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「子ども向けオンライン英会話」を有効に受けるために

「英語を習わせたいけど、送り迎えが大変だし、高いし、ほかの習い事とバッティングするし…何かいい方法ないのかな?」と思ったことはありませんか?

実は、これまでの高額な通学型の英会話教室に代わって、「安い、好きな場所でできる」という英会話教室があるのをご存じでしょうか?

それが「子ども向けオンライン英会話」です。

通学型の英会話教室は、先生と直に話せるというメリットがある一方で、

「高い」

「教室まで送り迎えしなければならない」

「先生(教室)が設定する時間帯のところに通う」

「先生の数が限られている」

というデメリットがあります。

では、「オンライン英会話」はどうかというと、

「安い」

「場所を選択できる」

「時間を選択できる」

「先生を選択できる」という特徴があるのです。

今回は「子ども向けオンライン英会話」について具体的にお伝えしたいと思います。

「子ども向けオンライン英会話」ってなに?どのようにして受けるの?

まず「子ども向けオンライン英会話」とは何かについて具体的にみていきましょう。

「子ども向けオンライン英会話」とは?

「子ども向けオンライン英会話」を一言でいうと、「インターネットで格安に受けられる英会話」です。

習い事の面倒な送り迎えもなく、しかも、先生の都合にこちらが合わせるのではなく、受ける側の都合で時間や場所を選ぶことができるのがこのオンライン英会話なのです。

子ども向けオンライン英会話の内容は、「外国人講師との英会話」「日本人講師との英会話」「英語の授業を受ける」「英語で遊ぶ」「資格試験の対策」「英文の添削」「疑問質問を解決する」など様々な内容があります。

資格試験の中には、「英検対策」「TOEIC対策」「TOEFL対策」などの各種資格試験対策の講座が準備されていたり、テキストが無料で準備されている会社があったりと、実際にその会社のサービスを受けないとわからないくらいバラエティーに富んでいます。

そして、なんと言っても、この子どもや親にとって好都合なこのオンライン英会話は、通学型の英語教室に比べて、超低価格で、講師が選べ、しかも自分の希望する場所や日時に合わせて受講することができるのです。

まずは無料の「子ども向けオンライン英会話」を受けてみよう!

子ども向けオンライン英会話では、「Skype(スカイプ)」というアプリでビデオチャットをしてレッスンを受けます。そのため、パソコンをはじめ、タブレット端末やスマートフォンがあれば大丈夫です。

それでは子ども向けオンライン英会話のはじめ方を5つのステップにまとめて、簡単に説明します。

子ども向けオンライン英会話の5ステップ! まずは無料体験から!

①パソコン、タブレット端末、スマートフォンを用意する! カメラ、イヤフォン(スピーカー)も必要があれば用意!

②無料会員登録!無料体験!

③講師を予約!

④スカイプを準備!

⑤レッスンを楽しむ!

それでは、5ステップの1つひとつを具体的に見ていきたいと思います。

①パソコン、タブレット端末、スマートフォンを用意する! カメラ、イヤフォン(スピーカー)も必要があれば用意!

パソコンは機種によって、カメラが内蔵されているものとそうでないものがあります。もし、内蔵されていないのであれば、後付けのものを準備する必要があります。後付けカメラは、アマゾンや、ヨドバシカメラなどのネットオンラインショップで、価格によっては送料無料で購入することができます。

また、パソコンなどから直接出てくる音量には限界があり、講師が何を言っているのか聞き取りにくいときがあるので、イヤフォン(無線がおすすめ)や、スピーカーのどちらかも準備すると良いでしょう。

②無料会員登録!無料体験!

会社にもよりますが、ほとんどの場合、最低1回は無料体験を受けられます。たまに、期間限定でいつもよりたくさん無料体験を受けられるというキャンペーンを行っている会社もあるので、チェックしてみるといいと思います。

無料会員登録は、メールアドレスとパスワードを設定するだけの簡単なものから、それに加えて、個人情報を入力するものもあります。

いずれにしても、提示したメールアドレスにメールが送られて来るのでそこから体験の申し込みや会員登録することができます。

無料会員登録したら、まずは無料レッスンの申し込みをしましょう!

③講師を予約!

写真や評価付きで、講師や日時を選択し決定します。それぞれのご家庭の予定に合わせて計画をします。参考ですが、毎週火曜日の16:00からは○○先生のレッスン!というようにレッスンの日時は曜日によって時間を固定すると、子どもにとっても習慣化させやすいと思います。

④スカイプを準備!

パソコンにしてもタブレット端末やスマートフォンにしても、オンライン英会話のほとんどが「Skype(スカイプ)」を利用します。その昔は、ほかにもビデオチャットアプリがありましたが、今ではこのSkype(スカイプ)が主流になってきています。

スカイプの通信料や使用料金は、基本的なインターネットの回線料やパソコン等の電気代のみです。追加の通信料などはかかりません。

ビデオチャットに高額な通信料がかかる時代はインターネットの登場で終了したのでご安心ください。

⑤レッスンを楽しむ!

あとは楽しんでレッスンを受けてもらうだけです。子どもといえども、相性があるので、はじめは子どもの反応をみて、どの先生が合うのかを吟味することに時間をかけたいものです。

我が家の場合、まずは無料レッスンを受けた後、本入会しました。

入会後も、慎重に先生選びをしました。一週間は同じ先生で、それを5人ほど試してみました。その中から、子どもがより楽しくリラックスして取り組める先生にしたのです。

でも、その先生を固定に指名するというわけではなく、基本的に主となる先生を決めてから、ほかの先生をそこにちょこちょこ入れてみて飽きないようにしています。

レッスン後ですが、会社によってはレポートを出してくれるところもあります。

「子ども向けオンライン英会話」を選ぶ&受けるうえでの親の心構え

それでは次に、オンライン英会話会社の選択方法と、オンライン英会話を受ける上での、親と子どもの心構えについてお伝えしたいと思います。

子どもが必要としていることを見極めよう

まず、子ども向けの英語教育は「The お勉強」ではないことを自覚していただきたいです。英語はあくまでもコミュニケーションを図るためのツールです。楽しく身につけなければ、後々いやになって、続けることが難しくなってしまう危険性があります。

そういったことを踏まえたうえで、子どもにどのような英語の力を身につけさせたいかについての方向性を設定しましょう。

例えば、「英語を聞き取れる英語耳を作る」とか「将来英検を受けさせたい」「TOEFLを受けさせて大学進学も視野に入れたい」などといった方向性について、大雑把に意識します。

大雑把といったのは、親が期待大になりすぎてしまうのは、子どもにとってよくないからです。ただ子ども向けオンライン英会話をダラダラと受けさせるよりは、方向性を示して、目標を設定した方がいいと思います。

子どもにとって英会話を楽しく受けることは大前提です。しかし「The お勉強」ではないにしても、年齢が進むにつれて英作文や単語の記憶、発音などといった、チャレンジをクリアすることで意欲的になっていきます。そこで、大雑把な方向性を示して、目標を設定させ、チャレンジさせることが大切なのです。

どの会社が合うのか、ネット情報や口コミで絞れたら、まずは無料体験!

「どの子ども向けオンライン英会話会社の方針がわが子にとって合うのか…」というところも、長く続けてもらうために必要な要素だと思います。

先生との相性も大切だと思いますが、何よりも「自分たちが求めている内容のレッスンを開講しているか」「予約のしやすさ」「先生情報の豊富」「サイトの使いやすさ」なども重要になってきます。

これからは無料体験をすることによって、ある程度把握することができます。

子どもに楽しんでもらいたいなら、親が楽しもう!(親子レッスンの場合)

子どもの性格や年齢によっては、親が一緒にレッスンを受ける、親子レッスンを受けることもあると思います。

よく、「親の自分たちが英語習得で苦労したから子どもには同じ思いをしてほしくない!」ということで、自分たちの英語力に自信がないから、子どもに英語の早期教育を行う人たちがいます。私もその一人です。

親自身の英語力に自信がないからといって、英語を話すことに躊躇していてはいけません。「できない」けど、「楽しむ」ことが大切で、その姿をみて子どもも「英語って楽しいんだ!」と自覚するのです。

子どもと一緒に考え、積極的に発言して、楽しんでみてください。子どもにもその姿勢が伝わります。

わからないことは、質問しまくろう

日本人は、相手に迷惑をかけないようにという考えの人が多いようです。そのためか、英語の意味が分からなくても、「Yes!Yes!」とわかったふりをしてしまいます。そうすると、モヤモヤがたまっていき、英語で会話することが楽しくなくなってしまいます。

実は、私もその一人です。(でした。) しかし、子どもは正直なため、わからないときは、「わからない!」「何を言っているの?」と言ったり、わからない表情をしてくれたりすると思います。わからないものを「わからない!」と正直に言うほうが、上達が早いです。

相手や私たちの目標は、「何を言っているかクイズ」をしているのではなく、「心からコミュニケーションを楽しむ」ということなので、理解ができない単語や文章、言い回しについては恥ずかしがらずにどんどん質問したらいいと思います。

そんな時は親である私たちが率先して質問をしまくりましょう。

その時の聞き方ですが、

「What do you mean,○○?(それどういう意味?)」

「Can you tell me what it is?(それって何か教えて)」

「One more time, please?(もう一回言ってください)」

などといった簡単なフレーズを覚えて、わからないことが出てきたときに連呼すればいいと思います。特に、英語ができないから学んでいる生徒に対し、先生たちはそういった質問を喜んで受けてくれます。

質問をして意味が分かり、自分の意見も言えた時、ものすごくスッキリします!

「子ども向けオンライン英会話」を受けるうえでの子どもの心構え

続いては、オンライン英会話を受けるうえでの子どもの心構えについてお伝えしたいと思います。

Have fun! (楽しんで!)

言語の臨界期は10歳前後と言われているので、特にそれ以下の“無意識”に学んでいる子どもたちに関しては、「Have fun! (楽しんで!)という一言につきます。「英語ってこんな楽しいんだ」とか「日本語にはない世界も素敵だな」という考えを持ってもらうことが、英語習得の一番大切な導入部分であり近道です。そして、これは臨界期を超えた後の、“意識的”な学習の時期を乗り越える糧にもなるのです。

「ありがとう」は最高の表現

ありがとう」という言葉は、一番大切な言葉だと思います。これは日本語に限らず世界共通だと思います。

オンライン英会話などで、何かを教わったとき、質問したことに答えてくれた時、レッスンが終了した時など、すかさず「Thank you!」とか「Thank you so much!」といった感謝の言葉を伝えるようにしましょう。たった数語ですが、常に感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。

当たり前ことなのですが、以心伝心的な考えを持つ日本人がついつい忘れてしまう言葉です。「ありがとう」と毎回伝えることでレッスンも心地よく進んでいきます。

口に出そう!

とにかく私たち日本人は大人も子どもも「間違えたらどうしよう」「笑われたらどうしよう」「文法的におかしくなったらどうしよう」などと、心配しすぎます。

先ほども述べたように、親子レッスンの場合、とくに大人が率先して楽しむことが大切です。そして、オンライン英会話の場合、先生たちはそういう生徒に慣れていて、少しでも多くの言葉をキャッチしてコミュニケーションを楽しんでもらえるようにサポートしてくれています。

ネイティブの人々でも、よく聞いていると文法的に間違っている人もたくさんいますし、ライティング(書く)に関しては、単語などを間違えて書いている人もたくさんいるのを目にしてきました。

「間違えること」にフォーカスしていると本来の英語でのコミュニケーションを楽しめません。

みなさんの子どもに英語を学習させる目的は何ですか?

肩の力を抜いて楽しみましょう!

子どもの英語教育にオンライン英会話を活用しよう!

 

子どもに英語を習得させるには、どうしたらいいのでしょうか?

アメリカンスクールに入れてしまえば簡単です。しかし、残念ながら、我が家にはそのような余裕はありません。

しかしながら、子どもの脳は天才です。大人の脳と違って、スポンジのようにいろいろなものを吸収します。また同時に、子どもはとても飽きっぽいです。

そこで、この大切な時期を逃さないためには、何歳からどのようなことを始めさせたらよいのでしょうか?

その答えはシンプルです。楽しくインプットし、楽しくアウトプットをする」ということを「継続的」に行うということです。このインプットとアウトプットとの2つのバランスをうまくとるということが肝心です。

最近、「子ども向けオンライン英会話」の人気が急上昇しています。オンライン英会話は基本的にアウトプットにあたるのですが、この「オンライン英会話」が「アウトプット」をするのに非常に役立ちます。この「子ども向けオンライン英会話」がすごいんです。一言で表現すると、「安!楽!自由!」なのです!その理由はのちほどお話しします。

家庭では英語のCDを聞いたり、英語のDVDを観たり、英語の絵本を読んだりして楽しく「インプット」することはできるのですが、それをうまく引き出す「アウトプット」は一般家庭では難しいです。

子どもが言語を習得するにあたって、10歳あたりが臨界期と言われています。臨界期とは言語習得の期限のようなものです。10歳ぐらいが臨界期だからといって、10歳から英語を始めてもいきなり話せるようにはならいのです。「英語を話す」ということは、インプットして蓄積したものが、アウトプットで外へ出されるというイメージなので、蓄積されたものがなければ、なにも外へでてきません。

つまり、幼少期からインプットした情報(ここでいう英語)を積み上げていき、こんどは5,6歳ごろからそれをアウトプットしていく環境づくりをすることが大切です。そして、徐々にアウトプットする機会を増やしていき、インプットとアウトプットのバランスをとっていきます。その繰り返しにより、英語が話せるようになるのです。

先ほども述べたように、子どもの英語は、すべての基本において、「楽しむこと」が中心となります。では、子どもが英語をどのように習得していくのか、年齢別にみていきましょう。

乳児期は、英語の音楽CDや朗読CDなどを聞いて楽しみます。そしてそれを、毎日BGMのように流しておくだけでもいいでしょう。

幼児期は、初めのうちはインプット中心で、聞くことはもちろん、見たり触ったり、まねをしていってみたりということが、より脳への吸収を手助けします。5,6歳にもなると大人が言っていることを理解し、それに対し限られた単語数ではありますが、きちんと返答ができるようになっています。乳児期とは明らかに違って、言葉を使ってコミュニケーションを図ることができるようになります。そしてこれは、アウトプットに当たります。

小学生になってくると、上記のインプットにプラスして、表現することの楽しさを感じ、「英語(英単語など)ができる・言える」ことを自覚したり、英語の単語や文章を知っているということを周りの人に認めてもらったりすることがうれしく、さらにアウトプットが進みます。

「アウトプット」ともいえる「英会話」を始める時期は、日本人の場合、5,6歳(幼児期後半・小学校低学年)からがよいと思います。その理由の一つに「母国語の習得を最優先させる」ということがあります。もちろん個人差があるので、早くから英会話教室に入れている方もみえます。

「母国語」は木で例えると根っこや幹の部分で、その根っこや幹の部分が十分に育って、長い文章を話すことができるようになる時期が5,6歳といわれています。その日本語の根っこや幹をしっかり育てたうえで、枝葉となる英語を「英会話」を利用して、どんどん話していくと良いと思います。

インプットからアウトプットにつながる時期に、それを一緒に楽しんでくれる「英語のできる人」つまり「英会話の先生」についてもらい、アウトプットを楽しく、スムーズに行うことが必要です。

まず、臨界期と言われている10歳ぐらいまでに行うべきことは、できるだけ早く自宅で「英語教材」を使って英語環境を整えて、英語に親しみ、インプットを習慣化することです。その後、5.6歳らいから今までためてきたものを「英会話」を使ってアウトプットするということなのです。

〈インプット編のまとめ〉

1日15分でいいので、毎日DVD、CD、絵本などを活用して英語に触れさせる機会を習慣づけしましょう。はじめは基本的にインプット(入力)型の学習から始まります。幼少期はどんどん吸収するので、まずは耳を中心としたインプットの学習を繰り返しさせることが大切だからです。そこで活躍するのが、英語教材です。子どもたちは、言語を超えて、歌ったり踊ったり、まねをしたりすることが好きなので、まさに楽しんで継続させるためにはもってこいの方法です。

しかもこどもの脳は、大人に比べて優秀で、それを毎日繰り返していくうちに、自然と英単語や英語表現をスポンジのごとく吸収することができます。

〈アウトプット編のまとめ〉

そして、さらにその吸収した知識を定着させるための方法があります。この英語教材を生かしたインプット型の入力的な学習から一歩進んだ学習が、アウトプットの出力型の学習なのです。今まで学んだことを外に出して働きかけることにより、さらに英語を定着させることができるのです。

それでは、どのようにして、そのアウトプットの学習を行えばよいのでしょうか?

今、そのアウトプット型の学習を支援するものとして注目されているのが、「子ども向けオンライン英会話教室」です。これまでは通学型の英語教室が人気でしたが、今や大手の英語教室でさえ、オンライン英会話教室を運営するようになってきています。

その人気となっている理由を、通学型の英会話教室と比較しながら探っていきます。

「子ども向けオンライン英会話教室」VS「通学型英会話教室」

最近「子ども向けオンライン英会話教室」とよく耳にしますが、子ども向けオンライン英会話教室とは一体何なのでしょうか?先ほども述べたように「子ども向けオンライン英会話教室」は一言でいうと「安!楽!自由!」です。この「子ども向けオンライン英会話教室」というものを知った人はラッキーだと思います。

そして、今現在も通学型の英会話教室にお子さんを通わせているのでしたら、この機会に見直しをするいいチャンスだと思います。

今や、インターネットは生活から切り離せないとても便利なものです。そのインターネットの無料ビデオ会話サービスのスカイプなどを活用したものが、オンライン英会話教室です。そして、最近では英語の早期教育に伴って、オンライン英会話教室の中でも子ども向けのものの人気が出てきています。

その人気の理由は、たくさんありますが、「安!楽!自由!」の意味をひとつひとつ見ていくと…

安!」は、なんといってもコストが低いため、週に何度も英会話の機会を持つことができます。つまり便利なインターネットを利用し、家庭で気軽にアウトプットの機会をたくさん持つことができるのです。そして、教室まで通う必要がなく、自宅で安心・安全に英会話を受けられるのです。

楽!」は、子ども向け専用のオンライン英会話も登場するなど、教材や内容の充実から楽しく受講できるということです。また、なんといっても、親が送り迎えの必要がなく「楽」であるということです。

最後に「自由!」は、ほかの習い事や用事などの時間を避けて、自由に時間割をマネージメントできるというところと、先生をこちらが自由に選べるというところです。時間を選べるというのはもちろんですが、子どもにも相性があるので、もし先生と相性が合わなければ自由に変えられるという点が「自由!」の意味です。

また、各オンライン英会話教室の規定にもよりますが、親子でレッスンを受けられたり、兄弟でレッスンを受けられたり、ポイントを家族などで分け合って受けたい人が受けられるという教室もあります。さらに、子どもの性格によりますが、通学型では緊張してしまうため、うまく活動ができない子でも、家だとリラックスして授業が受けられるという利点もあります。

あるご家庭は、通学型英会話教室に月10,000円ほど払って週1回45分のネイティブによるレッスンを受けていました。これが日本人の講師だと、8,000円前後ですが、ネイティブの講師というだけで、2,3千円高くなってしまい、ただでさえ高い授業料がさらに高くなるのです。

以下は「子ども向けオンライン英会話」VS「通学型英会話教室」の比較表です。


そこで、子ども向けオンライン英会話を選び、月8回(週に2回)の25分レッスンが4,536円で受けられるようになったのです。中には、毎日レッスンを受けたとしても週5回を6,264円で受けられるというオンライン教室もあります。

しかも講師は、海の向こうにいるネイティブ講師も選べます。

ではなぜ、オンライン英会話は安い授業料で受けることができるのでしょうか?

それは、教室運営にかかる費用がカットされるからです。教室を借りる、メンテナンスをする、光熱費、そのほかの設備費がカットされます。つまり、お互いにカメラ付きのパソコンがあり、インターネット環境であれば、いつでもどこでもレッスンをしたり、受けたりすることができるのです。オンライン英会話の先生は、先生のご自身が自宅でレッスンを行うこともあります。つまり、教える側も受ける側も自宅ということもあります。

それでは、オンライン英会話を受けるにあたって必要なものは何なのでしょうか?

あらかじめ準備する必要のあるものは、

パソコンかタブレット端末

webカメラ(パソコンなどに内蔵されていない場合)などの物品

有線または無線イヤフォン

インターネット環境

これらのをそろえられれば、より身近に英会話を楽しむことができるのです。

特に幼少期はたくさん英語に触れれば触れるほど、英語を聞き取る耳「英語耳」が発達するため、英語に触れる機会を毎日の習慣にできると良いです。それを可能にするのが「子ども向けオンライン英会話教室」なのだと思います。

 子どもの英語力向上には「インプット」と「アウトプット」のバランスが大事

子どもの英語力向上のためには、何度も述べているように、インプットから始まって耳づくりをし、アウトプットで蓄積されたものをバランスよく徐々に放っていくというイメージです。

アメリカンスクールに早くから入れるというのであれば、幼少期からインプットとアウトプットのバランスのとれた環境に身を置くことができると思いますが、そうでない限り、家庭でその環境づくりをする必要があります。その環境づくりを経済的に、しかも継続して行えるのが、インプットでは英語教材で、アウトプットでは子ども向けオンライン英会話の継続利用です。

英語教材は一度買えば、フォローのいいところだと使い方の指導を受けながら、毎日継続的に子どもに英語に触れさせることができます。そして、子ども向けオンライン英会話を毎日の習慣に取り入れて、英語に触れさせる機会を増やしていきましょう。なんと言っても、このオンライン英会話は、実際に英語教室に通うよりも、安く、時間も選べ、先生も選べるという好都合なのです。

英語教育は、繰り返し学習するのが有効です。5,6歳にもなれば、アウトプットである、「子ども向けオンライン英会話」を週に1,2回から始めて、徐々に回数を増やし、1日25分の週5回を継続していけるといいと思います。もちろん、DVD、CD、絵本などの英語教材を活用して1日15分でいいので、英語に触れさせる機会を習慣づけるというインプットを行いながら…というのが前提です。

子ども向けオンライン英会話教室でアウトプットする機会を習慣化し、インプットとアウトプットのバランスをうまくとりながら英語学習を進めていくのが、英語習得への最短の道だと思います。

英語習得のために必要なもの~自転車も、英語も幼少期に!~

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英語を一度学んだあとに使い続けるためには、長期にわたって記憶しておくことが重要です。この長期間の記憶のことを、専門用語で「長期記憶」といいます。

長期記憶の良い例が自転車です。自転車のように身体の様々な能力を使って体で覚えた技術は「長期記憶」として保存されます。長記憶の利点は、一度身についたら一生忘れないところです。

たとえしばらく自転車に乗っていなくても、幼少のころに何度も練習をして習得した技術は長期記憶に入っているため、勘を取り戻せばまたすぐに自転車に乗れるのです。この自転車の例のように、英語も一度学んだあとで長期記憶に保存されるようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

子どもは自然に長期記憶を利用できる

どうして、自転車に一度乗れたら、一生乗りつづけられるのでしょうか?

それは、自転車に乗る技術というものを、身体を繰り返し動かして習得してきたからなのです。つまり、運動をしたり、何回も転んだりしながら繰り返し練習を行って習得した記憶は忘れないのです。これを、長期記憶の中でも特に「手続き記憶」といいます。

身体を繰り返し動かすことによって記憶された物事は、自動的に「手続き記憶」に入ります。子どもは特に体を動かします。このため、幼少期に習得したことは自然に手続き記憶となり、長期記憶として保存されるのです。

この幼少期の特性を、英語にもぜひ活用しましょう。そうすれば幼少のころに英語を習得した英語は、長期的に記憶しておくことができます。子どもは楽しいことは何度も何度も繰り返すことが苦痛ではありません。しかもわざわざ教えなくても、身体を使って体験してくれます。自然に身体を使って何度も繰り返す行為によって、英語の知識や技術を自然と長期記憶に入れることができるのです。

幼少期に英語を自然の流れの中で習慣化し、繰り返し学習することで、大人になっても英語を使って、コミュニケーションを図り続けることができるのです。これが、幼児期に英語を習得する最大のメリットなのです。

長期記憶へ記憶する

では、具体的に長期記憶に入れるためにはどうしたらようのでしょうか?

英語を書いて覚えたりしたり、暗唱したりするという単純な作業だけでは短期記憶にとどまり、すぐに忘れてしまいます。長期記憶に保存するためには、英語を自然と使えるような環境を作り出すことが大切です。

例えば、一般的な英語教室では、先生がりんごの絵カードを指さして、「What’s this?」ときいて、子どもたちは「This is an apple.(これはりんごです。)」と答えます。そして、その言い方を繰り返し練習します。はじめは、子どもたちも楽しいと感じると思いますが、徐々に飽きてきます。これは、単に繰り返し練習することによって英語の習得を図ろうとするものです。

もちろん、知識がないと英語を理解できないので、知識を得ることは必要です。しかし、それだけでは子どもは「覚えなければいけない」英語に飽きてしまいます。

そこで、長期的な記憶を活用するには、次のような例があります。

指導者は、本物のリンゴを手に持って、「Can you cut this apple like this?(りんごをこのように切れますか?)」というかけをすることから始めます。そして子どもたちは指示してその通りにりんごを切ったり、「How do you like this apple?(このりんごおいしい?)」とりんごを食べてどんな味がするのか自分の言葉で言ったりといった体験的な活動をすることがです。

これらの問いかけは「This is an apple.(これはりんごです。)」といった、りんごだけにフォーカスしていません。子どもたちは自然な思考や活動の流れの中で、「りんご」という単語以外にも、「切る」とか「この」といった単語も動作と共に把握できます。

そして、「あ~、切るってこういうんだ。」とか「おいしい、酸っぱい、甘いってこう表現するんだ。」という体験を、さらに人に「伝えたい」という気持ちになれば、他の単語や言い回しも、どんどん学ぼうとします。このようにして、リンゴを自分で切って食べるといった体験的な活動は、様々な効果があり、自分の経験として英語を習得できるのです。

英語を「習得」するということにフォーカスした知識的な学習も必要ですが、「使う」という体験にフォーカスした自然の流れの中で英語を習得していくという方法も必要なのです。そして「繰り返し」の体験が、長期記憶として脳の中に残り続け、英語を使い続けられる脳になっていくのです。

さらに、英語が話せると「楽しい!」「必要だ!」とか「習得したい!」という気持ちに子どもをさせられたら、もう言うことはありません!子どもたちは自主的に、英語の本を読んだり、調べたりして、英語を楽しく学んでいくことができるようになるのです。

英語を長期記憶に保存するための体験型学習方法

それでは、ここではいくつかの英語で行う体験型習得方法をご紹介します。

●ワークショップ型

期待できること:五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を生かして英語活動に取り組んで、英語の知識を得ると当時に、長期記憶に持ち込む。楽しく取り組むことで、自主的に英語学習ができるように育てる。

例:英語劇、英語で料理、英語で音楽(リトミックなど)、野外活動、英語でダンス、英語で実験、英語でものづくり、英語であそぶなど

●グループ学習

期待できること:グループで話し合いや、議論をすることで相手の言いたいことを理解して、英語の知識そのものはもちろん、自分の意見を伝えることで、「伝えたい」「英語が必要だ」という感覚を育てる。

例:プレゼンテーション、調べ学習、ミッション型スタンプラリー・クイズラリー、野外活動など

このようにして、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という五感をフルに生かした活動を英語学習に取り入れることで、英語を「長期記憶」に入れることができます。

幼少のうちにさまざまな体験にふれ、繰り返し活動することで自然な形で楽しく英語を「長期記憶」に入れることができます。そうすれば、自然に使える英語を、半永久的に身に付けることができるのです。小さいお子さんがいる方は、今から英語に取り組んでみましょう!

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