カテゴリーアーカイブ 子どもオンライン英会話

子ども向けDMM英会話を徹底解明!~教材も無料!~

「270以上の教材がすべて無料~幼児から中学生対象~」とうたっているDMM教材ですが、その内容や質はどうなんでしょうか?

オンライン英会話って、テキストや教材ってどうなっているのでしょうか…直接先生と会って授業を受けるわけではないので、なんか間接的でわかりにくそうですよね。だからこそ扱っている教材って大切です。

そもそも、オンラインなのに子どもにうまく英語の楽しさや、授業の内容が伝わるのでしょうか。

今回は、そんなDMMが使用している教材やテキストについて徹底調査してみたいと思います。

答えから言うと、DMMはなかなかの「太っ腹」です。

教材は有名どころの市販のものがタダで使えますし、子ども向けオリジナルテキストは絵こそかわいくないですが、使い勝手も良い印象です。

そして、2019年1月から教材の検索が素早くできるようになりました。それにともなって、講師の検索もスピードアップできます。

DMM教材の特徴

DMMの子ども向け教材は大きく分けて2つの特徴があります。

 

1.DMMオリジナル教材:かわいい写真やイラストを使ってアルファベットや数を覚えられます。

2.児童英語のベストセラー教材「LET’S GO!」:対面式の学習に特化した教材で、先生とゲームで遊んでいる感覚で英語を学習できます。

 

とDMMは言っています。

また、DMM教材の特徴を大きくまとめると…

→DMM英会話は、世界90か国6,400人以上の講師が在籍している点、オリジナル&出版社提携を含む豊富なキッズ向け教材を利用できる点に特徴があります。

ナントうれしいことに、キッズ向け教材に関しては、世界的なベストセラー児童英語教材でもある「Let’s Go!」を、追加料金の負担なく、使うことができます。

「Let’s Go!」をアマゾンで調べてみますと、定価が3,000円から4,000円前後で、Level1は、割引額が変動しますが2,391円となっています。

全部でレベル1から6まであるので、1冊約3,000円とした場合、18,000円は浮きます。

たかが18,000円されど18,000円です。

ちなみに、某大手通学型の英会話教室での教材費をざっくりとお話ししますと…

 

進級手続きの費用内訳(幼児・小学生で兄弟なし)

4月度授業料 ¥6300

教材費 ¥16900~¥17100

クラス検定料 ¥2100※

*年一回の到達度を見るテスト

合計:¥25300~¥25500 スタンダードコース

 

という感じです。しかし、これは進級の場合で、新規で入会する場合はここに入学費などがかかってくると思われます。

DMMの教材の選びかた

それでは次に子ども向け教材の選び方について調査したいと思います。

DMMは64の教材から子どもが英語を学習するのにふさわしい教材を選択できます。

しかも、2019年1月に、教材を検索するページがリニューアルされて、めちゃくちゃ使いやすくなりました。

以前はそっけない感じでしたが、「見やすい」「選びやすい」ページになっているので、子どもにぴったりの教材を見つけやすくなりました。

実は、他社のオンライン英会話ホームページは、会員向けのページが使いにくいところがたくさんあります。講師を選択するのに特化したもの(ほとんどの会社はコレは当然)はあっても、「教材から講師を選択する・予約をする」というのには程遠い感じです。

しかしDMM英会話はその他にも子ども向けの教材があるので、まずは子ども向けの教材から始めることをおすすめします。

でも、子ども向けだけを使用するのではなく、もちろん一般向けの教材も使うことができるので、「英検」対策や、「TOEIC」対策などをしたいという場合には、一般向けの教材を利用するのがいいと思います。そんな時はこのDMM独自の「教材検索」を活用できると思います。

まずは、はじめの一歩として、子ども向け教材について調査したいと思います。

はじめに、数ある教材の中から、いったいどのようにして自分の子どもに合った教材を選べばいいのか疑問に思う人も少なくないと思います。

なので、「子どもに合った教材の見つけ方」を提案しつつ、「DMMの教材の特徴や内容」をお伝えしていきたいと思います。

また、講師から予約するのではなく「この教材で学ばせたい!」という想いから講師を予約することができるのです。

子どもの学習意欲に合わせ教材の見つけ方

まずDMM推奨されている教材は「DMMオリジナル教材」や「LET’S GO!」があります。「LET’S GO!」はオンライン英会話、オフライン英会話(通学型の英会話教室)ともに世界的に広く使われている教材です。

そして、教材の検索もしやすくなっています。

 講師予約画面から子どもの教材を選ぶ方法

講師予約画面から、子どもの教材を選ぶ方法があります。

つまり、下のDMMの個人会員ページにある「予約・講師検索」画面から、特徴を「キッズ向け」に絞込検索する。

子どもに教えるのが得意な講師や、子どもに教えた経験がある講師などを絞り込み、そこから使用している教材を見て、予約をすることができます。

例えば、子どもに教えていて、さらに英検やTOEICの教材に対応している講師の選択は、この「予約・講師検索」画面を活用すると良いと思います。

その他、下の図のように「フリーワード」でも選択できるので、子どもが関心を持っている教材や内容を打ち込んで、検索することができます。

一部の講師だけが対応できる教材

例えば「LET`S GO!」という子ども向け教材を扱える講師を検索したい場合、以下のような検索場面から「LET`S GO対応」のアイコンをクリックし、「絞込検索」をします。

すると、このように対応可能な講師の一覧が表示されます。

この中から、「プラスネイティブプラン」を受講している場合は、すべての講師の中から選択でき、「スタンダードプラン」の場合は、「NATIVE」と書いていない講師を選択できます。

ちなみにこんな風に検索します。

「LET`S GO」が扱えて、「英検®対応」もしていて、さらに「講師歴3年以上」の慣れた講師を探したい!そして「子どもが幼稚園から帰ったあとの水泳教室の前までに受けさせたい。時間は14:30~16:30の間!」という条件も追加します。

という要望で絞込検索をすると、数人ですが見つけることができます。(今回は「NATIVE」だけでした…)

親としては、せっかく子どもに英語環境の機会を作るので、いい条件の教材や講師を選びたいですよね。

オリジナル教材の構成

47個のオリジナル教材があります。ちなみに全部ビギナー向けの教材で、コンセプトは「小さなお子さんがアルファベットア、基本単語、簡単なセンテンスを楽しく学ぶことができます。」となっています。しかし、冒頭であったように「かわいい」イラストとは程遠いものもあります。

この47個のオリジナル教材では、基本的な単語やセンテンスが学べます。

レッスン1はやはりアルファベットから入ります。

以下、オリジナル教材のレッスン1から10まですべてのタイトルを紹介します。

レッスン1「アルファベットA~I」

レッスン2「アルファベットJ~Q」

レッスン3「アルファベットR~Z」

レッスン4「Color:色」

レッスン5「Shapes:形」

レッスン6「Animal and Their Sound:動物と鳴き声」

レッスン7「Pets:ペット」

レッスン8「Farm Animals:農場の動物」

レッスン9「Wild Animals1:野生の動物1」

レッスン10「Wild Animals2:野生の動物2」…とつづき、

途中で形容詞(大きい・小さいの比較やきれい・きたないなどの比較)も学び、

カレンダーや時間の読み方や使い方を学びます。

最後にレッスン47「Happy Birthday!:たんじょうびおめでとう!」まで続きます。

はじめは英単語に触れる内容になりますが、徐々に簡単な質問に答えられるようになっていきます。

市販教材「LET`S GO!」

先ほどもお伝えし通り、大体一冊3,000円ぐらいする「LET`S GO!」を、DMMではタダで使えます。

通常CDとセット売りされているので、音声はどうするんだ?ということになります。このように、テキストにもCDの該当するトラックがかいてあります。

そんな時は…

そのページの一番下に行くと、「Audio Files」というところがあります。このスピーカーをクリックすると、そのテキストにふさわしい音声が流れてくるのです。

もちろん、講師に呼んでもらいますが、自分であらかじめ予習したり、復習したりするときにも活用することができます。

DMMオリジナル教材をアレンジして活用しよう!

それではDMMオリジナル教材をピックアップして検証して、効果的な教材の使い方を考えたいと思います。

まずは、オリジナル教材です。

今回はLesson14の「Body Parts:からだ」の活用例をお伝えします。

Lesson14では体について学習するので教材の必要部分を切り取って、予習と復習に活用したいと思います。

予習は、教材を大きくして壁に貼って、興味を持てるようにする。

復習は、ほかの体の部分を自分で書き込むようにする。

という2本立てです。

まずは、教材の必要な部分を切り取る必要があります。Windowsを使っているのであれば、神業「Snipping Tool(スニッピングツール)」を活用してください。下の図のはさみの絵のものがスニッピングツールです。

これは、表示されている情報を必要な分だけ切り取ることができる便利な道具です。

もしお持ちでなければ、インターネットで検索してダウンロードしてください。

①スニッピングツールダウンロードし、立ち上げる。

②教材を表示して、子どもに必要だと思われるところを切り取ります。下の図はスニッピングツールを使って切り取った部分です。

今回は上の2つを切り取りました。これを並べてプリントアウトしたいと思います。

③画像の上にマウスのポインターを持っていき、右クリックして「コピー」します。その画像をWordに貼り付け、デザインやサイズを調整します。

これがwordに貼り付けた図です。

④プリントアウトして、壁に貼ったり、子どもにオリジナルテキストとして渡したりします。上のようにとにかくサイズを大きくします。

そして、無料教材の音声とともに予習させます。ちなみに、このような教材は著作権の関係があるため、ご自宅で楽しむだけにしてくださいね。

★レッスン後…無理強いはしませんが、ほかに気になる体の部位を、インターネットや本などで一緒に調べ(我が家は英語辞典を使っています。)、先ほどプリントアウトしたテキストに書き込むと良いと思います。

※ちなみに、教材は大文字で始まっていますが、オックスフォードこども英語辞典や他の英語辞典などでは、小文字始まりになっているので、小文字で書かせるようにするのが良いかなと思います。

文章を書くときや、本のはじめは大文字を使うということを少し付け加えてもいいと思います。

Wordでのオリジナルテキスト作りは、時間がないとなかなかできないのですが、ちょっとした工夫で学ぶ楽しさが増えると思いますので、アイディアをお知らせしました。

とにかく、オンライン英会話は30分弱の授業のところが多いと思いますので、自己紹介は簡単にして、レッスンをすぐにでも始めると良いと思います。

また、親が教材の特質を少しつかんでおくと、子どもがよりレッスンに楽しく参加できるのではないでしょうか。

オンライン英会話VS通学型英会話教室~メリット・デメリット~

子ども向けオンライン英会話っていったいいくらぐらい費用がかかるのでしょうか。最近はやりはじめたとはいえ、まだまだ認知度や情報が少ないオンライン英会話なので、不安がたくさんあるのではないでしょうか。

今回は、そんな子ども向けオンライン英会話の中でも始めやすい「DMM英会話」を参考に、「オンライン英会話」VS「英会話教室」にかかる費用やメリット・デメリットなどを比較検証したいと思います。

「オンライン英会話」VS「英会話教室」

通常「かかる費用」とは、「始めるにあたってかかる入学費・施設費・教材などの費用(初期費用)」と「月謝などオンライン英会話にかかるお金」の両方のことを言います。

しかしここでのギモンは、やはりほかのオンライン英会話同様、「子ども向けオンライン英会話「には一体いくらかかるの?」「始めるにあたって入会費とか、教材費はいくらぐらいかかるの?」など疑問がたくさんあるのがオンライン英会話です。

一体、始めるのにいくらかかるのでしょうか?お手軽に始められるのでしょうか?

まずは、この表を見てください。これは「オンライン英会話」「大手英会話教室」「個人英会話教室」の3つを比較した表です。

  オンライン英会話 大手英会話教室 個人英会話教室
レッスンの回数 毎日 週1回 週1回
レッスン時間 50分(25分を2コマ)  50分 50分 
送迎の有無   なし あり  あり(家庭教師・送迎付きの場合はなし) 
入会金 なし 33,000円 25,000円
年会費・教室維持費など なし 10,368円 10,000円
月謝 10,780円 31,995円 25,000円
1レッスンの料金 348円(25分×2レッスン) 6,399円 5,000円
教材費 なし 10,000円~30,000円 10,000円
講師 外国人、日本人※オンライン英会話の中にはフィリピン人講師が多く採用するところがある  外国人、日本人  外国人、日本人
授業のカスタマイズ 子どもの進度に合わせながら、プログラムに沿って学ぶことも、学びたいところの重点内容を指定して学ぶことも可能
※例:英検、発音など
基本的に教室のプログラムに沿って授業をする プログラムはあるが、子どもの進度に合わせられる

「オンライン英会話」と「英会話教室」の大きな違いは、「料金」「講師」「親の負担」です。そのほか、生徒に合わせた授業内容なのかなど色々な角度から具体的に比較していきましょう。

「オンライン英会話」VS「英語教室」~料金編~

まず、1レッスンの単価を見てみたいと思います。それぞれ個別レッスンで、1回のレッスンの長さを50分で比較したいと思います。

個人英会話教室は、週1の50分個別レッスンで1回につき5,000円です。
大手英会話教室は、週1の50分個別レッスンで1回につき6,399円です。
オンライン英会話では、毎日50分(25分を2レッスン)として1回につき348円です。

近頃、子ども向けオンライン英会話が注目されています。その理由は、一言で表すと「お手軽」だからです。

お金的にも、時間的にも、選択することができるということにも…です。

安いし、通学しなくていいから送り迎えもなく安全にレッスンを受けられ、そして講師や日時を自分の時間に合わせて選択できるのです。

DMM英会話が他と違うのは、多くのオンライン英会話の講師はフィリピン人である一方、DMMは多国籍の講師から英語を学ぶことができます。

今回は、上の情報をもとに、オンライン英会話にかかる初期費用や月謝について、DMM英会話を参考に、通学型の英会話教室と比較しつつ詳しく見ていきたいと思います。

 子ども向けオンライン英会話にかかる月謝以外の費用はほぼゼロ!

多くのオンライン英会話の諸費用についてですが、答えから話すと月謝以外の諸費用はゼロです。

オンライン英会話の場合は、入会金はかからないところが多いですが、教材費がかかるところもあります。通常、オンライン英会話といえば、その会社独自の無料教材が提供されているところがたくさんあり、必要があれば「市販教材」を購入してレッスンを受けるのが多いです。

DMMの場合、オンライン英会話や英会話教室で人気の子ども向け英語教材「Let’s GO!」がなんとタダなので、本当に毎月の月謝だけでレッスンが受けられます。

そして、もちろん休会違約金も払う必要がありません。

一方、通学型の英会話教室は、小学生が通ったとしても、高額な教材費を月割りし、運営費たるものを払うと、1万円は超えてしまいます。

実際にお友達の子どもが「〇―オン」に通っていますが、7歳児で月々1万2千円はかかっているといっていました。

月謝そのものは1万円かからないのですが、高額な教材費を月々で割り、さらに運営費も合わさると1万円を超えてしまうそうです。

問題は、まだその子は小学校低学年なので、年齢が進むごとに月謝や教材費が上がるので、もっと出費がかさんでいくことです。

オンライン英会話の基本料金~DMMの場合~

それではDMM英会話の基本料金についてお伝えします。DMM英会話の料金プランは大きく分けて2種類あります。

スタンダードプランとプラスネイティブプランです。

そして、コースを受講すると、英語学習アプリ「iKnow!」(月額1,480円)が無料で受けられます。この「iKnow!」は、わたしも使っていますが、200以上の学習コンテンツを、24時間好きな時に形態やタブレット端末などで英語の学習ができるアプリです。

苦手な単語や、語順などを繰り返し、いつでもどこでも、スキマ時間で学習することができます。

 

ネイティブ講師をのぞいた世界各国の講師の場合は、1日1レッスン(25分間)の場合、単価は193円です。

月額にすると、5,980円です。

さらっとお伝えしましたが、1日1レッスンとは、25分のレッスンが毎日毎日受けられるということです。(ただし1日1レッスンの場合、1日に受けられるレッスン数は1回です。)

なんといっても、英語に触れ続けることが一番大切なので、「毎日」というのは英語習得においてとても重要です。

その他にも、1日2レッスン、3レッスンまで受けることができます。

また、ネイティブ講師のレッスンを受けることができるコースがあります。

「ネイティブ」とは、英語を第一言語とする国の国籍を持っている人や、出身者のことです。DMM英会話では、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、南アフリカの7カ国の講師です。

「プラスネイティブプラン」は、「スタンダードプラン」の講師にプラスしてこの7カ国のネイティブの講師からもレッスンが受けられます。

こちらも「スタンダード」プランと同じで、1日1レッスン、2レッスン、3レッスンと3つのレッスン数から選ぶことができます。

わたしの個人的意見ですが、まずは、スタンダードプランで十分だと思います。

理由は、子どもにはフィリピン人講師がおススメだからです。なんといっても人柄が穏やかな人が多いのと、見た目がわたしたち日本人に似たアジア人だからです。

フィリピン人講師の場合は、スタンダードプランでレッスンを受けることができまるので、初めは英語教育の進んだフィリピン人講師で慣れてから、必要があればプラスネイティブプランを選択すればいいと思います。

最近のフィリピン人は発音も意識するようになり、時に母国語であるタガログ語のなまりが強い人もいますが、英語の理解力はネイティブ並みです。フィリピン人の若い世代は、発音もきれいです。そしてなによりも、穏やかな人が多いので、子どもは安心してレッスンを受けることができると思います。

DMM英会話のプラスレッスンチケットについて

DMM英会話には「プラスレッスンチケット」というものがあります。

1枚500円です。

このチケットの使い方は、時間のある日にもう1レッスン受けさせたいときや、お気に入りの講師の先々のレッスンを通常予約枠を使わずに予約したい場合などに利用することができます。

基本的に、1日1レッスンを選択した場合は、1レッスンしか受けられないので、子どものやる気があるときや、子どもがレッスンを受けたがっているときは、2レッスンの契約をするのではなく、まずは気軽にこのチケットを試してみるのがいいと思います。

また、レッスンが「講師の回線が原因で5分以上短くなってしまった。」「停電になってしまった。」などといった理由で、問い合わせを自らして認められた場合は、このプラスレッスンチケットが発行されます。だから、不意の回線不調などにも対応しているため安心してレッスンを受けさせることができますよね。

 休会・再開もスムーズにできるDMM英会話

休会中はもちろん料金は発生しません。それに、休会後の再開期限もないので、休みたいときに有効期限日後に、休会となるので、退会さえしなければ、またいつでも再開できます。

プラスレッスンチケットに関しては、休会期間中も日数のカウント外装となるので、有効期限に気を付けたほうがいいです。

また、休会前の情報は以下の6つに関しては引き継がれます。

・単語一覧

・お気に入り講師一覧

・問い合わせ内容

・レッスン履歴

・レッスンノート

・英会話時間合計

しかし、プラスレッスンチケットは、日数がカウントされてしまうので、有効期限を過ぎると消滅してしまいます。

このようにしてDMM英会話の料金体系を見てきましたが、スタンダードプランでも他社に多いフィリピン人以外のレッスンを受けることができます。ネイティブのレッスンも、通学型のレッスンに比べれば、料金的にも、自分のスケジュールに合わせ時間の有効活用もでき、お得感が多いです。

また維持費や教材費もかからないので、休会・退会も気軽にできます。「子どもがほかの習い事を始めたから」とか「部活が忙しすぎて続けられないから」という理由でも簡単に休んだりやめたりできるので、気楽に1ヵ月からおためしでもレッスンを受けさせることができます。

もっと気楽にお試ししたいのであれば、無料体験が2レッスンできるので、まずは無料会員に登録して体験してみるのもいいと思います。(勝手に有料会員に移行することはないので安心ですよね。)

以上のように、気軽に始められて、いつでもやめられるDMM英会話の無料体験を一度受けてみるのをおすすめします。

DMM英会話の公式サイトはコチラ

子ども向けオンライン英会話で子どもの英語力アップ!

オンライン英会話とは?

最近はやり始めている「オンライン英会話」に子どもバージョンがあるのを知っていますか?

でも、「オンライン英会話」ってそもそも何なのでしょうか?どんな理由ではやり始めているのでしょうか?

まず、オンライン英会話とは、インターネット回線を利用した、英会話のレッスンのことを言います。テレビ電話ならぬインターネット電話(主にSkype:スカイプ)が無料で利用できるため、世界の講師の英会話授業を受けることができるようになりました。

ウェブカメラと、ヘッドセットもしくはスピーカーさえがあれば、世界中の先生の英会話レッスンを自宅やカフェなどにいながら、ダイレクトにマンツーマンで受けることができます。

今は、大人向けだけでなく、子ども向けのオンライン英会話も増え、それぞれのレベルに合わせたレッスンがうけられます。また、もともとは大人向けだったところに、子ども向けのコースが加わっているケースもあります。

なんと言っても、オンライン英会話の魅力は、英会話教室に通うよりも、お安く受けられ、しかも通学する必要がないので、自宅やカフェ、公園など好きなところで英会話を受けることができるところです。

教室の運営費が必要ないので、通学型で受ける英会話に比べ、とてもリーズナブルにレッスンを受けられるのが魅力なので、今や広く浸透しつつあります。

肝心の講師は、主にフィリピン人が多く、一見発音などに不安があるかもしれませんが、昔はスペイン調のタガログ語の影響を受けた英語の発音は確かに気になりましたが、今は教養が高まり、そういう問題は少なくなってきています。

さらに、世界にはいろんなバックグラウンドの人々が生活していて、ネイティブよりもむしろノンネイティブの人が多いため、様々な個性の英語に慣れ親しんでおくと良いと思います。

その証拠として、アメリカの会社がコールセンターの拠点をフィリピンに置くことも少なくなく、世界的にみてもフィリピン人の英語力は高いといえます。

以上のことをまとめると…

〈子ども向けオンライン英会話の魅力まとめ〉

  • 安い!
  • 場所や時間を選ばない。
  • 講師も選べる。
  • 通学の必要がない。

では子ども向けオンライン英会話の魅力について、さらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

オンライン英会話の歴史

次に、オンライン英会話の歴史についてみていきたいと思います。

「いっぱい聞けて~いっぱいしゃべれーるー」のCMを覚えている方はどれだけいらっしゃるでしょうか?そうです、英会話教室のNOVAのCMです。

1997年ごろ、このNOVAによる「お茶の間留学」という言葉をよく見聞きしました。

実は、オンライン英会話の元祖は実はこのNOVAなのです。といっても、当時は有料のテレビ電話を利用した英会話でした。

その後、インターネットの普及により、Ecomが2005年にSkypeを使ったオンライン英会話スクールを始めました。

現在では、オンライン英会話の最大手、レアジョブが2007年に参入し、オンライン英会話が広く世の中に広まっていきました。

子ども向けオンライン英会話のメリット

なんと言っても安い!

一般的には月5,000円前後で毎日受けられるというプランを多く目にします。通学型英会話学校は、子どもだとしても月10,000円は超えてしまいます。

実際、近所の方にお話を聞くと運営費や教材費などを含めると、週1日、つまり月4回で12,000円ほどかかっているとのことでした。

好きな時に好きな場所で受けられる!

先ほども述べたように、インターネット環境(屋外でもつながりやすさを考えるとWifiが好ましい)でSkypeがあれば、いつでもどこでもレッスンを受けることができます。通学の時間も必要ないですし、クラスが終わるまでどこかで時間をつぶす必要もありません。

自宅以外で行う場合、もちろん周りにご迷惑にならない良識の範囲でお願いします。

子ども専用にレッスンをカスタマイズできる!

実は、これが大きいのではないかと思います。オンライン英会話を中心に据えて子ども専用にレッスンをその子専用にカスタマイズできるのです。

つまり、子どもが「英検」に興味があれば、英検のためのレッスンをしてくれるコースを選択したり、「発音」が上手くなりたいのであれば、発音やフォニックスに詳しい講師を選択したり、また、「海外旅行の英会話」に特化したいのであれば、その旨講師や日本語カウンセラーなどに伝えたりして、自分たちの受けたいレッスンを受けたいようにカスタマイズすることができます。超個人プランを超破格で受けることができるのです。

習慣化しやすい!

安さ、時間や場所を選ばないといった利点から、継続して英会話を続けることができます。

英語習得のために重要なのが「習慣化」するということです。上記の利点から、習慣化することが容易だと思います。

もし、わたしのように計画性が低い性格の人がいたら「何曜日の何時からはオンライン英会話を受ける!」と決まったスケジュールを組んでしまうのがおすすめです。もし直前に都合が悪くなったり、子どもの体調が悪くなってしまったりするときは、会社によっては5分前までキャンセルが可能なところがあるので、簡単に調整することができます。

また、特に恥ずかしがりやな子にとっては、マンツーマンレッスンなので、人の目を気にしたり、ほかの子の流れに巻き込まれたりせず、マイペースでレッスンを進めていくことができるのです。

子ども向けオンライン英会話のデメリット

次に、子ども向けオンライン英会話のデメリットについてみていきたいと思います。

通信回線の課題

これは、我が家でも体験記で記しているのですが、日本のようにインターネット回線のインフラがしっかりと整っていない国の講師と英会話をする場合、その国の回線スピードが遅いため、音声が途切れてしまったり、動画が飛んでしまったり、音と画像がずれてしまったりという問題があります。

うちの子がフィリピン人講師と英会話をしているときに「これは何色でしょう?」という遊びをしていたのですが、音声が遅いために、講師が聞き直したり、こちらが答える前に講師が回答を言ったりしてしまうことが何回かあり、もどかしい気持ちになりました。

そういった困難や課題をきちんと運営会社に問い合わせてみてもいいと思います。丁寧な会社はもう一度レッスンを組みなおしてくれるところもあるようです。

こういうデメリットはあらかじめ受けられる無料体験の時に、会社に問い合わせをして、安心した会社を選びたいものです。

臨場感がない!

マンツーマンで目の前の画面には講師が移っているのですが、あくまでも画面です。

少し距離を感じてしまうというのが正直な感想です。

子どもにとっては、一緒に動いて歌ったり、踊ったり、遊んだりすることでより英語に興味を持ったり続けたい!という気持ちになるので、フラットな講師を目の前に、いかに飽きさせずに取り組んでくれるかを考える必要があります。

そこで、直接差し込むイヤフォンマイクではなく、スピーカーやワイヤレスのイヤフォンマイクを利用したり、iPadではなくノートパソコンで大きめの画面にしたりして取り組ませるようにしています。そうすることで、多少画面から外れたり動いたりしても、講師とのやり取りや子どもも体を動かして参加することができます。

あと、これは受講間もないころに起こったり、忙しいスケジュールの時に起きたりしやすいのが、レッスンを予約したのに、忘れていてすっぽかしてしまうということです。ケアレスミスと言ったらそれまでですが、レッスンの予約を手帳やカレンダーに書き込んだり、スマホのスケジュールに入力して音で知らせるようにしたりして、親がしっかりと管理をする必要があります。

以上のように子ども向けオンライン英会話の概要、歴史、メリット、デメリットを見てきましたが、インターネットが整ているこのご時世、子ども向けオンライン英会話を活用しない手はないのではないかと思っています。

我が家でももちろん始めました。そして失敗談を含めて、今後は体験談もお伝えしていきたいと思っています。

子ども向けオンライン英会話・無料体験談~リップルキッズパーク編~第1話

今回は、子ども向けオンライン英会話「リップルキッズパーク」の無料体験談第1話をお伝えします。

リップルキッズパークの無料体験は2回可能ですので、今回は1回目の体験についてお伝えします。

まず、我が家は子どもが4人いるので、いろいろな習い事をさせてあげることができません。もちろん経済的なものもあると思いますが、なによりも、送り迎えの時間を取るのが難しいからです。

そこで、まずは、時間を自由に選べ、経済的な子ども向けオンライン英会話の無料体験をしてみることにしました。

初めに、誰が一番オンライン英会話に適しているか人選からスタートしました。まずは、親自身が安定を求めたかったので、まじめな次男(5歳男子)にチャレンジしてもらおうと思いました。

無料体験を申し込んで、オンライン英会話を受けたい日を選びました。

「平日は何かと忙しく…」

「土曜希望だが、お昼は次男の歯医者で…」

「なるべく周りからのわるふざけを避けたいな…」

「よし!長男がプールに出かけている間の、土曜の午後にしよう!」

ということで、その時間に受講が可能な講師を選びました。つまり今回は、講師というよりも我が家の都合で受講可能な時間帯を選択しました。

ここで通学型の英会話教室との違いは、やはり、自分たちの都合に合わせて、何人かいる講師を選択できるということです。「自分の都合に合わせるとはこういうことなのだ!」とやってみないとわからないことを実際に体感できました。

リップルキッズパークの場合、選択しやすいように、講師のプロフィールや講師の様子を動画で紹介してあり、どんな感じの人なのか目の前にいるようで、とても分かりやすかったです。

この動画を見て、子どもと「この講師がいいな」といった具合に、話し合って選択することが可能なのが良いと思います。

今回は、フィリピンの女性の若い講師を選択しました。

プロフィールでは、前向きな明るい性格ということをうたっていました。

リップルキッズパークの無料体験、受講開始!

そして、いよいよ受講開始です。

兄弟でまだ誰も受けたことがないオンライン英会話は、まじめでシャイな次男にとって半ば半強制的だったので、緊張した面持ちでした。

「Hello!」からはじまり、講師の簡単な自己紹介が始まりました。

始まったとたん…、来ました!野次馬たちが…。

長男がいないから完璧な環境だと思っていましたが、三男と長女までが物珍しそうに寄ってきて、講師に向かって日本語や英語で話しかけます。そんな子どもたちや、ひたすらシャイな次男にも講師は終始にこやかに対応してくださりました。

三男は、ついに今日は自分の出番ではないと感じたのか、終盤はソファーからわたしたちの様子を見ていました。

そんな中、「名前の言い方」「歳の伝え方」「色の種類」「形」「数字」「アルファベット」を講師は、サクサクとにこやかに伝えてくれます。次男が答えると、「Good job!」とか「Very well!」などと、一言ずつ褒めてくださり、照れながらもうれしそうにしていました。

一つ残念だったのは、ネット回線がわるかったのか、Skypeの音と映像が合わなかったり、画像が飛んでしまったりして、わかりづらかったところでした。

あと、スピーカーを子どもたち全員が聞けるように、もっと音量をより上げられるものを用意したいと思いました。

次男は、長女に「こういうのよ!」と横から茶々を入れられながらも、恥ずかしがり屋ながらに果敢に挑んだと思います。次回は、そんな横で茶々を入れていた長女(小学4年生)にご参加いただきたいと思います。

受講後は、講師が書いた「レッスンレビュー」のレポートが届き、「指示をたくさん出さなくても、すぐに理解出来て、素晴らしいと思いました。長四角や正方形といった形の復習をしっかりしておいてください。受講してくれてありがとう。またお会いしましょう!」という細やかな内容の振り返りをいただきました。

これを訳して伝えると、ほんのり嬉しそうな顔をしていました。

リップルキッズパークの公式サイトはコチラ

リップルキッズパークの無料体験を受けてみた総合的な感想

今回、リップルキッズパークの無料体験第一回目のレッスンを受けてみて感じたことは、初回の先生が、フィリピン人の先生でよかったなということです。わたしの知り合いにも何人かフィリピン人の知人がいますが、皆さん温厚でやさしい人が多いという印象で、先生も半ば予想して通りの方でした。

積極的に褒めてくれる姿勢がよく伝わり、周りの”野次馬”にも「一緒に参加して」と、名前も聞いてくれ覚えてくれました。

アカウントが「本人でないとダメ!」というオンライン英会話が多い中、リップルキッズパークの特徴は、「みんなでアカウントを共有してもいい!」とうたっているだけあって、そこのあたりは柔軟な対応がうれしかったです。

 

次男のレッスンレビュー ※リップルキッズパークより

また、レッスンレビューも、具体的で、どこを復習したらいいかということも丁寧に伝えてくれていたので、レッスン後、その日のうちにもう一度、親子で復習ができるとより子どもの英語力を引き出すことができるのではないかと思います。

次男の横で、「わたしも受けたい!」と思えたので、「生徒名」に親も加えて、共有しあいたいと思います。親が受けている姿勢を見て、子どもに刺激を与えることができるという利点があるからです。(本当は、ただわたしが受講したいだけなのかもしれませんが…)

次回は三男による2回目の無料体験受講をお伝えしたいと思います。

 

関連ページ

1.リップルキッズパークにかかる月謝や初期費用をご紹介!

2.リップルキッズパークの「通常コース」徹底解説!

3.子どものための「英検(実用英語技能検定)」の二次試験対策はリップルキッズパークにお任せ!

4.リップルキッズパークの「リップル英検」で子どもの英語力アップ!

5.子ども向けオンライン英会話・無料体験談~リップルキッズパーク編~第1話

6.子ども向けオンライン英会話・無料体験~リップルキッズパーク~第2話

留学中や海外移住してすぐの子どもにとって、オンライン英会話が活躍する

今や、海外にいる日本の小・中学生は7万人近くいるといわれています。さらに、乳幼児を入れると相当数の日本の子どもが海外で生活しています。

ちなみに、アジア諸国に赴任の場合は、約60%の小中学生が、日本人学校に通っていて、欧米諸国では日本人学校に通っているのは20%以下です。その他の子どもたちは、現地校やインターナショナルスクールに通っています。

英語圏もしくは、ヨーロッパに滞在した場合は、現地校や現地のインターナショナルスクールに通わせるケースが多いです。これは、その国の言語を習得させたいかどうかという親の影響といえます。

短期から5年までの中期滞在の場合は、日本人学校に入学するケースが多い

子どものために、どの学校に入れるかは、家族の考え方や、海外赴任であれば滞在年数によって各家庭の状況などで選択されます。学校は大きく「日本人学校(補習校)」「インターナショナルスクール」「現地校」の3つに分けられます。

もし海外駐在員で1年から5年ほど海外で生活をするのと、10年以上も海外で生活するのとでは、子どもの学校選択が変わってくると思います。基本的には海外駐在員として、数年で日本に帰ってくることを念頭に置いて、学校を選択する必要があります。

永住するならともかく(永住するとなると今度は日本語教育の重要性が課題になってきます)、英語が話せるようになるからというイメージだけで、現地校やインターナショナルスクールに入れてしまうと、後々子どもが困ってしまいます。

なぜなら、数年だけ英語圏で生活するとなると、生活をするレベル(聞く・話す)の言語は身についても、学習するための言語(読解力)までは、身についていないというケースがあり、日本に帰ってくると、逆に日本で受けるべき教育の部分が抜けているので日本での学習に困難が生じてしまうのです。

短期から中期滞在予定だが、現地校やインターナショナルスクールに通わせる場合

それでも、数年間だけの海外駐在員の子どもが海外で現地校やインターナショナルスクールに入学するのなら、事前の準備と事後の英語力を維持するための努力が必要になります。

もちろん、現地で英語の授業についていくための努力は必須です。

しかし、それよりも、事前事後の英語学習の準備や継続の努力が大切だとわたしは思っています。これは、子どもの努力というよりは、親の努力だと思います。

子どもが留学して早々や、移住してまだ日がたっていないとき、親としてとにかく心配なのが、「子どもが学校になじめるかどうか」ということです。

幼稚園や小学校低学年の時に海外に住み始めるならともかく、小学校高学年以上になってくると、いろいろな壁を感じてしまい、親子ともども悩んでしまいます。

また、短期で日本人学校に通うのであれば問題はないのかもしれませんが、長期的に滞在するとか、近くに日本人学校がなく現地の学校に転入学するということがあれば、なおさら大変さを感じるかもしれません。

実際に、わたしの知人の勤める会社では、子どもが現地になじめなかったため、海外出張を断念、もしくは旦那さんの海外単身赴任に切り替えたという家族が何組もいると聞いています。

子どもにとっては「現地になじめる」かどうかということが海外で生活し続けるために最も重要なことです。

現地になじむことで最も注目したいのが、「学校になじめる」かどうかということです。子どもにとって学校になじめないと、すべてが苦しくなってしまいます。今回は、特に現地校やインターナショナルスクールに通う子どもを中心に、一日も早く学校になじめるようにするためには、どのような手助けが必要なのか考えてみたいと思います。

「学校になじめない」とは

ここでいう「学校になじめない」とはどういうことかというと、人によって違いはあるものの「文化の違い:日本の教育で慣れてきたため、その違いにカルチャーショックを受ける」「感覚の違い:見た目が日本人とは違う」「言語の違い:何を話しているのかわからない」などといった、これまで自分が体験してきた様々なことに対して「違いがある」「全く新しい経験である」「理解するのに時間がかかる」「受け入れるのに時間が必要である」などといったことで、生活に支障が出てしまうということを言います。

こういったいろいろなものを現地の生活に合わせていく必要がありますが、なんと言っても、「言語」はその中でも重要度が高く、言語ができるようになれば、いち早くなじめるようになります。

実際に、わたしの勤めていたカナダの小学校では、4年生の2学期より日本人から移民してきた男の子がいましたが、初めはすべてのものが目新しく不安を覚え、学校で涙ぐんでいる姿を見ました。

カナダの公立小学校は日本と同じで、学校では一斉授業で勉強をする機会が多くあります。そして、大半のクラスは、30人ぐらいの子どもたちを一人の先生がみています。

ここで想像してみてください。4年生ともなると、大人が話すような難しい単語は使わないものの、日本人でももう立派に話し合いができる日本語力を持っています。

彼はそこに一人で飛び込んできたので、相当なプレッシャーがあったと思います。

授業は、一人の先生が前でペラペラと英語で話し、子どもたちも同じように、ペラペラと英語で返す…。もちろんこの日本人の男の子には、英語の補習授業が用意されていますが、とても一週間に数時間では、英語の習得ができません。担任の先生に質問しようにも、できない状態がしばらく続いたと思います。そんな彼を少しの間サポートさせていただきました。

しかし、少しずつわたしの手から離れ、自分で挑戦したいという気持ちが芽生え、授業でも積極的に質問できるようになっていく姿が、とても頼もしく思えました。

彼もまた、ESL(English as a second language)での英語の補助授業を受け、カナダの生活にも慣れ、少しずつ自信をつけていったのだと思います。

そんな中、彼のお家での様子をご両親に聞くと、家でも英語の本を少しずつ読む習慣づけをするようになったということでした。生活に慣れようとすると同時に、自分でもはやく英語を身につけられるように努力していた、その姿に感銘を受けました。

あれから15年以上がたちますが、海外移住も視野に入れている我が家は、もし、あの日本人の男の子のように、ガラリと環境が変わって、海外生活となった場合、特に「言語」の問題をどのように克服できるだろうか…と考えることがあります。

「もし今、海外生活がはじまったら、子どもが困らないようにするためにどのようなことができるだろうか?」

その当時は、無料インターネットテレビ電話はかろうじてありましたが、回線状態が悪く、途中で音声や画像が途切れていました。

しかし、今ではインターネット環境が当たり前になり、インターネットを生かしたオンライン無料テレビ電話も充実しています。もし両親ともども日本人で、英語圏に海外移住して、自分の子どもにいち早く英語力をアップさせられるために何をしてあげられるかと考えると、英語で楽しめる動画を見せたり、オンラインで英会話を受けさせたりしたいと思います。

なぜなら、安い料金でESLの機会を増やしてあげられるからです。

まずはざっくりとした目標を立てよう

日本のオンライン英会話教室に海外からも申し込みが簡単にできます。そして、オンライン英会話は、人によって英語を学ぶ目的が違うため、その目的にあったレッスンを自分たちでマネージメントできます。

例えば、マネージメントをする際、おすすめなのが、「目標を立てる」ということです。

今回は、子どもが早く海外で学校生活になじめるようにするため、海外行く前に、もしくは現地でどのような目標を立てたらよいのでしょうか?

目標は子ども一緒に考えるのがいいと思いますが、ただでさえ初めての地にきて、初めてのことだらけを経験している状態でしたら、「こうしなければならない!」と根を詰めるのではなく、ゆったりとした気持ちで何気なく「どうしたいか」ということを一緒に話をしてもいいと思います。

考え方としては、

  • ゆったり目標
  • 身近な目標

を立てるということです。

  • ゆったり目標とは

これは、数年かけて達成する、ゆったりとした目標になります。英語を使いこなせることで、どのようにしたいか(してほしいか)ということです。小学校高学年ぐらいの子であれば、こういった話し合いもできるかもしれません。

「英語でたくさんお話ができるようになるといいな」

「日本語と英語を両方使えるようになるといいな」

「英語の本もたくさん読めるようになるといいな」

「友達とサマーキャンプにでかけたいな」など、「こうなりたいな」「こういうことができるといいな」という目標です。

  • 身近な目標とは

これは、ゆったり目標を達成するためには日々どのようなことをしていったら、それができるようになるかな?というものです。

「まずは数が数えるようになりたいな」

「どうぶつ園の動物を英語で書けるようになるといいな」

「ショッピングセンターに行くためにバスの乗り方をきけるようになりたいな」

「お友達と簡単なお話ができるようになるといいな」など、これは日本にいても同じように「やれるといいな」「やってみたいな」という小さな目標の積み重ねだと思います。

そして、もしその小さな目標が達成できた時は手放しで喜んで、褒めてあげてください。

一番勘違いされることは、海外いるからといって英語が話せるようになるのが当たり前ではありません。

子どもの場合は、親の事情で海外で生活をするケースが大半なので、あくまでも子どもの意思を最大限に尊重する必要があります。

学びやすさ=なじみやすさ

今では、わたしが海外生活をしていたころには考えられなかった、技術が発達し、サービスも充実しています。海外にいてもいなくても、海外にいるさながらの体験ができるので、本当に現代の子どもたちがうらやましいと思いました。

そして、海外にいたとしても逆に自分たちが学びやすい方法を選択できるのです。

冒頭にもお伝えしたように、「学校でなじめない」とは、「文化の違い:日本の教育で慣れてきたため、その違いにカルチャーショックを受ける」「感覚の違い:見た目が日本人とは違う」「言語の違い:何を話しているのかわからない」というものでした。その中でも「言語の違い」は現地の学校や生活になじむのに最も重要な課題です。

わたしがカナダにいたとき、日本人のわたしは正直、アジア人の友達が多くいました。マレーシア、フィリピン、韓国、台湾、中国といった人たちでした。なんとなくですが、文化が似通っているためか、話が分かりあったり、食文化が合ったりしていました。そういう細やかなところに安心感が持てたのだと思います。ホームステイをやめて、貸し部屋に住んでいたときもフィリピン人夫婦の家の部屋を借りていました。

オンライン英会話はフィリピンの講師が多くいます。メリットは、なじみやすく文化の似通った講師と話ができる、ということと、低コストであるということです。

海外で生活をするのは誰でも最初は不安があります。中でも、子どもたちは大人よりも、その国の社会的・文化的影響を多く受けます。

また、日本の文化や社会をしっかりと学び、日本人であるということに誇りを持つことも大切だと思います。そのために、自分の国、文化や社会などについて英語で説明できるような練習をしておくこともおすすめです。

「言語の違い」に対する不安や恐怖を一日も早く取り除いてあげたいし、親自身も自分たちの言語に対する不安や恐怖を取り除きたいと思うものです。しかし、本当に幸運なことに、現代の世界はインターネットの普及があり、昔よりもよりなじみやすい環境を整えてあげることができ、英語がより学びやすくなりました。そういったものをフルに活用することで、そういった不安や恐怖を早く取り除くことができるのだと思います。

子どもたちが、そして家族全員が一日でも早く現地の生活になじめるようになることを応援しています。

PAGE TOP