「子ども向けオンライン英会話」を有効に受けるために

「子ども向けオンライン英会話」を有効に受けるために

「英語を習わせたいけど、送り迎えが大変だし、高いし、ほかの習い事とバッティングするし…何かいい方法ないのかな?」と思ったことはありませんか?

実は、これまでの高額な通学型の英会話教室に代わって、「安い、好きな場所でできる」という英会話教室があるのをご存じでしょうか?

それが「子ども向けオンライン英会話」です。

通学型の英会話教室は、先生と直に話せるというメリットがある一方で、

「高い」

「教室まで送り迎えしなければならない」

「先生(教室)が設定する時間帯のところに通う」

「先生の数が限られている」

というデメリットがあります。

では、「オンライン英会話」はどうかというと、

「安い」

「場所を選択できる」

「時間を選択できる」

「先生を選択できる」という特徴があるのです。

今回は「子ども向けオンライン英会話」について具体的にお伝えしたいと思います。

目次

「子ども向けオンライン英会話」ってなに?どのようにして受けるの?

まず「子ども向けオンライン英会話」とは何かについて具体的にみていきましょう。

「子ども向けオンライン英会話」とは?

「子ども向けオンライン英会話」を一言でいうと、「インターネットで格安に受けられる英会話」です。

習い事の面倒な送り迎えもなく、しかも、先生の都合にこちらが合わせるのではなく、受ける側の都合で時間や場所を選ぶことができるのがこのオンライン英会話なのです。

子ども向けオンライン英会話の内容は、「外国人講師との英会話」「日本人講師との英会話」「英語の授業を受ける」「英語で遊ぶ」「資格試験の対策」「英文の添削」「疑問質問を解決する」など様々な内容があります。

資格試験の中には、「英検対策」「TOEIC対策」「TOEFL対策」などの各種資格試験対策の講座が準備されていたり、テキストが無料で準備されている会社があったりと、実際にその会社のサービスを受けないとわからないくらいバラエティーに富んでいます。

そして、なんと言っても、この子どもや親にとって好都合なこのオンライン英会話は、通学型の英語教室に比べて、超低価格で、講師が選べ、しかも自分の希望する場所や日時に合わせて受講することができるのです。

まずは無料の「子ども向けオンライン英会話」を受けてみよう!

子ども向けオンライン英会話では、「Skype(スカイプ)」というアプリでビデオチャットをしてレッスンを受けます。そのため、パソコンをはじめ、タブレット端末やスマートフォンがあれば大丈夫です。

それでは子ども向けオンライン英会話のはじめ方を5つのステップにまとめて、簡単に説明します。

子ども向けオンライン英会話の5ステップ! まずは無料体験から!

①パソコン、タブレット端末、スマートフォンを用意する! カメラ、イヤフォン(スピーカー)も必要があれば用意!

②無料会員登録!無料体験!

③講師を予約!

④スカイプを準備!

⑤レッスンを楽しむ!

それでは、5ステップの1つひとつを具体的に見ていきたいと思います。

①パソコン、タブレット端末、スマートフォンを用意する! カメラ、イヤフォン(スピーカー)も必要があれば用意!

パソコンは機種によって、カメラが内蔵されているものとそうでないものがあります。もし、内蔵されていないのであれば、後付けのものを準備する必要があります。後付けカメラは、アマゾンや、ヨドバシカメラなどのネットオンラインショップで、価格によっては送料無料で購入することができます。

また、パソコンなどから直接出てくる音量には限界があり、講師が何を言っているのか聞き取りにくいときがあるので、イヤフォン(無線がおすすめ)や、スピーカーのどちらかも準備すると良いでしょう。

②無料会員登録!無料体験!

会社にもよりますが、ほとんどの場合、最低1回は無料体験を受けられます。たまに、期間限定でいつもよりたくさん無料体験を受けられるというキャンペーンを行っている会社もあるので、チェックしてみるといいと思います。

無料会員登録は、メールアドレスとパスワードを設定するだけの簡単なものから、それに加えて、個人情報を入力するものもあります。

いずれにしても、提示したメールアドレスにメールが送られて来るのでそこから体験の申し込みや会員登録することができます。

無料会員登録したら、まずは無料レッスンの申し込みをしましょう!

③講師を予約!

写真や評価付きで、講師や日時を選択し決定します。それぞれのご家庭の予定に合わせて計画をします。参考ですが、毎週火曜日の16:00からは○○先生のレッスン!というようにレッスンの日時は曜日によって時間を固定すると、子どもにとっても習慣化させやすいと思います。

④スカイプを準備!

パソコンにしてもタブレット端末やスマートフォンにしても、オンライン英会話のほとんどが「Skype(スカイプ)」を利用します。その昔は、ほかにもビデオチャットアプリがありましたが、今ではこのSkype(スカイプ)が主流になってきています。

スカイプの通信料や使用料金は、基本的なインターネットの回線料やパソコン等の電気代のみです。追加の通信料などはかかりません。

ビデオチャットに高額な通信料がかかる時代はインターネットの登場で終了したのでご安心ください。

⑤レッスンを楽しむ!

あとは楽しんでレッスンを受けてもらうだけです。子どもといえども、相性があるので、はじめは子どもの反応をみて、どの先生が合うのかを吟味することに時間をかけたいものです。

我が家の場合、まずは無料レッスンを受けた後、本入会しました。

入会後も、慎重に先生選びをしました。一週間は同じ先生で、それを5人ほど試してみました。その中から、子どもがより楽しくリラックスして取り組める先生にしたのです。

でも、その先生を固定に指名するというわけではなく、基本的に主となる先生を決めてから、ほかの先生をそこにちょこちょこ入れてみて飽きないようにしています。

レッスン後ですが、会社によってはレポートを出してくれるところもあります。

「子ども向けオンライン英会話」を選ぶ&受けるうえでの親の心構え

それでは次に、オンライン英会話会社の選択方法と、オンライン英会話を受ける上での、親と子どもの心構えについてお伝えしたいと思います。

子どもが必要としていることを見極めよう

まず、子ども向けの英語教育は「The お勉強」ではないことを自覚していただきたいです。英語はあくまでもコミュニケーションを図るためのツールです。楽しく身につけなければ、後々いやになって、続けることが難しくなってしまう危険性があります。

そういったことを踏まえたうえで、子どもにどのような英語の力を身につけさせたいかについての方向性を設定しましょう。

例えば、「英語を聞き取れる英語耳を作る」とか「将来英検を受けさせたい」「TOEFLを受けさせて大学進学も視野に入れたい」などといった方向性について、大雑把に意識します。

大雑把といったのは、親が期待大になりすぎてしまうのは、子どもにとってよくないからです。ただ子ども向けオンライン英会話をダラダラと受けさせるよりは、方向性を示して、目標を設定した方がいいと思います。

子どもにとって英会話を楽しく受けることは大前提です。しかし「The お勉強」ではないにしても、年齢が進むにつれて英作文や単語の記憶、発音などといった、チャレンジをクリアすることで意欲的になっていきます。そこで、大雑把な方向性を示して、目標を設定させ、チャレンジさせることが大切なのです。

どの会社が合うのか、ネット情報や口コミで絞れたら、まずは無料体験!

「どの子ども向けオンライン英会話会社の方針がわが子にとって合うのか…」というところも、長く続けてもらうために必要な要素だと思います。

先生との相性も大切だと思いますが、何よりも「自分たちが求めている内容のレッスンを開講しているか」「予約のしやすさ」「先生情報の豊富」「サイトの使いやすさ」なども重要になってきます。

これからは無料体験をすることによって、ある程度把握することができます。

子どもに楽しんでもらいたいなら、親が楽しもう!(親子レッスンの場合)

子どもの性格や年齢によっては、親が一緒にレッスンを受ける、親子レッスンを受けることもあると思います。

よく、「親の自分たちが英語習得で苦労したから子どもには同じ思いをしてほしくない!」ということで、自分たちの英語力に自信がないから、子どもに英語の早期教育を行う人たちがいます。私もその一人です。

親自身の英語力に自信がないからといって、英語を話すことに躊躇していてはいけません。「できない」けど、「楽しむ」ことが大切で、その姿をみて子どもも「英語って楽しいんだ!」と自覚するのです。

子どもと一緒に考え、積極的に発言して、楽しんでみてください。子どもにもその姿勢が伝わります。

わからないことは、質問しまくろう

日本人は、相手に迷惑をかけないようにという考えの人が多いようです。そのためか、英語の意味が分からなくても、「Yes!Yes!」とわかったふりをしてしまいます。そうすると、モヤモヤがたまっていき、英語で会話することが楽しくなくなってしまいます。

実は、私もその一人です。(でした。) しかし、子どもは正直なため、わからないときは、「わからない!」「何を言っているの?」と言ったり、わからない表情をしてくれたりすると思います。わからないものを「わからない!」と正直に言うほうが、上達が早いです。

相手や私たちの目標は、「何を言っているかクイズ」をしているのではなく、「心からコミュニケーションを楽しむ」ということなので、理解ができない単語や文章、言い回しについては恥ずかしがらずにどんどん質問したらいいと思います。

そんな時は親である私たちが率先して質問をしまくりましょう。

その時の聞き方ですが、

「What do you mean,○○?(それどういう意味?)」

「Can you tell me what it is?(それって何か教えて)」

「One more time, please?(もう一回言ってください)」

などといった簡単なフレーズを覚えて、わからないことが出てきたときに連呼すればいいと思います。特に、英語ができないから学んでいる生徒に対し、先生たちはそういった質問を喜んで受けてくれます。

質問をして意味が分かり、自分の意見も言えた時、ものすごくスッキリします!

「子ども向けオンライン英会話」を受けるうえでの子どもの心構え

続いては、オンライン英会話を受けるうえでの子どもの心構えについてお伝えしたいと思います。

Have fun! (楽しんで!)

言語の臨界期は10歳前後と言われているので、特にそれ以下の“無意識”に学んでいる子どもたちに関しては、「Have fun! (楽しんで!)という一言につきます。「英語ってこんな楽しいんだ」とか「日本語にはない世界も素敵だな」という考えを持ってもらうことが、英語習得の一番大切な導入部分であり近道です。そして、これは臨界期を超えた後の、“意識的”な学習の時期を乗り越える糧にもなるのです。

「ありがとう」は最高の表現

ありがとう」という言葉は、一番大切な言葉だと思います。これは日本語に限らず世界共通だと思います。

オンライン英会話などで、何かを教わったとき、質問したことに答えてくれた時、レッスンが終了した時など、すかさず「Thank you!」とか「Thank you so much!」といった感謝の言葉を伝えるようにしましょう。たった数語ですが、常に感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。

当たり前ことなのですが、以心伝心的な考えを持つ日本人がついつい忘れてしまう言葉です。「ありがとう」と毎回伝えることでレッスンも心地よく進んでいきます。

口に出そう!

とにかく私たち日本人は大人も子どもも「間違えたらどうしよう」「笑われたらどうしよう」「文法的におかしくなったらどうしよう」などと、心配しすぎます。

先ほども述べたように、親子レッスンの場合、とくに大人が率先して楽しむことが大切です。そして、オンライン英会話の場合、先生たちはそういう生徒に慣れていて、少しでも多くの言葉をキャッチしてコミュニケーションを楽しんでもらえるようにサポートしてくれています。

ネイティブの人々でも、よく聞いていると文法的に間違っている人もたくさんいますし、ライティング(書く)に関しては、単語などを間違えて書いている人もたくさんいるのを目にしてきました。

「間違えること」にフォーカスしていると本来の英語でのコミュニケーションを楽しめません。

みなさんの子どもに英語を学習させる目的は何ですか?

肩の力を抜いて楽しみましょう!

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河内咲子 administrator

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