※写真:「フィリピン講師」レアジョブサイトより
今回はレアジョブの講師について徹底解明していきたいと思います。
そもそもオンライン英会話は、目の前に講師がいるわけではないので、どんな国のどのような人が講師として教えてくれるのかわからないので不安に思うと思います。
せっかく「オンライン英会話」を子どもに受けさせてもいいな…と思っていても、肝心のどのような「講師」つまり「先生」がそこにいるのか、はたして子どもが楽しくレッスンを受けられるのかなど、親としては見えない相手だからこそ気がかりなことがたくさんあります。
まず、レアジョブの講師の採用でこだわっている特徴や、指導方法は以下のようにうたっています。
「マンツーマン指導」
「ノンネイティブスピーカーとして世界一位の英語力を持つフィリピン人講師」
「採用率わずか1%の厳しい審査をくぐりぬけた講師陣」
このようになっています。
ざっくり見ると、「講師は全員フィリピン人で、個人レッスンを行っている。」また「1%という難関をくぐりぬけて採用された講師が教えてくれる。」ということがわかります。
ここで出てくる新たな疑問は「フィリピン人の講師って、大丈夫?」ということではないでしょうか。
今回は、このレアジョブがうたっている一つひとつの項目について知ることによって、子ども向けオンライン英会話の講師について、すこしでも不安がぬぐえるように、じっくり解明して行きたいと思います。
目次
マンツーマン指導
講師の話をする前に、レアジョブの「マンツーマン指導」の話をしたいと思います。レアジョブはアカウントを必ず一人ひとつずつ作らなければなりません。アカウントを作るとは、レアジョブのサービスを受けるための「会員登録」をするということです。つまり、小さな子どもも、兄弟でも、一人ひとりそれぞれの「会員登録」が必要です。
アカウントと講師の関係性
オンライン英会話は会員登録する必要があります。その時に、アカウントを作成する必要があります。アカウントとは、web上でサービスを受ける権利のようなものです。
なぜ一人ずつアカウントを作成しないといけないのでしょうか。はっきり言って面倒くさいですよね。
レアジョブで一人ひとつずつアカウントを作成する理由は、「講師が1人ひとりのレッスンに重きを置いたレッスンを行うために必要」だからです。これは「個人個人を大切にしたレッスンを重視している」つまい「マンツーマンレッスン」を最重要としている表れだと思います。
他社のオンライン英会話では、アカウントを共有できるところもあり、「家族で」とか「友達と」とレッスンを受けられるところもあります。
しかし、これはアカウントを共有でき、一人ひとりのアカウントを作る必要がないという意味で、めんどうくさくありません。アカウントを共有というのは、メリットだと思います。一方、デメリットはアカウントを共有し、レッスンを個人でなく誰かと共有するというのは「講師がいったい誰に重きをおいて指導してくれるのだろう…」という点です。
講師側とすれば「どちらの子を中心にレッスンを展開すればいいのだろう…」と多少なりともやりにくいのではないかと思います。
わたしもオンラインではないですが、英語教室を開いて子どもに指導していましたが、全体への教え方と、個人へじっくりと教えるとでは、こちらの視点や姿勢も違います。
子ども向けオンライン英会話では、せっかく個人レッスンを受けられるのですから、1人ひとりのアカウントを作ることで、じっくりと個人レッスンが受けられるイメージがあります。
ちなみに我が家も兄弟で受けさせたことがありますが、照れもあるのか二人でふざけあってしまい、授業が中断(というより、講師が一生懸命子どもたちの言葉に反応して大変そう)してしまうことがありました。講師もかなり困った顔をしていました。
講師としても、「個人レッスン」の方が指導をしやすいし、深みのあるレッスンができるのではないかと思います。
ノンネイティブスピーカーとして世界一位の英語力を持つフィリピン人講師
わたしがカナダにボランティアで1年間滞在していたころ、初めはホームステイをしていました。
しかし、食事もホームステイの料金に含まれていたため、かなりの額を毎月納めなければなりませんでした。
そこで、部屋のみを貸してくれるお家を探すことにしました。カナダではよくある滞在の仕方です。
そして見つけたのは、なんとホームステイしていた時の半額以下の部屋でした。
キッチン・トイレ・バス・洗面所、リビングは3人で共有ですが、1人ひとりの部屋があります。
そして今となれば、たまたまなのですが、そのお家はカナダ系フィリピン人のご家庭でした。そのお宅に滞在している間、彼らはとても温かく迎え入れてくれ、家族で行うBBQに誘ってくれたり、クリスチャンが多いので教会に連れて行ってくれたり、また、ガソリン代だけでお隣のアメリカ・シアトルまで運転してくれ「イチロー観戦ツアー」を開いたりしてくれました。
正直日本にいるときは、フィリピン人のイメージはよくありませんでした。「日本で安い給料で、飲み屋さんで働いている人たち」という勝手なイメージを持っていたからです。(偏見ですよね…)
しかし、フィリピンの人々はまじめで、やさしくて、かつ陽気な人種なんだと、そのカナダのご家庭の部屋を借りて初めて知りました。
かなり話がそれてしまいましたが、そんな勤勉だけどやさしい講師が多いので、安心して子どもにフィリピン人が講師を務めるオンライン英会話を受けさせることができると思います。英語の環境が初めての子どもにとっては、逆にレッスンを受けやすいと思います。
しかし、心配なのは発音だと思います。
確かにご年配のフィリピン人は、発音が悪いです。実際に、アメリカまで運転してくれたマークは、とてもクセの強い英語を話していました。
クセの強い原因は、スペイン領土だった時にスペイン語の影響を強く受けたタガログ語がその邪魔をしているのだと思います。
ただ、マークの息子を筆頭に、若者層はいまや発音もきれいで、ノンネイティブスピーカーとして世界一位の英語力をもつフィリピンですので、心配はありません。
我が家もオンラインでレッスンを受けていて「クセ」の強い講師に当たったことはありません。
採用率わずか1%の厳しい審査をくぐりぬけた講師陣
次に「1%の採用率」についてです。
レアジョブの講師は、英語力・レッスンスキルだけではなく、通信状況、人柄など、レッスンを提供するための講師の適性・環境を細かくチェックしています。
多岐にわたるトレーニング
レッスンの進め方やSkypeの使い方など、トレーニングで講師を育成しています。そのトレーニングを終了した講師のみがレッスンの提供を始めることができます。
講師になる資格として、英語を第二言語として習得するための教授法であるTESOLの修了者や、日本人の英語習得の専門家がトレーニングを監修しており、第二言語習得の理論や日本人の英語学習経験に基づいた講師育成を行なっています。
TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages; 英語を母国語としない人のための教授法)は、英語を母国語としない人に対する英語教授法の研究・指導がテーマになっていて、言語習得の臨界期を迎える10歳前後からの英語取得方法が変化してくるので、英語教育を提供するのであれば大人へのアプローチができるのに必要な資格だと思います。
私もカナダでTESOLの資格を習得しましたが、講師としてとにかく生徒がいかに話したいことや、話す内容を引き出していくかということがテーマでした。「話す=表現する」ことの手助けをいかにできるかということが大切になってきます。
このTESOLという資格を重視しているところは、大人と同じ方法で学ぶ脳になっていく臨界期の子どもにとっても必要な教え方だといえるので、とてもいい視点で採用しているのだと思います。
そして、会員登録すれば、無料レッスンでも講師を指名できるので、「女性の講師がいいか男性の講師がいいか」とか「優しそうな講師か」など、子どもと一緒に「指名」することができます。
ただ人気の講師は早めに予約をする必要があります。
フィリピンにあるオフィスで品質の徹底管理がされています。
フィリピンオフィスでは日本人スタッフが常駐しており、専門トレーナーによるトレーニングや、レッスンへの姿勢の完備、品質の維持に努めています。
そして、そんなレアジョブは、多くの企業に導入されています。インターネットの普及でさらに国際化が進み、企業内の公用語が英語の大手企業もいくつか出てきました。その大手企業とは、例えば、LINE、YAHOO、三井住友銀行など1,700社もの企業に取り入れられています。
企業は、日本規模では太刀打ちできなくなってきているため、社員たちの研修のために、こういったオンライン英会話というものが活用されているのです。
このように、厳しい審査をくぐりぬけ、英語力、発音ともに問題がなく、また優しくて明るいフィリピン人講師たち。
さらにオンライン英会話は、通学型の英会話と全然違って、少ない出費で受けさせることができます。また、通学する時間も省け、こちらの都合に合わせたスタイルで受講することができます。
そしてレアジョブは管理もしっかりされているので、安心してレッスンを受けさせられることができます。
以上のように、そもそもオンライン英会話は、目の前に講師がいるわけではないことでの不安少しでも和らいだでしょうか。
せっかく「オンライン英会話」を子どもに受けさせてもいいな…と思っていても、肝心のどのような「講師」つまり「先生」がそこにいるのか、はたして子どもが楽しくレッスンを受けられるのかなど、親としては見えない相手だからこそ気がかりなことがたくさんあります。
レアジョブは「マンツーマン指導」「ノンネイティブスピーカーとして世界一位の英語力を持つフィリピン人講師」「採用率わずか1%の厳しい審査をくぐりぬけた講師陣」をモットーにこだわっていて、安心してレッスンを受けさせることができるということが分かったのではないでしょうか。
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