の語彙習得を目標となってきます。

急に5・6年生の教科に英語が増えて、しかも成績まで付くといわれても、親として何をしてあげたらいいのかわかりません。というか、なにか先手を打っておいた方がいいのでしょうか?

子どもは順応する能力が高いですが、突然「今学期から英語が教科となり、成績が付きます!さあ、みなさん英語で話しましょう!」といわれたら、さすがに戸惑うと思います。

そして、同時に大学の入試試験「英語」の内容も変わってきます。それに準じて高等・中学校の授業内容も変わってきます。

コミュニケーションを重要視したいわゆる「使える」英語の時代がやってくるのだと思います。

この変化は、日本人が英語をコミュニケーションの場で使えるようになる、良い転換期だとは思うのですが、さすがに成績に関係してくるとなると気にはなります。

そこで重要なのは、英語にあらかじめ慣れておくということだと思います。2020年まであと1年ほどありますので、先手を打って子どもに英語に慣れ親しむ、そして楽しめる環境を整えてあげることが大切になってくると思います。

今回は、英語教育が強化される中、どのようにしたら子どもが英語を楽しみながら慣れ親しんでいけるのかということをお伝えしていきたいと思います。

変わる小学校英語教育

まず、先ほど触れた小学校英語教育の変化について表にまとめると以下のようになります。

小学校英語活動・教育 小学校3・4年生 小学校5・6年生
現状の英語教育 自治体や学校により独自の英語教育

・成績はつかない

「外国語活動」

成績はつかない

週1回

・主に学級担任が指導

内容:歌やゲームなどを通して英語に親しむ

目的:「聞く」「話す」などの技能習得、コミュニケーション能力を育てる

2020年をめどにした英語教育 「外国語活動」

・成績はつかない

週1回

内容:歌やゲームなどを通して英語に親しむ

目的:「聞く」「話す」などの技能習得、コミュニケーション能力を育てる

教科としての「英語」

成績がつく

週2回

内容:検定教科書を使った授業

目的:「聞く」「話す」「読む」「書く」などの技能取得、実際にコミュニケーションで活用できる基礎的な技能習得をめざす

では、具体的に「英語のスキルを身につける」活動とはどのようなものかといいますと、外国語活動で「聞く」「話す」ことを中心に学んできたのに対し、初歩的な「読む」「書く」も導入されます。

こう聞くと、「他の教科のように、覚えたり問題を解いたりすることが増えて、受験英語が前倒しされるのではないだろうか?」とか「内容が難しくなってしまうので、今までの楽しく活動していた英語へのイメージが変わってしまうのではないだろうか?」という声も聞こえてきます。そして、「成績」にとらわれてしまいがちです。きっと、子どもよりも親の方が「成績」に対して敏感になるのではないでしょうか?

変わる大学入試

さらには、大学の入試試験も変わります。それに合わせるかのように、中学校や高校での授業の内容も変わってきます。中学校では、「オールイングリッシュ」つまり授業をすべて英語で行うという方針があります。これも、「英語のスキルを身につける」という意図があり、生徒が自発的に英語を使う環境づくりをする目的があります。

また、大学入試は、これまで読んだり、聞いたりという解答方式の内容が中心だったのが、「話す」技能もはかる内容も加わり、英語の「聞く・書く・話す・読む」という4技能を偏りなくテストするということになります。そして、大学入試で英語の能力を図るため、民間の検定試験(TOEIC、英検、GTECなど)を利用して、4技能を図ることも検討されています。これはそれぞれの大学によって、2023年度までに、現行の「マークシート試験」か「民間の検定試験」のどちらかまたは両方を活用するというものです。

つまり、まとめると、2020年をめどに、小学校英語教育だけでなく、中学校英語教育・高校英語教育・大学入試が変わります。

しかし、日本の英語教育において、成績がつくようになるとか、入試試験が変わるという現実がありますが、変わらない事実があります。

それは、「英語」はあくまでも日本語と同じような一つの「言語」であり、「人と人とのコミュニケーションを図る道具」であるということです。

英語という道具は人と差をつけるためにあるのではなく、「英語を学ぶことでどのような世界が広がるのか」ということを子どもたちに意識させたいものです。

たとえば、これまで発展途上国の人々はその国の中でしか職業を得ることができませんでした。しかしインターネットの普及もあり、英語ができさえすれば世界中を相手にビジネスをすることができるようになったのです。下手をすると、英語ができるということだけで、英語を母国語とするもしくは、英語教育に熱心な発展途上国の人の方が、日本人よりもビジネスチャンスがあるといえます。

日本はまだまだ英語後進国です。その日本の英語教育の「成績」や「大学入試」にとらわれるのではなく、もっと広い視野で子どもを「真の国際人」にすることが大切なのです。

そういうものに振り回されることなく、真の英語スキルを身につけられるといいですよね。

真の英語スキルを身につけさせるためには?

では、どうしたら「英語」をスムーズに習得させることができるのでしょうか?今後も予想される英語教育の改定にどのように対応していったらよいのでしょうか?

英語は「好き」「嫌い」がはっきり分かれる教科の1つであるといえます。その証拠に中学校、高校、大学と10年間ぐらい英語を学んできた(学ばされた)けど、外国人を目の前にすると、全く話せないという人が多くいます。日本人は、諸外国の人々に比べると「恥ずかしがりや」で「消極的」であるといわれます。その日本人特有の気質も加わってか、英語というだけで、毛嫌いしたり苦手意識を持つ人が多くいます。

以下の表は、英語が得意か苦手かどうかというアンケートです。

「あなたは英語が得意ですか?苦手ですか?」

   出典:ベネッセコーポレーション教育総合研究所「中高生の英語学習に対する実態調査」2014年

また以下は、英語が「苦手」「やや苦手」という生徒に対して、いつから苦手意識を持つようになったのか、アンケートを取ったものです。

     出典:ベネッセコーポレーション教育総合研究所「中高生の英語学習に対する実態調査」2014年

このアンケートによる「英語が苦手」というのは、あくまでも「教科としての英語が苦手」ということではないでしょうか?冒頭にも述べましたが、英語はあくまでもコミュニケーション手段の一つということが重要です。

英語の成績が良くなるというのは、英語が好きになることと比例しています。

これを解消するためには、恥ずかしさや失敗をもろともしない幼少期から英語の環境に身を置き、英語を使う機会に多く触れるということが大切です。もちろん個人差はありますが、言語習得の臨界期を迎える10歳前後より以前にそういう環境を整えてあげる必要があります。もしろん臨界期を迎えたあとでも、若ければ若いほど効果があると思います。

小学校までに楽しく英語に触れて育ってきた子は、中学校になってからの英語への取り組みに積極的です。小学校までに英語環境で育ってきた子は、中学校英語へスムーズに移行できるのです。

では、具体的に「聞く・書く・話す・読む」の4技能それぞれにおいて、各家庭での環境づくりを初級・中級のお子さんを中心にアドバイスさせていただきたいと思います。

「聞く」 初級・中級:タッチペン(「G-Talk」や「G-Speak」)を活用して、絵本や本を繰り返し聞いたり、まねしたりして遊ぶ。CD・DVD・動画・NHKの教育番組などを観たり聞いたりする。
「書く」

初級:・100均でも買えるアルファベットを練習するノート、アルファベットカードや単語カードの文字や絵をノートに写す

   ・「A to Z for Very Young ESL Learners」シリーズなど見やすく、大きな文字で書けるテキストを活用する

中級:「100words KIDS NEED TO READ」シリーズなど、ゲーム感覚で単語や文章を繰り返し練習できる本を用意する

「話す」

初級:子ども向けオンライン英会話、英会話教室を活用して、英語の楽しさに触れる

中級:・子ども向けオンライン英会話のプログラムを活用し、英検対策や、企業独自の英語検定にチャレンジする

   ・サマーキャンプなど、英語を使う実践の場に参加する

「読む」

初級から中級:・「CTP」「オックスフォードリーディングツリー」など、手に取りやすいものから入り、読み聞かせをしたり、簡単なものは一緒に読んだりする

      ・英語の絵カードを並べてかるた取りをする

      ・英語の「アルファベット」「数字や日にち・曜日」などのポスターをトイレや部屋、リビングなどに貼る(ポスターはラミネートすると持ちがよい)

中級:「ペンギンブックス」シリーズなどのレベル分けされた本を活用する

4技能をそれぞれ伸ばす方法はまだまだたくさんあります。

これらの活動を毎日地道に繰り返して、習慣づけることが大切です。親としてできることは、慌てず「英語って楽しい!」「もっと英語を使ってみたい!」などという意欲を育てるということです。英語に取り組むときは、「ちょっと間違えた」からといって決して否定することはしないでください。

そういう毎日の習慣が、英語好きな子になり、英語で成績が取れる子になると思います。

子どもを英語環境に置いてあげて、いつでも、どんな時でも褒めて伸ばしてあげてください。

2022年おすすめ人気6社「子ども向けオンライン英会話」特徴・価格・レッスン内容を比較!

「小学校で3年生から始まった学校での英語教育に向けて、小さいころから英語の対策をしたい!」

「感染症が流行ってて、外に出にくいから家でできる習い事をはじめたい!」

「とにかくお値打ちに英会話を受けさせたい!」

「オンライン英会話ってよくわからないけど、どんな感じなの?先生ってどんな人?」

親ならだれもが、好条件で子どもに最高の英語環境を整えてあげたいものです。しかもいまや小学校では3年生から英語教育が始まり、小学校5年生以上は英語は成績で評価され、実用的な英語力を持っているか問われる時代がやってきました。

しかし、一方で英語を習わせたいけど「お金も時間もない!」「何をどう始めたらいいのかわからない!」と頭を抱えている親はたくさんいます。

そこで活躍するのが「子ども向けオンライン英会話」です。低料金に抑えられて送り迎えなどの時間にも拘束されないからです。

オンライン英会話のメリットは、「安い!」「講師の採用が厳しく質が安定している」「日にち・時間設定を自分でできる」「送り迎えがない」「運営費がいらない」「学びたい内容をこちらが指定できる」「入学金がかからないところがほとんど!」…など、わたしたちにとって嬉しいことがたくさんあります。

しかし、困ったことに、大人向け・子ども向けのオンライン英会話を合わせると200社以上もあります。そして「料金設定」「受講可能時間」「強み」など、細かなサービスはそれぞれのオンライン英会話で異なります。

「200社もあるなんて、数ある子ども向けオンライン英会話会社をいったいどのようにして選んだらいいの?」また、「各オンライン英会話の違いってどのように見分ければいいのですか?」などといった疑問や質問を持つ人もが多くいます。

オンライン英会話を比較するためには、体験をたくさんすることをお勧めします。なぜならいくら口コミで評判が良くても、我が子に合うオンライン英会話を選ばないと意味がないからです。

そこで子どもに合ったオンライン英会話の選び方についてまとめましたので参考にしてください。

子ども向けオンライン英会話の選び方

どのようにして数あるオンライン英会話を絞ったらよいか、まずは子ども向けオンライン英会話の選び方についてお伝えします。

「英語を習う目的は何か?」

「英検対策」「英語の楽しさを知ってほしい」「帰国子女」「読み書きを強化させたい」など目的はそれぞれだと思います。目的に合った講座内容が用意されているか、しっかりとチェックしてください。

「会員サイトの使い勝手はどうか?」

予約をするときに使うのが会員サイトです。予約の仕方が簡単なのか、講師の情報が見やすいか、講師への要望がしやすいか、わからないところを事務局に質問しやすいかどうか会員サイトの使い勝手を確認してください。

「講師の質はどうか?」

無料体験で講師の質がどうかを確かめられます。厳しい審査を突破して講師になったとはいえ、実際に子どもと合っているか、子どもや人とかかわるのが好きかどうか、誠意があるかなどは体感しないとわからないものです。まずは、講師を選択して指名する画面から、実際に紹介文などを読んで選び、無料体験で確かめてください。

「無料教材の使い勝手はどうか?」

オンライン英会話の中には教材が無料で使えるところがあります。無料と聞くと心配になると思います。そこで、どのような教材なのか、教材がどのようにレッスンで使われるであろうか、無料会員サイトで確認できます。

「子どもと講師の相性はどうか?」

子どもに合った、またお気に入りの講師を見つけてほしいです。優秀な講師が採用されていますが「女性か男性か」「表情はどうか」「話し方はどうか」「子どもが飽きずに取り組めているか」など、チェック項目を設けて子どもにピッタリの講師を見つけてください。

また、オンライン英会話は、キャンペーンを行っていることも多く、体験が全部で4回できることや、初月の授業料がタダになるキャンペーンを行っているところもあります。気になるオンライン英会話があれば、遠慮はいりません。いろいろなオンライン英会話をどんどん無料体験してしまえばいいのです。

無料会員登録をすることで勧誘はなく、キャンペン情報がメールで送られてくるぐらいなので安心です。

また、無料会員登録をするとオンライン英会話で実際に使われている英語教材を無料で印刷やダウンロードできるところもあるので、子どもに使わせたり、教材の質を確かめたりすることができます。

いろいろと述べてきましたが、最終判断は「子どもの反応がどうであるか」だと思います。

ぜひ我が子に最高のオンライン英会話会社を選んであげてください。

人気「子ども向けオンライン英会話」6社のランキング&徹底比較

100社以上もオンライン英会話があるので、どこを選んだらいいのか迷ってしまいます。数あるオンライン英会話の中、料金・サービス・他社にはない特徴などで厳選していくと、次の6社に絞られます。まずは厳選6社を表でまとめ比較しました。

サービス会社 料金(税込) 無料体験 講師 その他の特徴
リップルキッズパーク 3,122円~ 2回 フィリピン人講師 家族で共有OK
DMM英会話 6,480円~ 2回 多国籍の講師(欧米の講師含む) 無料会員登録後、3日以内に申し込みで初月50%オフ!
レアジョブ 5,800円~ 2回 フィリピン人講師 初月レッスン料50%オフ!
GLOBAL CROWN
(グローバルクラウン)
9,800円~ 4回 バイリンガル(日本人を含む) 講師は日本語が使える
hanaso kids
(ハナソキッズ)
3,080円~ 2回 フィリピン人など 無料会員登録で英語アプリが使える
kiminiオンライン英会話 3,278円~ 2回 フィリピン人 プラン申し込みで10日間無料!

※具体的なプランや料金については、各スクールの詳細をご覧ください。

以下は、各スクールの特徴についてまとめました。オンライン英語選びにお役立てください。

リップルキッズパーク

アカウントを共有できて、親子でも、兄弟でも、お友達とでも、レッスンを受けられるのが最大の強み!
レベル判定を参考に、レッスンを自分好みにカスタマイズできる!
英検にも強くなれる!

リップルキッズパークでは無料体験で「9段階習得度判定」というものがあり、子どものレベルを判定してくれます。レベル判定で「初級」「中級」「上級」の3つににあったレッスンを選択することができるというのが特徴です。

さらに、随時「英語力チャート」でレベル判定してくれ、「文法」「聞き取り」「語彙」「発音」の4つをチャートで示してくれます。このチャートで子どもの得手不得手を知ることができるし、リップルキッズパークの講師に「強いところを伸ばす」「苦手部分の克服」など、レッスンを細かく指定することができます。

またリップルキッズパークは、「リップル英検」という、リップル独自の英検があります。ここで力と自信をつけて、実際の実用英語技能検定に挑むことができます。その「リップル英検」に合わせた独自の教材もあるので、英語力成長の様子を親子で感じることができます。

対象年齢 3歳以上
受講方法:基本的に個人レッスンではあるが、「生徒情報」に登録した家族で割り振り予約が可能!
入会金 なし
コース・料金(税抜き)

通常コース、「リップル英検」コース、英検二次試験対策(2級まで)、親子プチ留学(現地オプション)
【月額定額制】
おてがる週1プラン 2,838円(654円/回)
サクサク週2プラン 4,444円(512円/回)
しっかり週3プラン 6,111円(469円/回)
たっぷり週4プラン 7,593円(437円/回)
まんぞく週5プラン 9,048円(417円/回)
※「リップル英検」は会社独自の英語検定

レッスン受付時間 レッスン4時間前まで
講師 フィリピン人
レッスン時間 月曜日~金曜日 7:00~22:55
土曜日       9:00~18:55
日曜日     9:00~17:25
体験回数 無料体験2回(家族で受けてOK)

■評判&口コミ

・通学英会話教室から、オンライン英会話に変えました。なんといってもレベル診断が毎回あるので、子どもの勇気づけに使わせていただいています。通っていた英会話教室では、毎回の振り返りみたいなものはありませんでしたのでありがたいですね。(30代女性)

・「リップル英検」というものを通して、子どもが少しずつ成長する姿を身近に感じることができています。うちは競うのが好きなタイプなので、意欲があればどんどん前に進んでいく感じの「リップル英検」がやる気につながっていると思います。(30代男性)

・うちは将来困らないように小学生の低学年から英検にチャレンジしています。英検二次試験の面接さながらのレッスンがうけられるので、見ていてこちらまで緊張感が伝わります。先生たちも細かいところまで見てくれています。レッスン中は厳しいですが、終わるとホントやさしい人ばかりです。面接が近づいたらもう少しレッスン量を増やしたいとうちの子は言ってます。(40代女性)

リップルキッズパークの公式サイトはコチラ

DMM子ども向けオンライン英会話

http://eikaiwa.dmm.com/kids/dmmhanasaki-001

およそ80か国!多国籍の人々(イギリス人、オーストラリア人、リトアニア人、アフリカ人、アメリカ人など)を採用しているため、いろいろな文化に触れられる!
24時間レッスンを受けられる!英語学習有料アプリ「iKnow」が無料で使える!

多くのオンライン英会話はフィリピン人講師が多いですが、DMMはなんろ80か国もの講師を採用しています。そのため、様々な文化をお家にいながらにして体験できます。

また、子どもが英会話を上達するには、いろいろな国の人が話す英語の発音パターンをたくさん聞いて、英語耳を育てることが大切ですので、いろいろな国の発音パターンに触れることができます。世界の文化に触れられるというのは、英語を学ぶ目的以外にも、素晴らしい経験になると思います。

DMM英会話は、なんと24時間レッスンを受けられることができます。旦那さんの海外赴任で海外に住むことになったとしても、旅行先で英会話レッスンを受けたいときにも、いつでもネット環境があればどこにいようが時差は関係なく、ネットの向こう側には常に世界の講師が待っています。

さらに、有料会員になれば、本来、有料の市販の英語教材が無料でダウンロードして使えるようになります。他社のオンライン英会話のほとんどは、1冊数千円するテキストを自分で用意しなくてはいけない場合が多いですが、DMMオンライン英会話では無料で使える市販テキスト「LET`S GO!」などが充実しています。

やる気さえあれば、無料テキストでどんどん自習を進められます。

料金はスタンダードプランで毎日1回・25分受けて5,980円と、通学型の英会話教室に通うことと比べると、ぐっとお値打ちになります。毎日2回、3回のプランもあります。

ネイティブの講師を希望する場合、毎日1回・25分受けて料金は15,800円となり、高額になってしまいますが、本当にネイティブ講師を選択する必要があれば、多少の出費もやむおえないということでしょう。しかし、毎日1回のレッスンを受けられてこの料金なので、通学型のネイティブ英会話教室にプライベートで通うよりは、だんぜん安心価格です。

また、「iknow!」という有料アプリが、DMMを受講している間は無料になります。これは1ヵ月980円の英語学習用アプリで、ちょっとした隙間時間に、単語や、言い回しなどの練習を繰り返し行えるものです。

わたしは使ってみてアプリ自体が「大人向け」という印象があったので、子どもが喜んで使うかどうかは疑問ですが、レベルアップしていくのを感じることはできるのではないかと思います。

対象年齢 園児から中学生
12歳以下は慣れるまで(約1ヵ月)は、親とアカウントを共有可能
入会金 なし
コース・料金

【月額固定制】スタンダードコース、ネイティブコース
<スタンダード(約80か国の講師)>
毎日1レッスン 5,980円
毎日2レッスン 9,980円
毎日3レッスン 13,980円

<プラスネイティブプラン(約80か国の講師+ネイティブ)>
毎日1レッスン 15,800円
毎日2レッスン 31,200円
毎日3レッスン 45,100円

レッスン受付時間 レッスン15分前まで
講師 在籍:約6,400人 国籍:約90か国 フィリピン、リトアニア、アフリカ、アメリカ、イギリスなど75か国以上
レッスン時間 0:00~24:00(24時間)
体験回数 無料体験2回

■評判&口コミ

・以前は子ども3人それぞれの習い事のために、結構たくさんの時間を使ってきました。送迎だけでなく、待っている時間も結構大変でした。今では自宅でできるので、家事をしながら子どもの様子を見ています。子どもの送迎が必要ないところが助かります。(30代女性)

・特定の国ではなく、いろいろな国の講師の方とお話しできるので、それが子どもたちにとって「ボーダレスな世界」を自宅で体験させることにつながっていると思います。インターネットを使った学び方ってすごいなと思います。(40代男性)

・経済的に安くすむっていうのが一番いいですね。兄がやっているのを見て下の子が「わたしもやりたい」って、いい刺激になっているんじゃないかなと思いますね。(20代女性)

DMM英会話の公式サイトはコチラ

レアジョブ英会話

レアジョブは最大手のオンライン英会話!日本人による無料カウンセリングを受けることも可能なので効果的な学習プランを立てられる!

レッスンで使用されている独自の教材数も豊富で、その内容も飽きさせない内容になっています。独自の教材は無料で使用することができます。

また、レアジョブは9年間で50万人もの人々が利用する実績があり、調査によると「レアジョブで初めてよかった!」と回答する人が99%以上です。

レッスンの予約についてレアジョブは、レッスン開始5分前まで予約可能です。急に空き時間ができ、レッスンできるようになったときに便利です。5分前予約OKというのは、他にはない制度なのでありがたいです。

対象年齢 小さな子ども~高校生
入会金 なし
コース・料金 月額定額制
日常英会話コース  月8回 4,200円
日常会話コース   毎日1レッスン 5,800円
中学・高校生コース 毎日25分プラン 9,800円
レッスン受付時間 レッスン5分前まで(キャンセルは30分前までに!)
講師 在籍:4,000人以上 国籍:フィリピン
レッスン時間 6:00~25:00
体験回数 無料体験2回
日本人サポート オプション:プラス980円で専任の日本人カウンセラーによる学習相談や自動予約などのサービスがオプションで受けられる。
■評判&口コミ

・フィリピンの先生はみなさん、やさしくて明るい方が多いですね。いつも元気いっぱいです。しかも優しい。心配していた先生たちの発音も問題ないです。厳しい審査を受かった先生だからでしょうか?こどもにとって安心だし、お値打ちに受けさせてもらってます。(20代男性)

・大人向けの英会話だと思ってましたが、子どもにもちゃんと対応しているんですね。優秀な子ども向けの先生がたくさん在籍しています。(30代女性)

・親が英語をできないから、子どもには不自由させたくないと思って始めました。しかし、子どものレッスンを見ていると「わたしにもできるかも」(笑)と思って、今ではわたしも申し込んでいます。(20代女性)

レアジョブの公式サイトはコチラ

GLOBAL CROWN(グローバル クラウン)

世界24か国のバイリンガル講師、困ったときは日本語でサポート!
リアルタイムで講師をマッチング、面倒くさい毎回予約をサポートしてくれる!

優秀なバイリンガル講師による安心の授業が受けられます。ネイティブ同等の発音でレッスンが受けられます。

英語の習得は、外国人でないといけないことは全くありません。バイリンガルで日本語も英語も使え、発音が良い優秀な講師のほうが、子どもは安心してレッスンを続けられるでしょう。なぜなら、日本人の弱みや困っているポイントがわかるからです。

使いやすいアプリで自分のレベルが確認できたり、レッスンで「何ができるようになったのか」がデータ化されるので、子どもの成長を感じられます。もちろんこのアプリでレッスン開始や予習・復習もできます。

対象年齢 3歳~小学校高学年
入会金 なし
コース・料金(税込) 週1:9,800円
週2:12,800円
週3:14,800円
週4:17,800円
週5:19,800円
その他、12か月コースは15%OFF、24か月コースは20%
レッスン受付時間 15日前までに連絡
講師 バイリンガル:700名以上
レッスン時間 20分・月~金曜日15:00~21:00、日曜日10:00~15:00、土曜日休み
体験回数 無料体験4回
日本人サポート 日本語に対応できる講師
■評判&口コミ
・日本語が話せる先生なので、日本語で話している会話の中で、英語が自然と入ってきます。先生はみんな優しく明るく、子どもの成長に合わせてレッスンをしてくれます。(GLOBAL GROWN体験者インタビューより)

・オンライン英会話を始めるのに、skypeを使用するのだと私もパソコンに詳しくなかったり子どもだけでの操作が心配だったりと懸念していたのですがグローバルクラウンはアプリで出来るとのことだったので受講を始めました。(30代女性)

・先生はバイリンガル講師なのでどうしても子どもが集中できないときには日本語をつかって楽しませてくれたり、子どもが好きなキャラクターの話題を取り入れてくださったりするのが良かったです。親が付き添うことなく、子どもだけでレッスンを受講していました。
レッスン終了後に、レッスン内容について細かく記入した報告メールが届くのも良かったです。(30代女性)

・講師は日本人のバイリンガルが多いということで、いきなり外国人と会話をするよりは子どもが緊張せずに話しやすいみたいです。
分からない時には日本語が使えるというのも安心感があり楽しんで会話をしている様子です。週3で月謝が約15,000円で割高ですが、送り迎えが不要で時間が節約できることを考えると不満はありません。(30代男性)

GROBAL CROWN(グローバル クラウン)の公式サイトはコチラ

hanaso kids(ハナソキッズ)

hanasoは「世界一分かりやすい英会話の授業」の著者・関正生氏が監修!オンライン英会話だが反復学習を重視!
税込み3,080円からはじめられ、初心者も安心日本語サポート付きも充実!

講師のトレーニングもしっかりしていて、はじめてオンライン英会話を始めるという子に安心のオンライン英会話です。無料レベルチェックができるので、料金が発生する前にレベルを知ることができます。

対象年齢 4歳~15歳
入会金 なし
コース・料金(税込) 月4プラン 3,300円
月8プラン 5,500円
月12回プラン 7,480円
月16回プラン 9,240円
週1回プラン 3,080円
週2回プラン 5,060円
レッスン受付時間 8:00~24:55
講師 フィリピン人他
レッスン時間 25分
体験回数 2回
日本人サポート あり
■評判&口コミ
・私自身も以前経験したことがあり、とてもよかったので子どもに学ばせようと思いました。続けるのには子どもが興味を持ってくれているかどうかが大切だと思うので、オンラインを検討して方は、先に体験を受けて様子を見てからがいいと思います。(20代女性)

25分間のレッスンですが、始めの頃は座っていられないことも多かったです。しかし、2年経った今はとても楽しそうに受けているので良かったです。これも、いつも明るく指導してくれる講師のおかげだと思っています。今はまだ、しっかりとして英語で話しているというわけではありませんが、集中力がついてきたように思います。(30代女性)

・レッスン代を払って子どもの反応が良くなかったら嫌なので、体験をたくさんしたうえで、ここに決めました。敷居が高い気がしたのですが、意外と入りやすかったです。(40代男性)

hanaso kids(ハナソキッズ)の公式サイトはコチラ

イチオシNEW! kimini学研のオンライン英会話

2020年1月から新たにスタートした学研が手掛ける初のオンライン英会話ブランド!月々3,278円(税込)から!
ステップアップを感じながら学習できるシステム!

小学生から対象のオンライン英会話です。「小学生の英会話1」は絵カードなどを使うので楽しく安心して学習できます。全部で38レッスンをステップアップして学習いきます。

「小学生の英会話2」では、生活の中の身近な単語と簡単なフレーズを中心に学習をしていきます。レストランでのやり取りや道案内など、会話のやり取りもしていきます。全部で47レッスンあります。ステップアップシステムに従ってレベルアップを感じながら進めていきます。

月々6,028円(税込)コース以上になると、「ばっちり話せる英語コース」というレッスンが受けられ、学研より出版されている人気書籍「小5英語がばっちり身につくレッスン」「小6英語がばっちり身につくレッスン」をベースに、オンラインレッスンに適した形にアレンジされた新学習指導要領に対応のコースもあります。

他のオンライン英会話だと、テキストはあっても講師主導の授業で、終わってみれば「結局何を学んだっけ?」となりがちなところもあります。一方で、学研のオンライン英会話はシステムがしっかりしているので、ステップアップしながら徐々に力がついていくというのを肌で感じられます。

英語の学習方法がわからない人でもシステムに沿って学習をするだけで
『話せるようする』ことを実現をめざしているオンライン英会話です。
オンライン英会話業界では少ない「コース」としての学習提案方法を実現させています。

対象年齢 小学校3年生ぐらい(1.2年生でもOK)から大人
入会金 なし
コース・料金(税抜き) ライトプラン:1日1レッスン、受講コースや日時に制限あり 2,980円
スタンダードプラン:1日1レッスン、受講コースや日時に制限なし 5,480円
ダブルプラン:1日2レッスン、受講コースや日時に制限なし 9,480円
プレミアムプラン:1日4レッスン、受講コースや日時に制限なし 15,480円
レッスン受付時間 6:00~24:00(ライトプランのみ9:00~18:00)
講師 フィリピン人
レッスン時間 25分
ライトプラン:月曜から金曜9:00~18:00
スタンダードプラン、ダブルプラン、プレミアムプラン:毎日終日
体験回数 ライトプラン、スタンダードプラン申し込みで10日間無料
日本人サポート メールやLINEでのお問い合わせあり
■評判&口コミ

・コースどおりにすすめていくと自然と身についていくというイメージです。まだ始めさせたばかりなので本当のところどうかわかりませんが、ゲームのようにコースをクリアしたら次に進んでいくというのが楽しいみたいですよ。続けているのでいいのかな、と思います。(40代男性)

・スタンダードプランでレッスンを受けています。小学生の英会話1が終わったので、学研のテキストを使って授業を受けています。この教材はもともとほしかったので購入する予定でしたが、無料で用意されていて驚きました。(30代女性)

kiminiの公式サイトはコチラ

子どもの英語教育にオンライン英会話を活用しよう!

 

子どもに英語を習得させるには、どうしたらいいのでしょうか?

アメリカンスクールに入れてしまえば簡単です。しかし、残念ながら、我が家にはそのような余裕はありません。

しかしながら、子どもの脳は天才です。大人の脳と違って、スポンジのようにいろいろなものを吸収します。また同時に、子どもはとても飽きっぽいです。

そこで、この大切な時期を逃さないためには、何歳からどのようなことを始めさせたらよいのでしょうか?

その答えはシンプルです。楽しくインプットし、楽しくアウトプットをする」ということを「継続的」に行うということです。このインプットとアウトプットとの2つのバランスをうまくとるということが肝心です。

最近、「子ども向けオンライン英会話」の人気が急上昇しています。オンライン英会話は基本的にアウトプットにあたるのですが、この「オンライン英会話」が「アウトプット」をするのに非常に役立ちます。この「子ども向けオンライン英会話」がすごいんです。一言で表現すると、「安!楽!自由!」なのです!その理由はのちほどお話しします。

家庭では英語のCDを聞いたり、英語のDVDを観たり、英語の絵本を読んだりして楽しく「インプット」することはできるのですが、それをうまく引き出す「アウトプット」は一般家庭では難しいです。

子どもが言語を習得するにあたって、10歳あたりが臨界期と言われています。臨界期とは言語習得の期限のようなものです。10歳ぐらいが臨界期だからといって、10歳から英語を始めてもいきなり話せるようにはならいのです。「英語を話す」ということは、インプットして蓄積したものが、アウトプットで外へ出されるというイメージなので、蓄積されたものがなければ、なにも外へでてきません。

つまり、幼少期からインプットした情報(ここでいう英語)を積み上げていき、こんどは5,6歳ごろからそれをアウトプットしていく環境づくりをすることが大切です。そして、徐々にアウトプットする機会を増やしていき、インプットとアウトプットのバランスをとっていきます。その繰り返しにより、英語が話せるようになるのです。

先ほども述べたように、子どもの英語は、すべての基本において、「楽しむこと」が中心となります。では、子どもが英語をどのように習得していくのか、年齢別にみていきましょう。

乳児期は、英語の音楽CDや朗読CDなどを聞いて楽しみます。そしてそれを、毎日BGMのように流しておくだけでもいいでしょう。

幼児期は、初めのうちはインプット中心で、聞くことはもちろん、見たり触ったり、まねをしていってみたりということが、より脳への吸収を手助けします。5,6歳にもなると大人が言っていることを理解し、それに対し限られた単語数ではありますが、きちんと返答ができるようになっています。乳児期とは明らかに違って、言葉を使ってコミュニケーションを図ることができるようになります。そしてこれは、アウトプットに当たります。

小学生になってくると、上記のインプットにプラスして、表現することの楽しさを感じ、「英語(英単語など)ができる・言える」ことを自覚したり、英語の単語や文章を知っているということを周りの人に認めてもらったりすることがうれしく、さらにアウトプットが進みます。

「アウトプット」ともいえる「英会話」を始める時期は、日本人の場合、5,6歳(幼児期後半・小学校低学年)からがよいと思います。その理由の一つに「母国語の習得を最優先させる」ということがあります。もちろん個人差があるので、早くから英会話教室に入れている方もみえます。

「母国語」は木で例えると根っこや幹の部分で、その根っこや幹の部分が十分に育って、長い文章を話すことができるようになる時期が5,6歳といわれています。その日本語の根っこや幹をしっかり育てたうえで、枝葉となる英語を「英会話」を利用して、どんどん話していくと良いと思います。

インプットからアウトプットにつながる時期に、それを一緒に楽しんでくれる「英語のできる人」つまり「英会話の先生」についてもらい、アウトプットを楽しく、スムーズに行うことが必要です。

まず、臨界期と言われている10歳ぐらいまでに行うべきことは、できるだけ早く自宅で「英語教材」を使って英語環境を整えて、英語に親しみ、インプットを習慣化することです。その後、5.6歳らいから今までためてきたものを「英会話」を使ってアウトプットするということなのです。

〈インプット編のまとめ〉

1日15分でいいので、毎日DVD、CD、絵本などを活用して英語に触れさせる機会を習慣づけしましょう。はじめは基本的にインプット(入力)型の学習から始まります。幼少期はどんどん吸収するので、まずは耳を中心としたインプットの学習を繰り返しさせることが大切だからです。そこで活躍するのが、英語教材です。子どもたちは、言語を超えて、歌ったり踊ったり、まねをしたりすることが好きなので、まさに楽しんで継続させるためにはもってこいの方法です。

しかもこどもの脳は、大人に比べて優秀で、それを毎日繰り返していくうちに、自然と英単語や英語表現をスポンジのごとく吸収することができます。

〈アウトプット編のまとめ〉

そして、さらにその吸収した知識を定着させるための方法があります。この英語教材を生かしたインプット型の入力的な学習から一歩進んだ学習が、アウトプットの出力型の学習なのです。今まで学んだことを外に出して働きかけることにより、さらに英語を定着させることができるのです。

それでは、どのようにして、そのアウトプットの学習を行えばよいのでしょうか?

今、そのアウトプット型の学習を支援するものとして注目されているのが、「子ども向けオンライン英会話教室」です。これまでは通学型の英語教室が人気でしたが、今や大手の英語教室でさえ、オンライン英会話教室を運営するようになってきています。

その人気となっている理由を、通学型の英会話教室と比較しながら探っていきます。

「子ども向けオンライン英会話教室」VS「通学型英会話教室」

最近「子ども向けオンライン英会話教室」とよく耳にしますが、子ども向けオンライン英会話教室とは一体何なのでしょうか?先ほども述べたように「子ども向けオンライン英会話教室」は一言でいうと「安!楽!自由!」です。この「子ども向けオンライン英会話教室」というものを知った人はラッキーだと思います。

そして、今現在も通学型の英会話教室にお子さんを通わせているのでしたら、この機会に見直しをするいいチャンスだと思います。

今や、インターネットは生活から切り離せないとても便利なものです。そのインターネットの無料ビデオ会話サービスのスカイプなどを活用したものが、オンライン英会話教室です。そして、最近では英語の早期教育に伴って、オンライン英会話教室の中でも子ども向けのものの人気が出てきています。

その人気の理由は、たくさんありますが、「安!楽!自由!」の意味をひとつひとつ見ていくと…

安!」は、なんといってもコストが低いため、週に何度も英会話の機会を持つことができます。つまり便利なインターネットを利用し、家庭で気軽にアウトプットの機会をたくさん持つことができるのです。そして、教室まで通う必要がなく、自宅で安心・安全に英会話を受けられるのです。

楽!」は、子ども向け専用のオンライン英会話も登場するなど、教材や内容の充実から楽しく受講できるということです。また、なんといっても、親が送り迎えの必要がなく「楽」であるということです。

最後に「自由!」は、ほかの習い事や用事などの時間を避けて、自由に時間割をマネージメントできるというところと、先生をこちらが自由に選べるというところです。時間を選べるというのはもちろんですが、子どもにも相性があるので、もし先生と相性が合わなければ自由に変えられるという点が「自由!」の意味です。

また、各オンライン英会話教室の規定にもよりますが、親子でレッスンを受けられたり、兄弟でレッスンを受けられたり、ポイントを家族などで分け合って受けたい人が受けられるという教室もあります。さらに、子どもの性格によりますが、通学型では緊張してしまうため、うまく活動ができない子でも、家だとリラックスして授業が受けられるという利点もあります。

あるご家庭は、通学型英会話教室に月10,000円ほど払って週1回45分のネイティブによるレッスンを受けていました。これが日本人の講師だと、8,000円前後ですが、ネイティブの講師というだけで、2,3千円高くなってしまい、ただでさえ高い授業料がさらに高くなるのです。

以下は「子ども向けオンライン英会話」VS「通学型英会話教室」の比較表です。


そこで、子ども向けオンライン英会話を選び、月8回(週に2回)の25分レッスンが4,536円で受けられるようになったのです。中には、毎日レッスンを受けたとしても週5回を6,264円で受けられるというオンライン教室もあります。

しかも講師は、海の向こうにいるネイティブ講師も選べます。

ではなぜ、オンライン英会話は安い授業料で受けることができるのでしょうか?

それは、教室運営にかかる費用がカットされるからです。教室を借りる、メンテナンスをする、光熱費、そのほかの設備費がカットされます。つまり、お互いにカメラ付きのパソコンがあり、インターネット環境であれば、いつでもどこでもレッスンをしたり、受けたりすることができるのです。オンライン英会話の先生は、先生のご自身が自宅でレッスンを行うこともあります。つまり、教える側も受ける側も自宅ということもあります。

それでは、オンライン英会話を受けるにあたって必要なものは何なのでしょうか?

あらかじめ準備する必要のあるものは、

パソコンかタブレット端末

webカメラ(パソコンなどに内蔵されていない場合)などの物品

有線または無線イヤフォン

インターネット環境

これらのをそろえられれば、より身近に英会話を楽しむことができるのです。

特に幼少期はたくさん英語に触れれば触れるほど、英語を聞き取る耳「英語耳」が発達するため、英語に触れる機会を毎日の習慣にできると良いです。それを可能にするのが「子ども向けオンライン英会話教室」なのだと思います。

 子どもの英語力向上には「インプット」と「アウトプット」のバランスが大事

子どもの英語力向上のためには、何度も述べているように、インプットから始まって耳づくりをし、アウトプットで蓄積されたものをバランスよく徐々に放っていくというイメージです。

アメリカンスクールに早くから入れるというのであれば、幼少期からインプットとアウトプットのバランスのとれた環境に身を置くことができると思いますが、そうでない限り、家庭でその環境づくりをする必要があります。その環境づくりを経済的に、しかも継続して行えるのが、インプットでは英語教材で、アウトプットでは子ども向けオンライン英会話の継続利用です。

英語教材は一度買えば、フォローのいいところだと使い方の指導を受けながら、毎日継続的に子どもに英語に触れさせることができます。そして、子ども向けオンライン英会話を毎日の習慣に取り入れて、英語に触れさせる機会を増やしていきましょう。なんと言っても、このオンライン英会話は、実際に英語教室に通うよりも、安く、時間も選べ、先生も選べるという好都合なのです。

英語教育は、繰り返し学習するのが有効です。5,6歳にもなれば、アウトプットである、「子ども向けオンライン英会話」を週に1,2回から始めて、徐々に回数を増やし、1日25分の週5回を継続していけるといいと思います。もちろん、DVD、CD、絵本などの英語教材を活用して1日15分でいいので、英語に触れさせる機会を習慣づけるというインプットを行いながら…というのが前提です。

子ども向けオンライン英会話教室でアウトプットする機会を習慣化し、インプットとアウトプットのバランスをうまくとりながら英語学習を進めていくのが、英語習得への最短の道だと思います。

子どものための英語敬語~英語にも敬語はある~

「英語って敬語がないから誰に対しても同じ言葉遣いでいいよね。英語って楽だね。」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。でもそれは間違いです。確かに英語は日本語のように、一つのものに対して言い方が少なく、シンプルです。

しかし、英語だったら何でも誰にでも同じ表現で言っていいのかというと、そういうわけでもありません。

目上の人に対する敬語や、何かをお願いするときの表現方法、丁寧な断り方などがあります。そのTPOに合わせた表現方法が英語にもあります。

確かに、日本語の尊敬語、謙譲語、丁寧語とたくさんの使い分けなければならない言葉があります。しかし、英語にも日本語のような細やかな使い分けはないにしてもきちんとした「敬語」があります。そして子どもも大人も、きちんとした場面で「敬語」を使うことは大切なのです。

 どのような敬語があるのか

ビジネスや国際的や会議などでの場では、ハリウッド映画に出てくるような、スラングやため口は使われません。ですので、英語で覚えたフレーズをそのまま使うのは危険です。日本語にも目上の人に話しかけるときは、ため口で話しかけることや、丁寧さに欠ける言葉づかいで話しかけることはないと思います。いくらシンプルな表現が多い英語でも、やはりきちんとしなくてはいけないところは日本語と同じです。

そこでまずは、日本語でいうところの「○○さん」「○○先生」「○○教授」といった、失礼にならない名前の呼び方を知りましょう。

英語で名前を読んでみよう!

日本人は苗字(last name:ラストネーム)で呼ぶことが多いです。そして、英語圏の人は、名前(first name:ファーストネーム)で呼ぶことが多いのは事実です。

例えば、

Sakiko, this is Mike.

Hi! It’s nice to see you, Mike.

というように、友達同士とか、親しい人を紹介したいときとか、苗字(last name)で紹介することはまずありません。ところが、学校の先生(先生がマイク・ブラウンさんという姓名だった場合)を「Mike! Could you help me? (マイク!ちょっとお願いしたいことがあるのですが)」とは言いません。きちんと苗字である「Brown」に「Mr.」と付けて「Mr.Brown」と呼びます。

そして、その他にも、教授だったり、医者だったり、敬称を付けるべき人にきちんと敬称を付けないでいると、相手を不快な思いにさせてしまうことがあります。

よっぽど子ども同士の間では大丈夫ですが、もし子どもが目上の人に話しかけるときや、学校の研修などで質問をしたいときには、相手に対して敬称をきちんとつけて話すことが大切だということを伝えたいものです。

子どもに必要な最低限の敬語

先ほどの敬称を使うということも大切ですが、子どもにとってその他に必要な敬語にはどのようなものがあるのでしょうか?英語の敬語にはたくさんの種類があるということがわかったと思いますが、ここでは子どものために必要な敬語をいくつかご紹介します。

あいさつの敬語

ここでは子どもが初めての訪問先などで「はじめまして」「(家族など)を紹介します」などの場面でどのように表現したらいいのか、それぞれよく使われる表現をいくつか取り上げたいと思います。

・(It’s) nice to see you.(はじめまして。)

・(It’s) nice to meet you.(はじめまして。)

・(I’m) pleased to meet you.(お会いできて光栄です。)

・(I’m) glad to meet you.(お会いできてうれしいです。)

よく知られている「How do you do?」は、子どもには堅苦しすぎます。しかし、正式な場でよく使われる表現ではあります。

また、日本の学校教育では「Nice to meet you.」という一つの表現しか習わないかもしれませんが、「It’s」を付けたり、「pleased(嬉しい。光栄です。)」を使ったりして、同じ「はじめまして」でも、いろいろな表現を身に付けましょう。

続いて「(家族など)を紹介します」という場面です。

・Let me introduce my family.(私の家族を紹介します。)

・Let me introduce myself. (わたしについて紹介させてください。)

・Let me introduce my sister Naomi.(妹の直美を紹介します。)

Let me は動詞を続けることで「~します。」とか「わたしに~させてください。」という意味になります。

お願いするときの敬語

人に何かをお願いするときの表現方法を覚えておくと、人にスムーズにお願い事ができて便利です。これは、「お願いがあるのですが…」という時に使えます。目上、年下にかかわらず、丁寧な方がよりいい印象をもたれます。親しい間柄こそ覚えたい表現ですね。

・Would you(please)do me a favor?(お願いがあるのですが。)

・Could you (please) do me a favor?(お願いがあるのですが。)

・Can you do me a small favor?(ちょっとお願いしてもいい?)

・May I ask a favor?(お願いがあるのですが。)

などがあります。you の後にpleaseをつけると、より丁寧になります。

謝るときの敬語

「親しき中にも礼儀あり」という言葉は、何も日本人のためだけにあるものではありません。「Sorry!」だけでもいいのですが、もう一歩前進して、子どもにとって使いやすくより丁寧な表現をお伝えしいます。

・I’m sorry to be late.(遅れてごめんなさい。)

・I’m very sorry.(ほんとうにすみません。)

・I’m apologize for missing the party.(パーティーに行けなくてごめんなさい。)

これらのあいさつに関する表現は、なにも子どもだけのためのものではありません。ちょっとした表現を身に付けておくことで、コミュニケーションがとてもスムーズに進みます。

ぜひ、親子で一緒に覚えてください。

「Thank you!」は一番の敬語です!

いろいろな英語の敬語を紹介して来ましたが、最後に何といっても一番の敬語をお伝えします。それは「Thank you」です。

日本人は「礼儀正しい」とよく外国人からも言われます。それはお辞儀の仕方のうやうやしさや、物を手渡しするときの優雅さなどの態度や振る舞いに対してのようです。一方、日本人がビジネスの場で日本人は「ありがとう」などの感謝の言葉をあまり使わないといわれることもあります。

日本だと、丁寧にお辞儀をしたり、両手で受け渡ししたりといった態度で敬意を表すことがあり、言葉を使わなくとも、その敬意を伝えることができます。しかし、英語の世界では、きちんと言葉で敬意を伝える必要があります。言葉で言うことで相手に自分の気持ちをきちんと伝えられます。逆に、言わないと「なかったもの」として受け止められがちです。

日本人のように、敬意を態度で示すのではなく、きちんと言葉で表現していく必要があるのです。

そこで活躍するのが「Thank you」という一言です。また、「Thank you」のあとに、「for~」と付けることで、簡単に「単語」から「文章」へとレベルをアップさせられます。「Thank you」は、とても簡単で最大級の英語の敬語なのです。

何かをしてもらったとき、人に自分の話を聞いてもらったとき、飲食店で食事をしてお店を出るときなど、あらゆるところで「Thank you」は一番使える敬語です。これは、子どもも大人もいつでもどこでもだれもが簡単に使えます。

そして、Thank youをもう一歩進んだ言い回しにするためには、「for~」をあとに付けます。

例えば、

・Thank you for inviting me.(お招きいただきありがとうございます。)

・Thank you for your support.(助けてくださりありがとうございます。)

・Thank you for your corporation.(協力してくださってありがとうございます。)

・Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました。)

などとたくさんの場面で使いまわすことができ、とても便利です。

今回「英語の敬語」について、いろいろな表現方法をお伝えしましたが、まずは難しいことは抜きにして「Thank you」とニッコリ、周りの人に伝えることから始めてみてはいかがでしょうか?

英語習得のために必要なもの~自転車も、英語も幼少期に!~

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英語を一度学んだあとに使い続けるためには、長期にわたって記憶しておくことが重要です。この長期間の記憶のことを、専門用語で「長期記憶」といいます。

長期記憶の良い例が自転車です。自転車のように身体の様々な能力を使って体で覚えた技術は「長期記憶」として保存されます。長記憶の利点は、一度身についたら一生忘れないところです。

たとえしばらく自転車に乗っていなくても、幼少のころに何度も練習をして習得した技術は長期記憶に入っているため、勘を取り戻せばまたすぐに自転車に乗れるのです。この自転車の例のように、英語も一度学んだあとで長期記憶に保存されるようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

子どもは自然に長期記憶を利用できる

どうして、自転車に一度乗れたら、一生乗りつづけられるのでしょうか?

それは、自転車に乗る技術というものを、身体を繰り返し動かして習得してきたからなのです。つまり、運動をしたり、何回も転んだりしながら繰り返し練習を行って習得した記憶は忘れないのです。これを、長期記憶の中でも特に「手続き記憶」といいます。

身体を繰り返し動かすことによって記憶された物事は、自動的に「手続き記憶」に入ります。子どもは特に体を動かします。このため、幼少期に習得したことは自然に手続き記憶となり、長期記憶として保存されるのです。

この幼少期の特性を、英語にもぜひ活用しましょう。そうすれば幼少のころに英語を習得した英語は、長期的に記憶しておくことができます。子どもは楽しいことは何度も何度も繰り返すことが苦痛ではありません。しかもわざわざ教えなくても、身体を使って体験してくれます。自然に身体を使って何度も繰り返す行為によって、英語の知識や技術を自然と長期記憶に入れることができるのです。

幼少期に英語を自然の流れの中で習慣化し、繰り返し学習することで、大人になっても英語を使って、コミュニケーションを図り続けることができるのです。これが、幼児期に英語を習得する最大のメリットなのです。

長期記憶へ記憶する

では、具体的に長期記憶に入れるためにはどうしたらようのでしょうか?

英語を書いて覚えたりしたり、暗唱したりするという単純な作業だけでは短期記憶にとどまり、すぐに忘れてしまいます。長期記憶に保存するためには、英語を自然と使えるような環境を作り出すことが大切です。

例えば、一般的な英語教室では、先生がりんごの絵カードを指さして、「What’s this?」ときいて、子どもたちは「This is an apple.(これはりんごです。)」と答えます。そして、その言い方を繰り返し練習します。はじめは、子どもたちも楽しいと感じると思いますが、徐々に飽きてきます。これは、単に繰り返し練習することによって英語の習得を図ろうとするものです。

もちろん、知識がないと英語を理解できないので、知識を得ることは必要です。しかし、それだけでは子どもは「覚えなければいけない」英語に飽きてしまいます。

そこで、長期的な記憶を活用するには、次のような例があります。

指導者は、本物のリンゴを手に持って、「Can you cut this apple like this?(りんごをこのように切れますか?)」というかけをすることから始めます。そして子どもたちは指示してその通りにりんごを切ったり、「How do you like this apple?(このりんごおいしい?)」とりんごを食べてどんな味がするのか自分の言葉で言ったりといった体験的な活動をすることがです。

これらの問いかけは「This is an apple.(これはりんごです。)」といった、りんごだけにフォーカスしていません。子どもたちは自然な思考や活動の流れの中で、「りんご」という単語以外にも、「切る」とか「この」といった単語も動作と共に把握できます。

そして、「あ~、切るってこういうんだ。」とか「おいしい、酸っぱい、甘いってこう表現するんだ。」という体験を、さらに人に「伝えたい」という気持ちになれば、他の単語や言い回しも、どんどん学ぼうとします。このようにして、リンゴを自分で切って食べるといった体験的な活動は、様々な効果があり、自分の経験として英語を習得できるのです。

英語を「習得」するということにフォーカスした知識的な学習も必要ですが、「使う」という体験にフォーカスした自然の流れの中で英語を習得していくという方法も必要なのです。そして「繰り返し」の体験が、長期記憶として脳の中に残り続け、英語を使い続けられる脳になっていくのです。

さらに、英語が話せると「楽しい!」「必要だ!」とか「習得したい!」という気持ちに子どもをさせられたら、もう言うことはありません!子どもたちは自主的に、英語の本を読んだり、調べたりして、英語を楽しく学んでいくことができるようになるのです。

英語を長期記憶に保存するための体験型学習方法

それでは、ここではいくつかの英語で行う体験型習得方法をご紹介します。

●ワークショップ型

期待できること:五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を生かして英語活動に取り組んで、英語の知識を得ると当時に、長期記憶に持ち込む。楽しく取り組むことで、自主的に英語学習ができるように育てる。

例:英語劇、英語で料理、英語で音楽(リトミックなど)、野外活動、英語でダンス、英語で実験、英語でものづくり、英語であそぶなど

●グループ学習

期待できること:グループで話し合いや、議論をすることで相手の言いたいことを理解して、英語の知識そのものはもちろん、自分の意見を伝えることで、「伝えたい」「英語が必要だ」という感覚を育てる。

例:プレゼンテーション、調べ学習、ミッション型スタンプラリー・クイズラリー、野外活動など

このようにして、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という五感をフルに生かした活動を英語学習に取り入れることで、英語を「長期記憶」に入れることができます。

幼少のうちにさまざまな体験にふれ、繰り返し活動することで自然な形で楽しく英語を「長期記憶」に入れることができます。そうすれば、自然に使える英語を、半永久的に身に付けることができるのです。小さいお子さんがいる方は、今から英語に取り組んでみましょう!

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