子どもと一緒に日本を英語で紹介しよう!~英語deおりがみ~

子どもと一緒に日本を英語で紹介しよう!~英語deおりがみ~

目次

世界のみんなに楽しんでもらえる「おりがみ」

海外で日本を紹介するのに、楽しんでもらえるのが「おりがみ」です。

Sakikoもカナダの小学生に紹介して来ました。真四角の紙一枚が、いろいろな形になるのが不思議なようで、簡単なモノからはじめて、5月には兜を作って(カナダの学校は9月スタートです)、自分たちでかぶって、子どもの日のお祝いをしました。

わたしが折り紙の授業で初めに行った、簡単なモノというのは、下の方に載せてある「犬と猫」です。

実は、私の訪れたカナダの小学生は、おりがみをやったのが初めてという子がほとんどで、正方形の紙を三角に折ることさえ難しいらしく、「Sakikoこれでいいの?」「この折り方でできるの?」という具合に、質問の嵐を受けました。しかも、日本の3,4年生の子どものように、角と角とぴったり合わせられない子が多くてびっくりしました。それでも、子どもたちはみんな、「Sakiko、みてみてできたよ!」と、「犬・猫」や「かぶと」などの作品をわたしにみせてくれ、嬉しそうにしていました。

もし、外国のお子さんに、日本の文化を伝える機会があれば、ぜひ下の英語での折り方を参考にして、楽しくいっしょにやってみてください。ちなみに、英語、日本語交互で載せますので、声に出して親子で練習してみてください。

 「おりがみ」を紹介!

〈おりがみ紹介〉お子さんと、声に出して言ってみよう!

●Origami is one of Japan’s traditional paper–craft arts.

折り紙は日本の伝統芸術のひとつです。

●Children are taught how to make origami by their parents and grandparents or also friends.

子どもたちは、親や祖父母、友達から折り方を教わります。

●It’s amazing that a piece of square paper changes into many things, like animals, boxes, and also toys too.

四角い紙が、動物、箱、おもちゃなどに変身するのは、とても驚きですよ。

折り方ーHow to make

まずは、基本中の基本、折り紙そのものである、正方形の紙を作りましょう!

Step1【正方形の作り方・How to make a square paper from a rectangular paper】

外国に行くと、折り紙のような正方形の紙はなかなか見当たりません。カナダやアメリカにも百円ショップのような”Doller Shop”があるのですが、そこにも置いてませんし、他の雑貨屋さんにもめったにありません。あるとしたら、本屋さんに置いてある、「折り紙の本」の中に、折り紙が数枚おまけとしてついていたのを覚えています。そして、そういった本は、とても高額です。

そこで、折り紙は自分たちで作る!作れる!ということからはじめましょう。

まずは、おりがみ(正方形)を作るところから伝えましょう。

スライド1

単語:rectangular  … 長方形の  fold …折る  bottom … 下  left … 左  flap … 部分

Step2【犬と猫・Dog and Cat】

お次は、カナダの小学3・4年生の子どもたちに質問攻めにあった、犬と猫です。三角に折ること、そして、顔に対する耳の割合が難しいようですよ。日本の子どもたちにとっては、簡単なことでも、折り紙をはじめて触る子たちにとっては、不安になるようなので、ゆっくりやさしく伝えられるといいですね。

スライド2

単語:half…半分  triangle…三角  point…角  tip…先  draw…描く  turn over…ひっくり返す

Step3【かぶと・Helmet】

子どもの日を紹介するときに、とても喜ばれるのが、「かぶと」です。

新聞紙のような大きな紙を長方形に切ってから作ると、実際にかぶれるので、子どもたちには人気のようです。別の新聞紙を丸めて、剣にしてチャンバラ遊びも楽しいですね。

スライド3

単語:     side…横  inside…中へ

いかがでしたか?親子で、英語を声に出しながら、おりがみを折ることができましたでしょうか?

fold, corner, top などなど簡単な単語で、おりがみのレクチャーができてしまうことに気がついたかもしれません。

英語って意外とシンプルなのです。

英語は「道具」です。楽しく使っているうちに、自然と自分のものにしていきたいですね。我が家も楽しみながら、英語を日常生活の中に取り入れていきたいと思います。

学んだ「英語で折るおりがみ」を外国人に紹介しよう!

また、このように英語で学んだ日本文化を外国人に披露してみてはいかがでしょうか?

とはいえ、外国人に披露する場所なんてどこにあるのでしょうか…。

大丈夫です、自宅で気楽にはじめられる、子ども向けオンライン英会話があります。

今年度から小学校でも英語教育が本格的に始まりました。小学校5、6年生では、英語になんと「成績」が付くようになりました。しかしそれはわたしたちが学んできたような「英語の単語や文法を覚えてテストで答える。」ものから、「会話重視」つまり「使える英語」をめざす英語教育になりつつあります。

普段、学校でも、「調べ学習」をして「まとめ」をして繰り返し「練習」をして、「発表」する機会があるかと思います。発表することで「ただの知識」が「より深い理解」につながるのです。

今回の折り紙に関しても、人に伝えて初めて、知識がより「自分の力」「深い知識」として定着するということです。

そこで、子どもたちは、知識をインプットするだけでなく、得た知識をいかに自分が得た知識や調べたことをまとめ、人に伝えられるかというアウトプットする力が非常に大切になってきています。

今回知った「おりがみの折り方」を英語で誰かに伝えることで、英語の単語だけでなく文法や構文が「深い知識」として身につけられるのです。

そこで提案があります。

ぜひ外国人におりがみを発表してほしいのです。

外国人は普段おりがみに接することがないので、冒頭でもお伝えしたように、おりがみを折っていくと「魔法を見ているかのようなまなざし」で眺めてくれます。

そんなおりがみの折り方を外国人に教えてみましょう!

そうすることで、自然と英語を身につけるのはもちろん、英語でコミュニケーションする能力が断然アップします。

わたしも、カナダの語学学校で「子ども英語」を専攻しましたが、自分で身につけた知識や情報をまとめ、発表する機会をたくさん得ることによって、英語力が一気にアップしたのを実感してきました。

しかし、英語の学習塾や英会話教室では、その教室の独自のカリキュラムがあって、子どもが先生に折り紙を披露する機会はありません。

そこで、いまはやりの子ども向けオンライン英会話というのがあるのですが、独自のカリキュラムはもちろんありますが、実は、自由にカスタマイズできるところが多いのです。

どういうことかといいますと、要望欄などで「先生に折り紙を紹介したい」「プレゼンの練習をアドバイスしてほしい」と伝えればいいのです。先生は喜んでOKしてくれるはずです。

子どもにはどんどんアウトプット、つまり英語を楽しく使える機会を持ってほしいです。その環境を作れるのは、ほかでもない親なのです。

これから必要なのは英語単語の知識や英文法ではありません。

英語を使ってコミュニケーションを楽しく行うことが大切です!

英語はコミュニケーションのための道具です。
わたしたちの子どもが、英語という「道具」をつかって、世界中の人と会話ができるようになるようなきっかけづくりができたらいいですよね。

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著者について

河内咲子 administrator

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