リップルキッズパーク徹底解明!~教材はどんなものをつかう?~

リップルキッズパーク徹底解明!~教材はどんなものをつかう?~

オンライン英会話の醍醐味は、レッスン費用の安さだけではなく、教材費の安さにもあります。

普通、通学型の英会話教室だと、年間何万という教材費を払わないといけません。しかも教材費にプラス運営費や管理費を請求するところもあります。

しかし、通学型の英会話教室と違って、多くのオンライン英会話は教材費を高く売りつけることはしませんし、運営費や管理費のようなものを取るところはほぼないです。

リップスキッズキッズパークは教材費は無料と市販のものを選択できます。そして、運営費や管理費などの費用も掛かりません。

リップルキッズパークには大きく分けて、3つのコースがあります。

「通常コース」「リップル英検コース」の2つのコースと、「実用英語技能検定の二次対策」があります。

そしてそれぞれのコースに市販の教材もあるのですがオリジナルの教材があります。「通常コース」「リップル英検コース」そして「実用英語技能検定の二次対策」のそれぞれで使われているテキストについて、見ていきたいと思います。

気になるそれぞれの教材ですが、市販教材以外はどれもタダです。

タダって、オンラインなのにどうやってタダで手に入れることができるのでしょうか?そして、「タダより怖いものはない」と言いますが、内容は大丈夫なのでしょうか?

また、一般的な英会話教室では何万もかかる教材ですが、オンライン英会話の有料教材は一体いくらぐらいのものを用意する必要があるのでしょうか?

それでは、リップルキッズパークで使われている種類や内容について徹底解明していきたいと思います。

リップルキッズパークの公式サイトはコチラ

目次

「通常コース」テキストの種類と内容

「通常コース」は「市販の教材」と、リップルキッズパークの「オリジナルテキスト」の2つが基本の教材で併用したレッスンが行われます。

リップルキッズパークで使用されている「市販の教材」はインプットとアウトプットとのバランスがいいため、世界で多くの子どもたちに長年使われていて評判のいい教材です。

そしてさらにリップルキッズパークの「オリジナルテキスト」は、「話す」ことや「自分の考えていることを相手に伝える」ということなど「アウトプット」をさらに重視した無料のテキストで、「市販の教材」の良さを十分に発揮しつつアウトプットをより強化するために構成されています。

また、リップルキッズパーク「通常コース」では9段階のレベル判定を使用しており、そのレベル分けによって子どものレベルを知り、テキストを選択することになります。

ここで実際に質問をしてみました。
選定や制作に力を注いでいる「テキスト」の種類や内容、レベルなどを知りたかったので、リップルキッズパークに直接電話して、聞き取り調査をしました。

質問:リップルキッズパークさんが使用する市販教材はいくつかあるようですが、子ども対象の市販教材はどのようなものがありますか?

リップルキッズパークさん:子ども向けテキストの種類は主にリップルキッズパークオリジナルテキストや市販の「LET’S GO」を使います。「LET`S GO」は6冊あり、レベルが徐々に高くなっていきます。これだけでもかなりの量があります。「LET`S GO」を終えたら「International English」というテキストもあります。

また、英語の発音を強化したいお子様には「LET’S GO Phonics(レッツゴーフォニックス)」という英語の音を学ぶことに特化したテキストもあり、「フォニックスを学びたい」というお子さまには最適です。

学びたい内容を講師に伝えていただければ、その要望に沿ったレッスンを受けることができます。

質問:それでもテキストをやり終えたらどうなりますか?(笑)

リップルキッズパーク:大人向けの市販テキスト「SIDE by SIDE」というテキストがあります。これは大人用では定番のテキストですが、レベルの高い子どもも使用できますし、そのほか、大人用のオリジナルテキストも多数あるので、お子様の興味がある内容をそこから自由に選択して受講していただきます。

という回答でした。

そして、さらにレベルが上がると時事ニュースなどからフリートークやディベートなどが行われています。

ここまでくると大人顔負けの内容で、なんとも果てしなく続くレベルアップしていくものなのですね…。

「LET’S GO」シリーズとは?

では「LET`S GO」について、もっと詳しく見ていきましょう。

「通常コース」で、初心者や英語を習い始めの子どもが使うテキストで、初心者が使う教材は「LET’S GO!」というテキストです。

左は「市販の教材」の一つ「LET’S GO」シリーズです。

このテキストは、オックスフォード出版が出している、世界で英語を学ぶ子に向けたテキストです。

この教材は多くの人に親しまれていて、わたしの友人が経営する英会話教室でも使用しているのを発見しました。

英会話教室はオフライン、オンライン英会話はオンライン、そのどちらでも使用されている、みんなが使いやすいテキストといえます。みんなが使いやすいテキストというのは、先生が「教えやすく」もあるテキストだとわたしの過去の講師経験から感じています。

このテキストの具体的な内容についてお伝えする前に、このテキストの著者の中にはナント日本人著者がいることを発見しました。表紙には「R.Ritsuko」と書いてあり、表紙をめくると「Ritsuko Nakata」というお名前があります。

そこで、一体「Ritsuko Nakata」さんとはどのような人なのか、気になったので著者について調べてみました。

「LET’S GO」著者の一人:仲田利律子 氏

〈経歴〉
アメリカ生まれ・アメリカ育ち、30年以上も英語を教えたり、英語の講師を養成したりしてきた。

UCLA(カリフォニア大学ロサンゼルス校)で東洋言語学を学ぶ。

同校卒業後、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ大学院にて、外国語としての英語教授法(TEFL)を専攻。来日以来、主に児童英語教育にたずさわる。現在は、日本国内はもとよりアジア各国でも公私立学校教師、民間英語教師などへのトレーニング並びに講演活動を広く行っている。

児童英語教授法 MAT(Model, Action, Talk)メソッド考案者
BenesseこどもちゃれんじEnglish 英語監修者

著書「Let’s Go」シリーズ(オックスフォード大学出版局)は、児童英語教材として、日本のみならずアジア各国でロングベストセラー、国内外で学校教科書として採用されている。「こうして教える子どもの英語」(アプリコット)など著作多数。

〈現在〉
1980-2003 AETC(The Association of English Teachers of Children)子ども英語教師の会代表。 ボランティアとして日本の児童英語教育の発展のため、児童英語教師の有志とともに活動する。 1987-現在 IIEEC英語教師トレーニングセンター代表

と…なんだか、すごい経験豊富な英語教育者ですね。

ちなみに「MATメソッド」というのは仲田利律子さんが作った「Model, Action, Talk」を中心とした児童向けの英語レッスンメソッドです。

日本でも講座を開いているようで、流暢な英語で話しながら、英語の先生たちを指導しているようです。たまに日本語を交えた指導をしているかなりのベテラン講師のようです。

ちなみにこの「LET’S GO」シリーズは、国内外で学校教科書として採用されています。仲田さんの著書にはほかに「こうして教える子どもの英語」(アプリコット)などがあり、中国語や韓国語にも訳されているようですよ。

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「LET’S GO」シリーズの種類と内容

では、次に「LET’S GO」にはシリーズがあり、その内容を見ていきたいと思います。

「LET’S GO」シリーズは「LET’S BEGIN」をはじめとして1~6シリーズ、全7つのシリーズがあります。リップルキッズパークでは、主に1~6のテキストを使用しています。

LET’S GO 1 友達の紹介や家族について話しができる
LET’S GO 2 ほかの人がしていることについて話しができる
LET’S GO 3 ほかの人がしている仕事について話しができる
LET’S GO 4 規模や夢、過去にしたことについて話ができる
 LET’S GO 5 活動や、過去そして未来について詳しく話ができる
LET’S GO 6 今まで学んできたことを使って、世界中の人と話ができる

このテキストは、個人差はありますがシリーズ1・2を1年目、シリーズ3・4を2年目、シリーズ5・6を3年目と、1年で2冊進んでいくと、3年間ですべて終えられます。

中学校入学前に、このテキストを終えておくと、中学英語の授業はずいぶんと楽になると思います。

「LET’S GO!」テキストは書店やオンラインで購入が可能です。リップルキッズパークのサイトからも購入することができます。しかし、レッスン時に講師からテキストを提示してもらえることができるので、必ずしも購入する必要はありません。

しかし我が家では、この「LET’S GO」に関しては、子どもに一冊ずつ買い与えています。さらに、「ワークブック」もセットで購入してて、復習をするときに使わせています。

おススメの使い方は、レッスン後すぐか、次のレッスンの直前に「ワークブック」を使って復習または予習をさせることです。

テキストとワークブックのセットで、自分だけの教材ということを意識して、書いたり塗ったり切ったり貼ったりして自由に英語の世界を楽しんでほしいからです。

リップルキッズパークについて詳しくはコチラ

「通常コース」市販テキスト以外に使われているオリジナルテキスト!

また、リップルキッズパークの「通常コース」ではインプットとアウトプットをバランスよく学んでほしいという考えから、オリジナルテキストを無料で提供しています。このテキストの役目は先ほども述べたように、市販の教材以外でのアウトプットを強化するための、リップルキッズパークオリジナルの教材です。

以下がリップルキッズパークのオリジナル教材の例です。

このように「写真」「リーディング」「意見を述べる」「状況題材」といった4種類の内容の無料テキストがレベル6まで用意されています。

講師がその生徒ひとりひとりの必要に応じて判断し使用してくれるようですが、こちらから「〇レベルの〇番目のテキストを使用したい」と要望することも可能です。

積極的に自分のレッスンをカスタマイズしたいときは、要望欄にかいて直接講師に要望するのがいいと思います。

以上が「通常コース」で使用されているテキストについてでした。

「リップル英検」は完全無料のオリジナルテキストを使用!

ではリップル英検3級コースの内容についてお伝えします。

このコースの詳しい内容については、別記事「リップルキッズパークの「リップル英検」で子どもの英語ヤル気アップ!」で説明していますが、そのなかから抜粋した3級の学習内容が以下の表です。

「英語の勉強が初めて」というレベルの子どもがこの3級レベルとなります。「聞く」ことと「話す」ことを中心にしているコースです。

「聞く」 簡単な語句や文章を聞き、理解することができる。(3〜5語)

「話す」 身近にある簡単な語句を使い、コミュニケーションができる。(2〜4語)

というのが目標となります。

それでは、「リップル英検コース」のテキストについてお伝えします。

テキストは、無料のオリジナルテキストになります。

以下はリップルキッズパークの実際の例です。

●アルファベットの学習

●アルファベットの練習

●アルファベットの練習2

そして、今回であればアルファベットについて様々な角度から学んだ後に「チェックテスト」を行ってレベルアップしていくという感じです。

以上が「リップル英検コース」テキストの種類と内容でした。

リップルキッズパークについて詳しくはコチラ

「英検二次試験対策」テキストの種類と内容

「英検二次試験対策」とは、「実用英語技能検定」いわゆる今注目の「英検」のことです。逆に「リップル英検」のことではありません。

こちらもコースの目標や内容については「子どものための「英検(実用英語技能検定)」の二次試験対策はリップルキッズパークにお任せ!」のところで具体的にお伝えしています。

この「英検二次試験対策コース」のテキストについては、リップルキッズパークが準備している無料テキストや、推奨する市販テキストはありません。

テキストではなく、「問題カード」というものを先生が提示してくれます。

英検の二次面接対策ということで、「問題カード」を提示され、その問題カードに書いてあることについての質問に答えたり、プレゼンテーションをしたりしていきます。

実際には、本番では面接官より「問題カード」を手渡されますが、対策レッスンでは先生がスカイプのIM欄(チャット欄)にURLを送ってくれます。

URLをクリックするとウェブ上で「問題カード」を見ることができるという仕組みになっています。

具体的なテキストはありませんが、本番さながらのリアル感が経験できます。

これに慣れておくと、実際の英検二次試験では、心構えができるので、緊張しないまでも落ち着いて試験を受けられると思います。

我が家はまだ英検にはチャレンジしていませんが、その時が来たら、この面接の練習を使用しない手はないと思います。

以上のように、「通常コース」「リップル英検コース」の2つのコースに加えて、「実用英検二次試験面接対策」についてのテキストについてお伝えしてきました。

いずれも、「市販」のテキストに頼り切るのではなく、「市販」のテキストをうまく生かしつつ、足りないところを「オリジナル」のテキストで補っていたり、よりアウトプットの力がつけられるように工夫してあったりしているところがわかりました。

このように、リップルキッズパークはこれまでの経験やお客さんの要望から生まれた教材やシステムが多く存在するのではないかと思います。

そして、「要望欄」をうまく利用し、レッスンの受け方によっては、要望をどんどん出していって、完全に自分たちでレッスンをカスタマイズすることも可能ということも見えてきたのではないでしょうか。

子ども向けオンライン英会話に頼り切ることもできるし、積極的にオンライン英会話を「使う」ということも選択できます。そうするかどうかは、子どもの特性を見極めて判断すると良いと思います。

我が家は「要望欄」をうまく活用して講師に要望をだして、子どもたちがオンライン英会話を楽しんでいます。

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河内咲子 administrator

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