著者アーカイブ 河内咲子

リップルキッズパークの「リップル英検」で子どもの英語ヤル気アップ!

リップルキッズパークのコースには「通常コース」と「リップル英検コース」というものがあります。「リップル英検コース」は、一般的なあの「英検(実用英語技能検定)」の試験対策コースではありません。「リップル英検コース」は、リップルキッズパーク独自のものですが、子どもの向上心や競争心を掻き立てるコースだと思います。

では「リップル英検コース」とはどのようなものなのでしょうか?その概要や、コースの活用方法などを具体的に見ていきたいと思います。

「リップル英検コース」とは?

「リップル英検コース」はお客さんの声や要望からうまれた、リップルキッズパーク独自の英語検定「リップル英検」に合格するためのコースです。これまでオンライン英会話を受けてきた親御さんや子どもさんの声や要望から生まれたリップルキッズパーク独自の英語検定なのです。

その親御さんや子どもさんの声や要望とは…例えば、

「通常コースの教材&先生が英語だけなので、ついていくのが難しい」

「会話だけでなく将来のための基礎知識や単語力をつけさせたい!」

「モチベーションにつながるような、学習の成果が分かりやすいものを受けさせたい!」

という声から、日本語のフォローがあって子どものモチベーションを上げられ、子ども自身が学習の効果を感じやすいものを独自に開発しました。

ちなみにこの「リップル英検」は一般的に多くの人が受験する「英検(実用英語技能検定)」とは関係がなく、またその対策コースでもありません。あくまでもリップルキッズパーク独自の、お客さんからの要望を形にした英検です。学習が進んでいくと、小テストにチャレンジしてその級の合格を目指すので、子どもが英語学習の意欲を高め易かったり、基礎知識を高め易かったりするのです。

リップル英検は、よく知られている「英検」とは関係がないのですが、リップル英検1級(ただいま作成中のようです)を合格すると、中学校初級レベルである英検(実用英語技能検定)5級につなげられるようなレベルに達するということなので、今後期待ができそうです。

「リップル英検」のレベルについて

3級から1級の3段階あります。以下が、リップルキッズパークの「9段階レベル判定」、「リップル英検」、「英検(実用英語技能検定)」の相関関係図です。

リップル英検コース・各級の学習内容

では、それぞれの級の学習内容を見ていきたいと思います。

「リップル英検3級」:まったく英語に触れたことがない状態からスタートできます。ABCを知らなくても大丈夫です。3級は、リップルキッズパークの9段階レベル判定でいうとレベル1に相当します。使用教材「Let’s Go Begin」よりも簡単な内容になっています。

「リップル英検2級」:レベル3級を学んだ前提で作られています。リップルキッズパークの9段階レベルでいうと、レベル1から2に相当します。使用教材「Let’s Go」でいうと、1から2程度のレベルになります。

「リップル英検1級」:現在、作成中とのことですが、英検(実用英語技能検定)の5級(中学校初級レベル)につながるような内容になる予定だそうです。

リップル英検コースの概要は以下の通りです

リップル英検コース3級の具体的な目標と内容

具体的にリップル英検コースの3級の目標と内容を具体的に見ていきたいと思います。

3級は「聞く」「話す」力をつけていく目標です。

聞く 簡単な語句や文章を聞き、理解することができる。(3〜5語)

初歩的なあいさつの会話を聞き取ることができる。 例:What’s your name? /How are you?
〜する、〜しているなど簡単な動詞を含んだ文章を理解することができる。 例:sing , play, eat
身近にある数を聞き取ることができる。 例:There are two dogs.
身近にある食べものを聞き取ることができる。 例:banana, hamburger, milk
天気・自然に関する語句を聞き取ることができる。 例:sunny, cloudy, forest
身近にある動物・植物に関する語句を聞き取ることができる。 例:snake, elephant, tree
日常生活にある物の形・色を聞き取ることができる。 例:sweet, red
体の部分に関する語句を聞き取ることができる。 例:head, hand, foot
簡単な物の位置について理解することができる。 例:It is in the box.
Yes / Noといった簡単な疑問文を理解することができる。 例:Are you〜?

話す 身近にある簡単な語句を使い、コミュニケーションができる。(2〜4語)

アルファベットA~ZをABCの歌に合わせて歌うことができる。
初歩的なあいさつ・定型表現ができる。 例: Good morning. / Bye. / Thank you.)
1〜10まで数えることができる
物の形・色を理解し、発音することができる。
日常生活で出てくる簡単な語句を理解し、発音することができる。

以上がリップル英検コース3級の具体的な内容でした。

それでは次に、リップル英検コースは「どのような特徴」があるのか見ていきたいと思います。

リップル英検コース・7つの特徴

では次に、リップル英検コースの7つの特徴についてお伝えします。なお、表示されている資料はすべて、リップルキッズパークさんの資料です。

1 オリジナ教材!

リップル英検のオリジナル教材の良さは、「基礎知識の定着」とお客さまの声を形にするため、日本人と外国人講師と協力をして作り上げているというところだと思います。

作り手がお客様のニーズに答えていくというのはとても大変なことだと思いますが、使う側としてはその分、満足度が高い教材になるのだと思います。

2 日本語でフォロー!

英語のテキスト、英語しか話さない先生…

確かに、今まで日本で生活してきた子どもたちにとって、いきなり見たことのない文字や話したことのない言語で話しけられるのは、衝撃的です。そんな時に役立つのが「オリジナル教材に日本訳を追加」することができるものです。

まずは、見慣れた日本語でフォローを受けられるのは、子どもたちにとってとても心強いと思います。子どもの英語は基本が「楽しい」ということが重要ですので、「英語を英語で理解する」ようになるまでは、そういったフォローを利用するのも手だと思います。

3 理解の促進!

直感型の学習の奨励と、理屈型の文法的な学習の両方を奨励しているという点が、子どもたち、とくに年齢が進んだ子どもたちにとってより理解力を高められる手助けができるのだと思います。こちらは、どのようなタイミングで理屈型の学習を入れているのか、体験してみないとわからないですね。

4 語彙力アップ!

基礎英語力の定着を目的としているため、日常生活の中にある身近な単語や言葉にたくさん触れることで、より英語が身近に感じられるのだと思います。

5 復習の促進!

オンライン英会話での学習そのものも大切ですが、忘却曲線といって学習を定着させるためには忘れないうちに復習することの大切さを表したグラフがあります。

あらかじめ復習の教材が用意されているというのがよく考えられています。しかも、実際に外国人講師が話した音声も聞き直しすることができるというのが、より復習の大切さを理解していて研究されているという感じがします。

6 明確にされた身につけられるスキル!

「どんなことが身につけられるのか」というのを知ることは、年齢が進んだ子どもにとっては、「自分が今日学ぶことはどんなことなんだろう…」とか「今日のオンライン英会話を受ければこんなことが身につけられるんだ…」という目安を持ち、意識することができるというところがいいと思いました。

7 チェックテストで理解度を確認!

自分のレベルがアップしていくのが身をもって感じられるというところが、子どもたちのモチベーションを上げるきっかけになると思います。これは、目的を持たずにオンライン英会話を受けるよりも、リップル英検の進級をめざしてみると、ゲーム感覚で楽しめるのではないでしょうか。

リップルキッズパークの公式サイトはコチラ

「リップル英検」のギモン

どのようにして申し込むの?

方法その1:マイページの「生徒情報欄」にある「リップル英検コースに変更」を押す。

方法その2:マイページの「会員情報変更」画面から、「通常コース」を「英検コース」に変更し、生徒情報を変更する。

どのようにして受けるの?

生徒情報のコースが「リップル英検コース」に変更されていれば、先生がリップル英検受講者だと認知し、英検コースのカリキュラムで指導が行われます。英検対応が可能な講師を予約してください。(いずれすべての講師が対応可能になる予定)

 マイページの「授業履歴」にある「リップル英検コース進捗管理≫」リンクを押す と、進捗情報の確認と、復習用のテキスト、先生の音声ファイルのダウンロードが出来ます。

だれが教えてくれるの?

リップルキッズパークの講師のうち約90名がリップル英検コースに対応していますので、お気に入りの講師がリップル英検コースに登録していれば、選択できます。

いつ受けることができる?

リップル英検コースに登録または、変更を行ったうえ、リップル英検コース対応の講師を選択して予約をしさえすれば、いつでも受けられます。

どのようにはじめるの?どのように申し込むの?

おススメは、2回の無料体験を行い、サイトの使いやすさや、講師の対応、子どもの反応から登録した方がいいと思います。

もし納得がいけば、本登録し、リップル英検コースを選択すれば、すぐにでも「リップル英検コース」が始められます。

わたしの場合は、2回の体験(うち一回は、日時を忘れていたため受けられなかったです)をして、サイトの使いやすさや、講師の採用方法、子どもが楽しんでいられるか反応をみるなどして、リップルキッズパークのオンライン英会話を始めました。

英検コースにかかる費用や教材費は?

このような「Step Up!」という教材がダウンロードできます。はじめは「ABC」から始まります。

リップル英検コースは通常コースと同じ料金で受けられます。コースを変えたからと言って余分に払わなければならない費用・教材費はありません。また、リップル英検用に作られた教材を利用するため、教材費は一切かからないのがうれしいですね。

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なぜオンライン英会話なのか?なぜリップルキッズパークなのか?

わたしたちになじみの深いのは、通学型の英会話教室です。

そこには、曜日によって先生が決まっていて、その教室まで子どもを送っていきいます。子どもが受講している間、親は「さてどこで時間をつぶそうか…」と買い物をしてみたり、兄弟たちを公園で遊ばせたりします。

また子どもが急な発熱でお休みするときや、こちらの都合でお休みするときは、電話連絡をして担当の先生がくる曜日に合わせてスケジュールを組みます。時に、他の子とのグループレッスンの場合、お休みが続いてしまうとレッスンの内容が抜けてしまったり、宿題がたまったりします。だからあまりお休みすることができません。

通学型の英会話教室はどちらかというと「あちら(英会話教室)の都合」にこちらが合わせるという感じになります。

一方、インターネット社会の今日では、「こちらがあちらに合わせる」というか学習のスタイルが可能です。

以下は、その具体例を挙げていますのでご参考ください。

なぜ子ども向けオンライン英会話なのか?

子ども向けオンライン英会話を進める一番の理由は、通学型の英会話教室よりも何倍も安く受けられる利点があります。とても経済的なのです。

また、オンライン英会話はのメリットは、「時間や場所」を自分で選ぶことができ、「好きな時に、好きなだけ、好きなスタイル」で受けられるというメリットがあるからです。つまり、先生との都合が合えば、自分が指定した時間に受けることができいます。送り迎えをする必要がなく、自宅や友人宅、実家、カフェなど好きな場所で受講が可能です。

また、子ども向けオンライン英会話の内容も、リップルキッズパークのように独自の教材やコースを開発しているところがあるので、つけさせたい力や、受けさせたいスタイルをこちらがマネージメントすることができます。

もし、都合が悪くなったり、子どもの体調が悪くなったりした場合、オンライン英会話の会社によりますが、キャンセルも数時間前や数分前まで受け付けているところがあります。

一方デメリットは、リアル感がうすい、先生と動き回りたい子どもには物足りない、スケジュールをきちんと管理しないと日時を忘れてしまい無駄になってしまう、などといった点です。

しかし、親としては、送り迎えもなく、送っていった後の時間つぶしをする必要もなく、また、日時や場所、レッスンの内容まで自分たちでカスタマイズできるので、デメリットよりもメリットの要素の方が多いことに気が付きます。

インター年と環境が整ったいま、子ども向けオンライン英会話は、やらせない手はないと思っています。

なぜリップルキッズパークなのか?

なんと言ってもアカウント登録は1人分で、兄弟や親とも共有でき、有効に活用できるのがリップルキッズパークだと思っています。なぜなら、普通だったら人数分のアカウントを取らないといけないので、手間がかかったり、一人一人に費用が掛かったりしてしまうので、経済的ではありません。

しかし、例えば週5回のレッスンを受ける場合、「お兄ちゃんは月水金で妹は火木の合計週5回」とか「週の初めは子どもで、後半は親が受ける」という形でも共有することができます。アカウントを一人一人取るよりも、手間が省けるし、経済的なのです。

他の会社にはあまりない「アカウントの共有」はリップルキッズパークの大きな売りだと思います。

なによりも、2020年から小学校5・6年生の英語が教科化し、成績が付くようになります。そして、大学のセンター試験の内容も英検(実用英語技能検定)やTOEICなどが重視される中、リップル英検は自分のレベルアップを実感したり、ステップアップの教材として大いに活用したりできるのではないでしょうか?

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1.リップルキッズパークにかかる月謝や初期費用をご紹介!

2.リップルキッズパークの「通常コース」徹底解説!

3.子どものための「英検(実用英語技能検定)」の二次試験対策はリップルキッズパークにお任せ!

4.リップルキッズパークの「リップル英検」で子どもの英語力アップ!

5.子ども向けオンライン英会話・無料体験談~リップルキッズパーク編~第1話

6.子ども向けオンライン英会話・無料体験~リップルキッズパーク~第2話

子ども向けオンライン英会話・無料体験~リップルキッズパーク~第2話

今回は、子ども向けオンライン英会話「リップルキッズパーク」の無料体験談第2話をお伝えします。

前回は、第1話として、5歳の次男に無料体験をしてもらいましたが、今回の第2話では、小学4年生の長女による体験談の予定でしたが、意欲的な三男(3歳)が立候補しましたので、まずは三男の体験からお伝えしたいと思います。

順を追って長女(小4)、長男(小2)の体験もお伝えしたいので、参考にされてください。

まず、我が家は子どもが4人いるので、いろいろな習い事をさせてあげることができません。もちろん経済的なものもあると思いますが、なによりも、送り迎えの時間を取るのが難しいからです。

そこで、まずは、時間を自由に選べ、経済的な子ども向けオンライン英会話の無料体験をしてみることにしました。4人の子どもたちの無料体験からはじまり、授業の様子や進行具合を、各会社のサービスの比較をしながらお伝えしていきます。

前回は、一番オンライン英会話に適していると思われた、まじめな次男(5歳男子)にチャレンジしてもらいました。終始恥ずかしかったのと、兄弟2人による野次馬行為、音声と画像の不良のため、本人としても納得した内容ではなかったかもしれませんが、講師にも「聞き取りがしっかりできている」とレッスンレポートで褒められたことを伝えました。また、わたしからも「最後までしっかりできたね。いろいろな色をよく知っているね。」などと褒めました。彼にとっても少しだけ自信につながったのと、5歳にして、こういう世界があるということを知れたいい機会になったのではないかと思います。

また、野次馬+恥ずかしがる次男を一生懸命声がけしてくださったり、ABCソングをうたったりして集中させてくださった講師の努力も素晴らしいなと思いました。

今回は、前回野次馬で、次男の傍らで我先に参加していた三男に参加してもらいます。三男は上の子たちよりも自然に英語の環境が存在していました。これまでも英語での問いかけにも、一番自然に反応してくれます。

そんな三男の無料体験デビューをお伝えします。

…と思いましたが、

なんと予約していたにもかかわらず、日時をわすれてしまい、受けられなくなってしまいました。

講師の方からは、「Skypeでコールしましたが出ませんでした。待っていましたよー。また次回お話しできるのを楽しみにしています。」というメッセージが届きました。「先生…すみません。」申し訳ない気持ちでいっぱいでした。次回彼女のレッスンを受けるときに初めに謝ろうと思います。

…とこんなことが今後ないようにに考えた対策が以下です。どんくさい運営者をご参考に、みなさまにはこのようなことがないようにお祈りいたしております。

子ども向けオンライン英会話の予約を忘れないようにするための対策

対策1〈聴覚型〉 スマホやタブレットなどの機能を使い、スケジュール管理する

スマホやタブレットにすでに付帯している「スケジュール」やアプリなどの「カレンダー」には、アラーム機能が付いているものがあります。そのアラーム機能を使って管理することをお勧めします。オンライン英会話がはじまる15分くらい前にアラーム設定しておくと、パソコンの準備やその他、カメラやイヤフォンマイクなどの接続、トイレといった用事を済ませ、準備が整えられます。

当たり前ですがやってしまいがちなのが、スマホやタブレットなどの「音声」がオフになってしまっていた!ということですので、ご注意ください。今回の我が家がこれでした。

対策2〈視覚型〉 子ども向けオンライン英会話用のカレンダーや予定表を作る

スマホなどは、どちらかというと親が管理をしますが、我が家のように親だけでは不安である、とか、家族全員で確認できるようにしたいという人のためには、壁掛けや卓上カレンダーに子どものオンライン英会話レッスン日時を記すことをお勧めします。兄弟で確認しあったり、うちの場合ですと、「ママ、今日6時から○○君のレッスンだよ」と教えてくれます。

対策3〈習慣化〉 これは、通学型の英会話教室のようなところもありますが、「何曜日の何時からはオンライン英会話のレッスン!」と決めてしまうことです。通学型と違って、そのオンライン英会話会社のルールのもと、変更が可能なので、いっそのこと固定してしまうという方法がおすすめです。

その方が子どもも、今日は「英語の日だ」と認識しやすいので、子どもに意識を持たせるのにも良い方法だと思います。またそれを週刊カレンダーに記入して壁などに貼っておくと良いと思います。

我が家は、わたしの性格上この3つを併用したいと思います。

今回は無料体験レッスンだったので、経済的痛みはありませんでしたが、とてもやる気になっていた三男に申し訳ないことをしてしまいました。本人にママのミスを伝えると「またやりたい!」ととっても意欲的な3歳が頼もしいです。

リップルキッズパークはこれで2回の無料体験は終了となってしまいました。受講しなくても講師からのメッセージをいただけたので、ありがたかったです。

無料会員でも有料会員でも、正規の方法でキャンセルしなければ、それで1回のレッスンとしてカウントされてしまします。今後はこのようなミスは避け、会員として登録した後は「何曜日の何時からは誰のレッスン」と習慣化したうえで、カレンダーを使い家族みんなでスケジュール管理をしてもらおうと思います。

また意欲的な三男の子ども向けオンライン英会話の様子を定期的にお伝えさせてください。

 

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子ども向けオンライン英会話で子どもの英語力アップ!

オンライン英会話とは?

最近はやり始めている「オンライン英会話」に子どもバージョンがあるのを知っていますか?

でも、「オンライン英会話」ってそもそも何なのでしょうか?どんな理由ではやり始めているのでしょうか?

まず、オンライン英会話とは、インターネット回線を利用した、英会話のレッスンのことを言います。テレビ電話ならぬインターネット電話(主にSkype:スカイプ)が無料で利用できるため、世界の講師の英会話授業を受けることができるようになりました。

ウェブカメラと、ヘッドセットもしくはスピーカーさえがあれば、世界中の先生の英会話レッスンを自宅やカフェなどにいながら、ダイレクトにマンツーマンで受けることができます。

今は、大人向けだけでなく、子ども向けのオンライン英会話も増え、それぞれのレベルに合わせたレッスンがうけられます。また、もともとは大人向けだったところに、子ども向けのコースが加わっているケースもあります。

なんと言っても、オンライン英会話の魅力は、英会話教室に通うよりも、お安く受けられ、しかも通学する必要がないので、自宅やカフェ、公園など好きなところで英会話を受けることができるところです。

教室の運営費が必要ないので、通学型で受ける英会話に比べ、とてもリーズナブルにレッスンを受けられるのが魅力なので、今や広く浸透しつつあります。

肝心の講師は、主にフィリピン人が多く、一見発音などに不安があるかもしれませんが、昔はスペイン調のタガログ語の影響を受けた英語の発音は確かに気になりましたが、今は教養が高まり、そういう問題は少なくなってきています。

さらに、世界にはいろんなバックグラウンドの人々が生活していて、ネイティブよりもむしろノンネイティブの人が多いため、様々な個性の英語に慣れ親しんでおくと良いと思います。

その証拠として、アメリカの会社がコールセンターの拠点をフィリピンに置くことも少なくなく、世界的にみてもフィリピン人の英語力は高いといえます。

以上のことをまとめると…

〈子ども向けオンライン英会話の魅力まとめ〉

  • 安い!
  • 場所や時間を選ばない。
  • 講師も選べる。
  • 通学の必要がない。

では子ども向けオンライン英会話の魅力について、さらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

オンライン英会話の歴史

次に、オンライン英会話の歴史についてみていきたいと思います。

「いっぱい聞けて~いっぱいしゃべれーるー」のCMを覚えている方はどれだけいらっしゃるでしょうか?そうです、英会話教室のNOVAのCMです。

1997年ごろ、このNOVAによる「お茶の間留学」という言葉をよく見聞きしました。

実は、オンライン英会話の元祖は実はこのNOVAなのです。といっても、当時は有料のテレビ電話を利用した英会話でした。

その後、インターネットの普及により、Ecomが2005年にSkypeを使ったオンライン英会話スクールを始めました。

現在では、オンライン英会話の最大手、レアジョブが2007年に参入し、オンライン英会話が広く世の中に広まっていきました。

子ども向けオンライン英会話のメリット

なんと言っても安い!

一般的には月5,000円前後で毎日受けられるというプランを多く目にします。通学型英会話学校は、子どもだとしても月10,000円は超えてしまいます。

実際、近所の方にお話を聞くと運営費や教材費などを含めると、週1日、つまり月4回で12,000円ほどかかっているとのことでした。

好きな時に好きな場所で受けられる!

先ほども述べたように、インターネット環境(屋外でもつながりやすさを考えるとWifiが好ましい)でSkypeがあれば、いつでもどこでもレッスンを受けることができます。通学の時間も必要ないですし、クラスが終わるまでどこかで時間をつぶす必要もありません。

自宅以外で行う場合、もちろん周りにご迷惑にならない良識の範囲でお願いします。

子ども専用にレッスンをカスタマイズできる!

実は、これが大きいのではないかと思います。オンライン英会話を中心に据えて子ども専用にレッスンをその子専用にカスタマイズできるのです。

つまり、子どもが「英検」に興味があれば、英検のためのレッスンをしてくれるコースを選択したり、「発音」が上手くなりたいのであれば、発音やフォニックスに詳しい講師を選択したり、また、「海外旅行の英会話」に特化したいのであれば、その旨講師や日本語カウンセラーなどに伝えたりして、自分たちの受けたいレッスンを受けたいようにカスタマイズすることができます。超個人プランを超破格で受けることができるのです。

習慣化しやすい!

安さ、時間や場所を選ばないといった利点から、継続して英会話を続けることができます。

英語習得のために重要なのが「習慣化」するということです。上記の利点から、習慣化することが容易だと思います。

もし、わたしのように計画性が低い性格の人がいたら「何曜日の何時からはオンライン英会話を受ける!」と決まったスケジュールを組んでしまうのがおすすめです。もし直前に都合が悪くなったり、子どもの体調が悪くなってしまったりするときは、会社によっては5分前までキャンセルが可能なところがあるので、簡単に調整することができます。

また、特に恥ずかしがりやな子にとっては、マンツーマンレッスンなので、人の目を気にしたり、ほかの子の流れに巻き込まれたりせず、マイペースでレッスンを進めていくことができるのです。

子ども向けオンライン英会話のデメリット

次に、子ども向けオンライン英会話のデメリットについてみていきたいと思います。

通信回線の課題

これは、我が家でも体験記で記しているのですが、日本のようにインターネット回線のインフラがしっかりと整っていない国の講師と英会話をする場合、その国の回線スピードが遅いため、音声が途切れてしまったり、動画が飛んでしまったり、音と画像がずれてしまったりという問題があります。

うちの子がフィリピン人講師と英会話をしているときに「これは何色でしょう?」という遊びをしていたのですが、音声が遅いために、講師が聞き直したり、こちらが答える前に講師が回答を言ったりしてしまうことが何回かあり、もどかしい気持ちになりました。

そういった困難や課題をきちんと運営会社に問い合わせてみてもいいと思います。丁寧な会社はもう一度レッスンを組みなおしてくれるところもあるようです。

こういうデメリットはあらかじめ受けられる無料体験の時に、会社に問い合わせをして、安心した会社を選びたいものです。

臨場感がない!

マンツーマンで目の前の画面には講師が移っているのですが、あくまでも画面です。

少し距離を感じてしまうというのが正直な感想です。

子どもにとっては、一緒に動いて歌ったり、踊ったり、遊んだりすることでより英語に興味を持ったり続けたい!という気持ちになるので、フラットな講師を目の前に、いかに飽きさせずに取り組んでくれるかを考える必要があります。

そこで、直接差し込むイヤフォンマイクではなく、スピーカーやワイヤレスのイヤフォンマイクを利用したり、iPadではなくノートパソコンで大きめの画面にしたりして取り組ませるようにしています。そうすることで、多少画面から外れたり動いたりしても、講師とのやり取りや子どもも体を動かして参加することができます。

あと、これは受講間もないころに起こったり、忙しいスケジュールの時に起きたりしやすいのが、レッスンを予約したのに、忘れていてすっぽかしてしまうということです。ケアレスミスと言ったらそれまでですが、レッスンの予約を手帳やカレンダーに書き込んだり、スマホのスケジュールに入力して音で知らせるようにしたりして、親がしっかりと管理をする必要があります。

以上のように子ども向けオンライン英会話の概要、歴史、メリット、デメリットを見てきましたが、インターネットが整ているこのご時世、子ども向けオンライン英会話を活用しない手はないのではないかと思っています。

我が家でももちろん始めました。そして失敗談を含めて、今後は体験談もお伝えしていきたいと思っています。

子ども向けオンライン英会話・無料体験談~リップルキッズパーク編~第1話

今回は、子ども向けオンライン英会話「リップルキッズパーク」の無料体験談第1話をお伝えします。

リップルキッズパークの無料体験は2回可能ですので、今回は1回目の体験についてお伝えします。

まず、我が家は子どもが4人いるので、いろいろな習い事をさせてあげることができません。もちろん経済的なものもあると思いますが、なによりも、送り迎えの時間を取るのが難しいからです。

そこで、まずは、時間を自由に選べ、経済的な子ども向けオンライン英会話の無料体験をしてみることにしました。

初めに、誰が一番オンライン英会話に適しているか人選からスタートしました。まずは、親自身が安定を求めたかったので、まじめな次男(5歳男子)にチャレンジしてもらおうと思いました。

無料体験を申し込んで、オンライン英会話を受けたい日を選びました。

「平日は何かと忙しく…」

「土曜希望だが、お昼は次男の歯医者で…」

「なるべく周りからのわるふざけを避けたいな…」

「よし!長男がプールに出かけている間の、土曜の午後にしよう!」

ということで、その時間に受講が可能な講師を選びました。つまり今回は、講師というよりも我が家の都合で受講可能な時間帯を選択しました。

ここで通学型の英会話教室との違いは、やはり、自分たちの都合に合わせて、何人かいる講師を選択できるということです。「自分の都合に合わせるとはこういうことなのだ!」とやってみないとわからないことを実際に体感できました。

リップルキッズパークの場合、選択しやすいように、講師のプロフィールや講師の様子を動画で紹介してあり、どんな感じの人なのか目の前にいるようで、とても分かりやすかったです。

この動画を見て、子どもと「この講師がいいな」といった具合に、話し合って選択することが可能なのが良いと思います。

今回は、フィリピンの女性の若い講師を選択しました。

プロフィールでは、前向きな明るい性格ということをうたっていました。

リップルキッズパークの無料体験、受講開始!

そして、いよいよ受講開始です。

兄弟でまだ誰も受けたことがないオンライン英会話は、まじめでシャイな次男にとって半ば半強制的だったので、緊張した面持ちでした。

「Hello!」からはじまり、講師の簡単な自己紹介が始まりました。

始まったとたん…、来ました!野次馬たちが…。

長男がいないから完璧な環境だと思っていましたが、三男と長女までが物珍しそうに寄ってきて、講師に向かって日本語や英語で話しかけます。そんな子どもたちや、ひたすらシャイな次男にも講師は終始にこやかに対応してくださりました。

三男は、ついに今日は自分の出番ではないと感じたのか、終盤はソファーからわたしたちの様子を見ていました。

そんな中、「名前の言い方」「歳の伝え方」「色の種類」「形」「数字」「アルファベット」を講師は、サクサクとにこやかに伝えてくれます。次男が答えると、「Good job!」とか「Very well!」などと、一言ずつ褒めてくださり、照れながらもうれしそうにしていました。

一つ残念だったのは、ネット回線がわるかったのか、Skypeの音と映像が合わなかったり、画像が飛んでしまったりして、わかりづらかったところでした。

あと、スピーカーを子どもたち全員が聞けるように、もっと音量をより上げられるものを用意したいと思いました。

次男は、長女に「こういうのよ!」と横から茶々を入れられながらも、恥ずかしがり屋ながらに果敢に挑んだと思います。次回は、そんな横で茶々を入れていた長女(小学4年生)にご参加いただきたいと思います。

受講後は、講師が書いた「レッスンレビュー」のレポートが届き、「指示をたくさん出さなくても、すぐに理解出来て、素晴らしいと思いました。長四角や正方形といった形の復習をしっかりしておいてください。受講してくれてありがとう。またお会いしましょう!」という細やかな内容の振り返りをいただきました。

これを訳して伝えると、ほんのり嬉しそうな顔をしていました。

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リップルキッズパークの無料体験を受けてみた総合的な感想

今回、リップルキッズパークの無料体験第一回目のレッスンを受けてみて感じたことは、初回の先生が、フィリピン人の先生でよかったなということです。わたしの知り合いにも何人かフィリピン人の知人がいますが、皆さん温厚でやさしい人が多いという印象で、先生も半ば予想して通りの方でした。

積極的に褒めてくれる姿勢がよく伝わり、周りの”野次馬”にも「一緒に参加して」と、名前も聞いてくれ覚えてくれました。

アカウントが「本人でないとダメ!」というオンライン英会話が多い中、リップルキッズパークの特徴は、「みんなでアカウントを共有してもいい!」とうたっているだけあって、そこのあたりは柔軟な対応がうれしかったです。

 

次男のレッスンレビュー ※リップルキッズパークより

また、レッスンレビューも、具体的で、どこを復習したらいいかということも丁寧に伝えてくれていたので、レッスン後、その日のうちにもう一度、親子で復習ができるとより子どもの英語力を引き出すことができるのではないかと思います。

次男の横で、「わたしも受けたい!」と思えたので、「生徒名」に親も加えて、共有しあいたいと思います。親が受けている姿勢を見て、子どもに刺激を与えることができるという利点があるからです。(本当は、ただわたしが受講したいだけなのかもしれませんが…)

次回は三男による2回目の無料体験受講をお伝えしたいと思います。

 

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留学中や海外移住してすぐの子どもにとって、オンライン英会話が活躍する

今や、海外にいる日本の小・中学生は7万人近くいるといわれています。さらに、乳幼児を入れると相当数の日本の子どもが海外で生活しています。

ちなみに、アジア諸国に赴任の場合は、約60%の小中学生が、日本人学校に通っていて、欧米諸国では日本人学校に通っているのは20%以下です。その他の子どもたちは、現地校やインターナショナルスクールに通っています。

英語圏もしくは、ヨーロッパに滞在した場合は、現地校や現地のインターナショナルスクールに通わせるケースが多いです。これは、その国の言語を習得させたいかどうかという親の影響といえます。

短期から5年までの中期滞在の場合は、日本人学校に入学するケースが多い

子どものために、どの学校に入れるかは、家族の考え方や、海外赴任であれば滞在年数によって各家庭の状況などで選択されます。学校は大きく「日本人学校(補習校)」「インターナショナルスクール」「現地校」の3つに分けられます。

もし海外駐在員で1年から5年ほど海外で生活をするのと、10年以上も海外で生活するのとでは、子どもの学校選択が変わってくると思います。基本的には海外駐在員として、数年で日本に帰ってくることを念頭に置いて、学校を選択する必要があります。

永住するならともかく(永住するとなると今度は日本語教育の重要性が課題になってきます)、英語が話せるようになるからというイメージだけで、現地校やインターナショナルスクールに入れてしまうと、後々子どもが困ってしまいます。

なぜなら、数年だけ英語圏で生活するとなると、生活をするレベル(聞く・話す)の言語は身についても、学習するための言語(読解力)までは、身についていないというケースがあり、日本に帰ってくると、逆に日本で受けるべき教育の部分が抜けているので日本での学習に困難が生じてしまうのです。

短期から中期滞在予定だが、現地校やインターナショナルスクールに通わせる場合

それでも、数年間だけの海外駐在員の子どもが海外で現地校やインターナショナルスクールに入学するのなら、事前の準備と事後の英語力を維持するための努力が必要になります。

もちろん、現地で英語の授業についていくための努力は必須です。

しかし、それよりも、事前事後の英語学習の準備や継続の努力が大切だとわたしは思っています。これは、子どもの努力というよりは、親の努力だと思います。

子どもが留学して早々や、移住してまだ日がたっていないとき、親としてとにかく心配なのが、「子どもが学校になじめるかどうか」ということです。

幼稚園や小学校低学年の時に海外に住み始めるならともかく、小学校高学年以上になってくると、いろいろな壁を感じてしまい、親子ともども悩んでしまいます。

また、短期で日本人学校に通うのであれば問題はないのかもしれませんが、長期的に滞在するとか、近くに日本人学校がなく現地の学校に転入学するということがあれば、なおさら大変さを感じるかもしれません。

実際に、わたしの知人の勤める会社では、子どもが現地になじめなかったため、海外出張を断念、もしくは旦那さんの海外単身赴任に切り替えたという家族が何組もいると聞いています。

子どもにとっては「現地になじめる」かどうかということが海外で生活し続けるために最も重要なことです。

現地になじむことで最も注目したいのが、「学校になじめる」かどうかということです。子どもにとって学校になじめないと、すべてが苦しくなってしまいます。今回は、特に現地校やインターナショナルスクールに通う子どもを中心に、一日も早く学校になじめるようにするためには、どのような手助けが必要なのか考えてみたいと思います。

「学校になじめない」とは

ここでいう「学校になじめない」とはどういうことかというと、人によって違いはあるものの「文化の違い:日本の教育で慣れてきたため、その違いにカルチャーショックを受ける」「感覚の違い:見た目が日本人とは違う」「言語の違い:何を話しているのかわからない」などといった、これまで自分が体験してきた様々なことに対して「違いがある」「全く新しい経験である」「理解するのに時間がかかる」「受け入れるのに時間が必要である」などといったことで、生活に支障が出てしまうということを言います。

こういったいろいろなものを現地の生活に合わせていく必要がありますが、なんと言っても、「言語」はその中でも重要度が高く、言語ができるようになれば、いち早くなじめるようになります。

実際に、わたしの勤めていたカナダの小学校では、4年生の2学期より日本人から移民してきた男の子がいましたが、初めはすべてのものが目新しく不安を覚え、学校で涙ぐんでいる姿を見ました。

カナダの公立小学校は日本と同じで、学校では一斉授業で勉強をする機会が多くあります。そして、大半のクラスは、30人ぐらいの子どもたちを一人の先生がみています。

ここで想像してみてください。4年生ともなると、大人が話すような難しい単語は使わないものの、日本人でももう立派に話し合いができる日本語力を持っています。

彼はそこに一人で飛び込んできたので、相当なプレッシャーがあったと思います。

授業は、一人の先生が前でペラペラと英語で話し、子どもたちも同じように、ペラペラと英語で返す…。もちろんこの日本人の男の子には、英語の補習授業が用意されていますが、とても一週間に数時間では、英語の習得ができません。担任の先生に質問しようにも、できない状態がしばらく続いたと思います。そんな彼を少しの間サポートさせていただきました。

しかし、少しずつわたしの手から離れ、自分で挑戦したいという気持ちが芽生え、授業でも積極的に質問できるようになっていく姿が、とても頼もしく思えました。

彼もまた、ESL(English as a second language)での英語の補助授業を受け、カナダの生活にも慣れ、少しずつ自信をつけていったのだと思います。

そんな中、彼のお家での様子をご両親に聞くと、家でも英語の本を少しずつ読む習慣づけをするようになったということでした。生活に慣れようとすると同時に、自分でもはやく英語を身につけられるように努力していた、その姿に感銘を受けました。

あれから15年以上がたちますが、海外移住も視野に入れている我が家は、もし、あの日本人の男の子のように、ガラリと環境が変わって、海外生活となった場合、特に「言語」の問題をどのように克服できるだろうか…と考えることがあります。

「もし今、海外生活がはじまったら、子どもが困らないようにするためにどのようなことができるだろうか?」

その当時は、無料インターネットテレビ電話はかろうじてありましたが、回線状態が悪く、途中で音声や画像が途切れていました。

しかし、今ではインターネット環境が当たり前になり、インターネットを生かしたオンライン無料テレビ電話も充実しています。もし両親ともども日本人で、英語圏に海外移住して、自分の子どもにいち早く英語力をアップさせられるために何をしてあげられるかと考えると、英語で楽しめる動画を見せたり、オンラインで英会話を受けさせたりしたいと思います。

なぜなら、安い料金でESLの機会を増やしてあげられるからです。

まずはざっくりとした目標を立てよう

日本のオンライン英会話教室に海外からも申し込みが簡単にできます。そして、オンライン英会話は、人によって英語を学ぶ目的が違うため、その目的にあったレッスンを自分たちでマネージメントできます。

例えば、マネージメントをする際、おすすめなのが、「目標を立てる」ということです。

今回は、子どもが早く海外で学校生活になじめるようにするため、海外行く前に、もしくは現地でどのような目標を立てたらよいのでしょうか?

目標は子ども一緒に考えるのがいいと思いますが、ただでさえ初めての地にきて、初めてのことだらけを経験している状態でしたら、「こうしなければならない!」と根を詰めるのではなく、ゆったりとした気持ちで何気なく「どうしたいか」ということを一緒に話をしてもいいと思います。

考え方としては、

  • ゆったり目標
  • 身近な目標

を立てるということです。

  • ゆったり目標とは

これは、数年かけて達成する、ゆったりとした目標になります。英語を使いこなせることで、どのようにしたいか(してほしいか)ということです。小学校高学年ぐらいの子であれば、こういった話し合いもできるかもしれません。

「英語でたくさんお話ができるようになるといいな」

「日本語と英語を両方使えるようになるといいな」

「英語の本もたくさん読めるようになるといいな」

「友達とサマーキャンプにでかけたいな」など、「こうなりたいな」「こういうことができるといいな」という目標です。

  • 身近な目標とは

これは、ゆったり目標を達成するためには日々どのようなことをしていったら、それができるようになるかな?というものです。

「まずは数が数えるようになりたいな」

「どうぶつ園の動物を英語で書けるようになるといいな」

「ショッピングセンターに行くためにバスの乗り方をきけるようになりたいな」

「お友達と簡単なお話ができるようになるといいな」など、これは日本にいても同じように「やれるといいな」「やってみたいな」という小さな目標の積み重ねだと思います。

そして、もしその小さな目標が達成できた時は手放しで喜んで、褒めてあげてください。

一番勘違いされることは、海外いるからといって英語が話せるようになるのが当たり前ではありません。

子どもの場合は、親の事情で海外で生活をするケースが大半なので、あくまでも子どもの意思を最大限に尊重する必要があります。

学びやすさ=なじみやすさ

今では、わたしが海外生活をしていたころには考えられなかった、技術が発達し、サービスも充実しています。海外にいてもいなくても、海外にいるさながらの体験ができるので、本当に現代の子どもたちがうらやましいと思いました。

そして、海外にいたとしても逆に自分たちが学びやすい方法を選択できるのです。

冒頭にもお伝えしたように、「学校でなじめない」とは、「文化の違い:日本の教育で慣れてきたため、その違いにカルチャーショックを受ける」「感覚の違い:見た目が日本人とは違う」「言語の違い:何を話しているのかわからない」というものでした。その中でも「言語の違い」は現地の学校や生活になじむのに最も重要な課題です。

わたしがカナダにいたとき、日本人のわたしは正直、アジア人の友達が多くいました。マレーシア、フィリピン、韓国、台湾、中国といった人たちでした。なんとなくですが、文化が似通っているためか、話が分かりあったり、食文化が合ったりしていました。そういう細やかなところに安心感が持てたのだと思います。ホームステイをやめて、貸し部屋に住んでいたときもフィリピン人夫婦の家の部屋を借りていました。

オンライン英会話はフィリピンの講師が多くいます。メリットは、なじみやすく文化の似通った講師と話ができる、ということと、低コストであるということです。

海外で生活をするのは誰でも最初は不安があります。中でも、子どもたちは大人よりも、その国の社会的・文化的影響を多く受けます。

また、日本の文化や社会をしっかりと学び、日本人であるということに誇りを持つことも大切だと思います。そのために、自分の国、文化や社会などについて英語で説明できるような練習をしておくこともおすすめです。

「言語の違い」に対する不安や恐怖を一日も早く取り除いてあげたいし、親自身も自分たちの言語に対する不安や恐怖を取り除きたいと思うものです。しかし、本当に幸運なことに、現代の世界はインターネットの普及があり、昔よりもよりなじみやすい環境を整えてあげることができ、英語がより学びやすくなりました。そういったものをフルに活用することで、そういった不安や恐怖を早く取り除くことができるのだと思います。

子どもたちが、そして家族全員が一日でも早く現地の生活になじめるようになることを応援しています。

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