子どもが英語教室に通っていても、オンライン英会話を受けていても、続けてほしいことがあります。
それは家庭の英語環境を整え、毎日、英語に触れる機会を作ってほしいということです。
英語習得にはインプットとアウトプットのバランスがとても大切です。
特に幼少期は「英語耳」を育てることが簡単ですので、二度とないこのチャンスを逃さないようにしたいものです。それには、家庭で「英語環境」をしっかり整え、「英語耳」を作る環境を作る必要があります。
ところが…「え?家で英語教育ってむずかしいそう。」「英語が話せないから子どもに英語を教えるなんて無理!」という声が聞こえてきそうです。
大丈夫です。それを解決してくれるのが、「子ども向け英語教材」なのです。
年齢に合っていて子どもが楽しめる教材をきちんと選べば、高額な教材を買う必要はありませんし、子どもが続けられないということもありません。
幼少期に大切な「聞く」つまり「耳」に働きかけてくれる教材が本当に素晴らしいものがたくさんあります。
しかしどのようにしたら数多くの中から失敗することなく子どもにぴったりの教材を選ぶことができるのでしょうか。
まずは、年齢ごとの英語教材を知ることです。そして、我が子に教材があっているのか(つまり「楽しんでいて続けられるか」)がとても大切です。
多くの英語教材を販売する会社は「うちの教材は悪いところがない!」「うちの子ども向け教材は他とはこんなところが違っていいよ!」などといううたい文句でアピールします。
確かにその通りです!
何も考えずに開発が行わている教材はないと思いますし、「聞く」「話す」「読む」「遊ぶ」などといった「英語をバランスよく楽しく学ぶ」ことができる教材ばかりだと思います。
ただ、大切なのはその数々の教材が「我が子に合っているか」「続けられるか」ということです。
今回は、優良教材をまずは年齢別に厳選しました。
しかし、子どもが英語教材を1、2回使ってみただけで絶対にわかりません。好奇心旺盛なので、いろいろな教材を試す必要があります。
そこで、まずはサンプルを取り寄せ、子どもの反応を見てください。(郵送ではなく、オンライン上でサンプルを試せるものもあります。)
サンプルというのは、英語教材セットの中でも特に開発者が力を入れているところや一般的にみんなが楽しめる内容を凝縮しています。逆に、何も考えずにサンプルも試さずにいきなり申し込みをするというのだけはやめたほうがいいと思います。
もしサンプルを試してみて、少しでも気になるなら、返金サポート保証を確認してください。
きちんと確認すれば、中には8日までクーリングオフがつかえるものもありますし、長いものだと60日間も返金対応をしてくれるものもあります。また、月々送られてくる教材もあるので、いらなくなったら連絡すれば途中解約ができるものもあります。
まずはサンプルでじっくりと試した後に、返金や返品などの方法をしっかり確認したうえで、子どもの性格や興味に沿った教材を探っていってほしいと思います。
それは一見面倒に思えますが、実際に試してみるということは一番英語環境を整えるうえで近道で、しかもローコスト(お金をかけない!)ということにつながるのです。
それでは年齢別に、英語教材をご紹介していきたいと思います。
目次
【教材の使い方】
家事で忙しい人、子育てで忙しい人、仕事でなかなか時間が取れない人、それぞれ忙しい理由はあるかとは思いますが、ぜひ子どもと一緒に1日10分でも15分でもいいので、同じ時間を共有できるとよいと思います。
以下の2教材は、0歳から2歳の子どもに適していて、良質な内容なので、聞き流すことから簡単に始められるものです。もちろん返金にも対応している教材もありますので、まずはサンプルを取り寄せて、子どもの反応を見ることから始めてみてください。
徐々にアウトプットが増えてくる時期にこれば、オンライン英会話や子ども英語教室と連動して英語環境を整えていくといいと思います。
しかし、CDを聞き流すだけでもいいので、毎日の英語の学習は絶対に続けてください。
【赤ちゃん 0歳~3歳からはじめたい英語教材】
英語を聞き取ったりネイティブの発音を習得したりできるのは「耳」が大切です。言語はまず聞き取れないと話すことができないからです。
そんな「英語耳」を習得する黄金期が0歳~2歳といわれています。
この時期にできることは、まずは英語をひたすら聞き流すことです。興味を持つようになれば絵本や玩具と一緒にCDを聞いたり、DVDを視聴したりしていくとよいと思います。
できれば親御さんと一緒にリラックスした状態で楽しんでほしいと思います。特に、親が興味を持ったものは子どもも興味を持つので、隣で英語の歌を口ずさんだり、英文をまねしていってみたり、発音は構わないので一緒に楽しんでください。
①アルク「エンジェルコース」
アルクの「エンジェルコース」は赤ちゃんがおなかにいるときから使える英語教材です。お母さんも赤ちゃんもリラックスして取り組めるモーツアルトの曲を取り入れています。
教材名 | アルク「エンジェルコース」 |
対象年齢 | 胎児~3歳ごろ |
教材の内容 |
●CD12枚(各約30分) |
価格 | 29,000円(税抜き)、送料無料 |
おためし&案内 |
・オンラインでおためしはコチラ |
②こどもちゃれんじEnglish「ぷち」「ぽけっと」
おなじみのしまじろうが英語の楽しさを伝えてくれる英語教材です。12か月、6か月とまとめて申し込んでも途中解約できるのがありがたいです。
身近な英語をおなじみのキャラクターと一緒に楽しんで習得するのにはぴったりの教材です。タッチペンやぬいぐるみなどの玩具も充実しています。
教材名 | こどもちゃれんじEnglish「ぷち」「ぽけっと」 |
対象年齢 | 1歳~3歳ごろ |
教材の内容 | コースによって、DVD、玩具、CD、絵本など |
価格 | こどもちゃれんじ会員特別価格で2,933円(税込)~ |
おためし&案内 |
・おためしDVDがもらえる |
【幼児 3歳から6歳ごろまでにはじめたい教材】
幼児期になると、自分で遊び始めたり人とかかわって遊ぶのを好みます。遊びながら英語に触れる機会を作ると、英語を続けられると思います。
兄弟で、親子で、英語教材を見たり聞いたり、遊びながら「英語耳」を作ることができる時期です。子どもが興味を持ったものは繰り返し行いたい時期で、どんどん吸収していきます。
是非、何気ない時間にもCDの聞き流しを行ったり、おもちゃ箱に英語で遊べる玩具を忍ばせておいて、英語に触れる環境を作ってください。
①七田式「7+BILINGUAL」
右脳教育で有名な七田式の英語教材です。右脳教育については、子どもを持つ親としては、どこかで聞いたことがある人もいるかもしれません。
脳には右と左があり、右脳は感性脳・イメージ脳、左脳は言語能・論理脳といわれています。
両方の脳をバランスよく使うことで驚くほどの力を発揮するので、その本来の右脳の天才的な力も生かせるように作られた英語教材が「7+BILINGUAL」です。
人間本来の能力を機能を引き出したり、十分に生かしたりしながら学べるのがこの「7+BILINGUAL」です。35日間で英語が話せるようにしようというコンセプトで教材研究がされています。
教材名 | 7+BILINGUAL |
対象年齢 | 3歳~12歳 |
教材の内容 | ●使い方マニュアル ●イラスト集 ●英文テキスト集 ●音声ペン 特典:ぬりえ、EnglishCD |
価格 | 29,800円(税抜き) |
案内 | サンプルCD,サンプル冊子が無料でもらえる |
②こどもちゃれんじEnglish「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」
中学校で触れる英単語は1200語、こどもちゃれんじEnglishで触れる英単語は1870語!遊びを通してインプットからアウトプットに!
小学校入学までの5年間で将来にわたって英語を学ぶ原動力となる「英語が大好き!」という気持ちを育て、「英語でコミュニケーションする力」の土台を育てるという考え方をモットーに作り上げてきた教材です。
幼児向けにはこどもちゃれんじEnglish「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」の3種類があります。
教材名 | こどもちゃれんじEnglish「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」 |
対象年齢 | 4歳~6歳ごろ |
教材の内容 | コースによって、DVD、玩具、CD、絵本など |
価格 | こどもちゃれんじ会員特別価格で3,476円(税込)~ |
おためし&案内 |
・おためしDVDがもらえる |
【小学生 6歳から12歳ごろからはじめたい英語教材】
①スマイルゼミ
英語と日本語をバランスよく身に着けるのに最適!
幼児・小学校タブレット通信教育2年連続No.1のすまいるぜみ、スマイルゼミです。最近よくテレビでCMを見ますよね。
2年連続で1位なのは、英語のみならずいろいろなコンテンツが総合で1位なのですが、実は英語コンテンツに限定した場合でも「子ども英語教材の保護者満足度No.1」となっています。つまり、英語教育にとくに特化していると言えます。
教材名 | すまいるぜみ、スマイルゼミ |
対象年齢 | 幼児~中学生 |
教材の内容 | タブレット |
価格 | ●標準コース2980円~、スマイルゼミ英語プレミアム(月額680円~)、英検対策(月額2980円~) ●専用タブレット代 9,980円 |
案内 | 「入会のご案内」冊子プレゼント |
②ハッピーイングリッシュ
もちろんはじめはアルファベットすらわからない子もいると思いますが、日本語のナレーションもあり安心です。しかし、その「わからない」ことがミソだと思います。実はわからないからこそ「真似る」ことによる「吸収力」が子どものうちは半端ないです。
子どもだけでなく、気が付いたら一緒に学んでいた大人が英語を身につけてしまったという声もあります。
教材名 | ハッピーイングリッシュ |
対象年齢 | 5歳~12歳 |
教材の内容 | ●テキスト対応CD12枚 (4枚組×3ケース) ●復習用CD1枚 ●発音・フレーズ解説DVD1枚 ※復習用CDとDVDがセットで1ケース ●テキスト3冊 (各96P×3冊=288P) |
価格 | 29,800円(税抜き) |
案内 | 14日間全額返金保証付き |
【まとめ】
以上のように子ども向け英語教材を紹介してきました。
英語が話せるようになるためには、幼少期から「英語環境」を整え、継続することが大切です。そうすることで聞くための「英語耳」を育てることができ、聞けるということは話せることにつながります。
特に幼少期はインプットをして聞く力を育てるのに絶好の時期です。BGMのつもりで流すだけでもいいです。とにかく続けてください。
子どもたちは英語を聞いても、何を言っているのか意味が分からないかもしれませんが、繰り返し聞くことで、絶対に耳に残ります。
意味が分かるのは後になってからでも構いません。とにかく、流し続けましょう。
毎日続けるためには、やはり子どもの特性に合った選びが大切です。数ある子ども向け英語教材の中で、ぜひ子どもにぴったりの教材をいろいろ試しながら見つけていただきたいと思います。
また、膨大にインプットして英語耳を育てながら、アウトプットをバランスよく行っていくことが大切です。
インプットをアウトプットをバランスよく行うためには、毎日の家で「英語教材」を使いインプットを行い、同時にもし必要になってこれば「オンライン英会話」や「英語教室」をうまく組み合わせてアウトプットを行っていくことをおすすめします。
今しかできない子どもの能力を最大級に引き出してください。
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